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超トンデモ通信Z
[2013年10月] 

どうも、 やられたら呪い返す、オカルト返しだ!な、風谷葵です。
このくだりも段々厳しくなって参りましたが今更後には引けません。
もういっそ、私に言わせたい内容とか募集しちゃおうかな?
(何かいいの思いついたらメールください
ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。



[2013.10.19 21:30]

1884年、血の雨が降った日



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突如降り注いだ血の雨の正体は一体?▲
フランシス・プレストン・ヴェナブル教授▲

1884年の雲の無いよく晴れた日、 アメリカのノースカロライナ州チャタム郡という農村地帯にて、 バス・ラサターさんという貧しい女性小作人が自分の畑で作業中、 何やら地面に落ちる赤い液体の飛沫を見たかと思うと、 次の瞬間、突如として赤い液体の雨がその場に降り注ぎ始めたそうです。
驚いた彼女は小屋の中に入って何分間が雨を眺めていたそうですが、 その雨量たるや土砂降りといった感じらしく、やがて奇妙な嵐が去った時には、 畑の上に全体の約10分の1の面積に匹敵する 凡そ15m×20m程の長方形の赤い水溜りが出来ていたそうです。
あたかもそれは、神様がラサターさんの運命を啓示し、 悪い兆候として血の雨を降らせたかの如く様相を呈したそうで、 この出来事は地元の新聞で報道されると、広く注目を集めたみたいです。
そして、事件に興味を抱いたノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)の化学者フランシスP.ヴェナブル教授が調査に乗り出し、 現地のサイラスベック農場(現在ではジョーダン湖の底らしい)を訪れて目撃者のラサターさんから話を聞いたり、 血の雨とされる赤い液体が降り注いだ地面のサンプルを採取したそうです。
当時の記録によると、ラサターさんはかなり怯えていたらしく、 自分の身の回りに何か悪い事が起きる前兆ではないかと考えていたそうです。
さらに、ヴェナブル教授は採取したサンプルを実験室で顕微鏡や分光器で慎重に分析したところ、 それが血液であるという事を突き止めたそうです。
しかし、3週間に渡る調査でも、結局血の雨が降った原因はよく分からなかったらしく、 サンプルが採取された地面の場所では誰かがかつて豚でも虐殺したのかもしれないものの、 20m以上もの血溜まりを作る程の出血には、かなり多くの動物が必要であり、 しかも当日は雲も無い晴れ渡った天気であった事から、 ヴェナブル教授的にも「こんなん無理やん、無理ゲーやん。これ以上調査する時間も無いし、よく分かんね(※偏った意訳)」 という感じだったらしいです。
なお、この血の雨(かっこよく言うとブラッド・レイン)現象は何気に古くから世界各地であるらしく、 紀元前8世紀のホメロスの叙事詩にも言及があったり、ヨーロッパでは13~19世紀の間にかなりの数に昇る同様のケースの報告があるらしく、 ドイツでは1348~1349年に流行った黒死病の前兆の一つとして考えられたそうです。
最近では、 2001年にインドのケララ州で赤い雨が降り、地球外の細胞が含まれていたとして話題になりましたね。
また、一応雨の色が赤くなる科学的理由もあるそうで、液体にホコリが紛れ込んだ影響だそうです。

・・・ 空からおかしなものが降ってくるファフロッキーズ現象の一種っぽいですけど、一体何だったんでしょうね?
いずれにせよ、血の雨とか残酷な天使ばりのエグさでかなり嫌ですよね、洋服も汚れちゃうし。
どうせなら、ファンタグレープとか降ってくれればいいのに。(炭酸のシュワシュワがベタベタになって大変な事に)


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