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[2009.04.06]

ヘタリア怪紀行@
〜甘き死の香りの骸骨寺〜


イタリア・ローマ
飲食禁止ってどーゆー事じゃい!?
ジェラート食わせろやボケコラッ!
階段ゴロゴロして観光客ドン引かせたろかッ!
いきなりミーハーな怒りを訴えるのやめんかッ!
てゆーか、何であたし達こんなとこまで来てんのよ、アホ猿っ!
いい加減ちゃんと目的を教えなさいよ!
・・・って、以前と同じ事言わせてんじゃないわよバカ!
お前・・・、あんま説明しなくてもとりあえず来てくれるなんて、実は結構いい奴じゃよな。
ばッ!?かっ、勘違いしないでよ!
べっ、別にアンタの事なんて何とも想ってな(ry
で、一体何なんですか?
全ての道はローマに通ず!
人間界征服という大志のロングロードを駆け抜ける為には、かつて栄華を誇ったローマ帝国の繁栄と衰退っぷりから多くを学び、良い部分はより良く生かし、悪い部分もまた、反面教師として利用すべく、フィールドワークを通して様々な・・・
つまり観光ですね、分かります。
んが?
てな訳で、今回より数回に渡って、イタリアでのレポを公開してくから覚悟したまえ。
まず訪れたのはここ、サンタ・マリア・コンチェツィオーネ教会。
ローマ市内で最も交通の激しいバルベリーニ広場から程近く、高級ブティックが並ぶヴェネト通りを少し上った右手にある。
1626年に、バルベリーニ家出身の枢機卿によって建てられたカプチン派の教会であり、地下にある修道士の納骨堂「Cripta dei cappuccini」には、約4000体にも及ぶ人骨が5つの部屋と廊下に装飾されている事から、通称「骸骨寺」と呼ばれている。
あったあった、これこれー!
木の枝の邪魔さ加減からして、間違いないわい!
随分と街のど真ん中に建ってるんですね。
お洒落な通りには似つかわしくないですな。
どうせならブランド物の服や鞄を見て周りたいもんだわ、まったく。
さっさと入っちゃいましょ。
石段を登ると、聖堂への入り口があった。
人っ気がまるで無いのが気になったが、とりあえず入ってみる事に。

内部をウロついていると、修道士と思わしきおっちゃんがやってきて、「Oh シニョール、納骨堂が目当てで来たんだろう?だったらそれはここの下で、9時からだ」的な事を言ってきたぞ。
あれ?下なんかあったか?
多分、途中の中二階にあった地味な扉のとこなんじゃないですかね。
それより、開くまであと30分もあるじゃない。
ちゃんと調べてきなさいよバカ。
仕方無いので開場時間まで待機。
まあまあ、こーいう風に朝から何かをゆっくり待つっちゅーのも、たまにゃーいいじゃろ。
アンタいつも遅刻して待たせてる方な癖に、何言っちゃってんのよ。
通りを行き交う人々が、可哀想な子を見る視線を向けてくるかの様に感じるのは、私の被害妄想なのでしょうか?
しばらくすると、いつの間にか観光客が集まりだしましたよ。
どうやら殆どが春休み旅行か何かの学生の団体らしく、手前にいる引率者のおっちゃんに連れられて来ている様だ。
もしかしてワシら、浮いてる?
朝一で来ているのが恥ずかしいですヨ。
場違いなこの空気、どうしてくれるのヨ。
9時になると係りのオバはん(彼女が出勤してくる前から待っていた)が扉を開き、内部に誘ってくれた。
一応無料で入れるものの、心付けとして1ユーロ以上の寄付金は支払うのがマナーらしい。でなきゃ気まずい雰囲気になる。

以下、モノホンの骸骨画像有りにつき、注意!

尚、内部は撮影禁止だったので、土産コーナーで買ったポストカードの画像を転載してお送り致します。

ご覧の通り、壁と天井一面にびっしりと、かつての僧侶達の人骨が、巧い具合にデコレーションされている。
最初にこれ考えた奴は、一体どういうノリだったのだろうか。
なんつーか、“やっちまったな〜!”って感じじゃな。
そんなクールポコな感想かよ・・・。
なかなかいいわね。
呪術の道具用に一個パクっていこうかしら。
通路に流れる厳かな感じのBGMもムードを盛り立てている。
衣服を身にまとっているのは、カプチン僧のミイラ。
大勢の仲間に囲まれているから、寂しくはないでしょう。
あと余談ですが、コーヒーのカプチーノは、このカプチン僧の衣服(カップッチョ)が茶色い事から由来となったみたいですね。
いや〜、何だか思わず見入ってしまう不思議な空間ですね。
まあ、そうね。
ところで、一体これどうやって器用にくっつけてるのかしらね?
やっぱ接着剤じゃね?
割り箸とかアイスの棒で船を作るみたいに、時間をかけてコツコツとさ。骨だけに。
骨だけにね。
2回言うなよッ!
遺骨は、頭蓋骨、肋骨、大腿骨など、それぞれ細かく分類されており、その形を生かして設計されている様だ。

天井部分にくっつけられた死神っぽい骸骨シャンデリア。
手にする鎌と天秤がいい味を出している。
なんかコイツ、他に比べて一際しんどい位置で、ご愁傷様じゃな・・・。
そんな憐れみは失礼ですよ・・・。
ヨーロッパにおける死者に対する感性は、死体を穢れたものと見なして遠ざける日本文化(強いて言えば即身仏などはあるが)とは根本的に異なり、むしろ身近な場所でオープンにする事によって、旧きを偲び、祈りを捧げ易くしていたりするのかもしれない。

ここまでくると、不気味さを通り越してもはやコミカルで見事ですよね。
そうね、人体のパーツも十分アートに成り得るって感じよね。
まさに芸術は爆発だな、「ボーン!」って。
「BONE!」って。
もういいですよッ!
撮影禁止という事であったが、一番奥の部屋に辿り着くと、周りの学生達が一斉にシャッターを押し出したので、さてはOKなポイントかと思い、つられて撮ったのがこの写真。
目の前に髑髏があるのが判る。
しかし5秒後、係りのオバはんが猛烈な勢いで注意の叫び声をあげ、学生達の引率者が平謝りしていた。

通路にも骸骨で作られた素敵な時計が。
マニアにはたまらない一品だろう。

そして、案内プレートには、次の様な文章が記されていた。
「What you are now we used to be what we are now you will be.
(昔は私達もあなた達の様であり、いずれは、あなた達も私達の様になる)」
僕は死にましぇ〜ん。
うわ、ウゼえ。
アンタは長生きするわよ・・・。
去り行く学生の団体。
実は嬉しい事に、半数以上がフルーティーな匂いを放つピチピチギャル(死語)だったので、死者の眠る冷たい空間も、彼女らに囲まれればパラダイスみたいなもんでした☆
クソッ、もうちょっとご一緒したかったぜよ・・・!
同感です自重してくださいよ。
このエロバカ共がッ!
オマケ
当日穿いていた、無駄にやる気が現れている大魔王の勝負パンツ。
オマケ2
滞在していたホテルで出会ったアメリカ在住26年の日本人の方。
昨今の不況を嘆いていた。
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