どうも、電車の優先席のマークってなんとなく宇宙人っぽいなー(シルバーシートならぬグレイシート)とか思いながら通学してるオカルトゆとり世代の風谷葵です。 ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。
どうやら、イギリス中東部の街ノーサンプトン周辺の路上にここ数日、 謎のピエロが出没しているらしく、近隣住人が恐怖に脅えているそうなんです。 ピエロ(海外では主にクラウン)は今月の13日の金曜日を境にして現れ始めたらしく、 目撃者によって撮影された写真がツイッターやフェイスブックといったSNSを通じて たくさん出回り、話題になっているみたいです。 その姿たるや、白塗りのメイク顔に真っ赤の髪を生やし、 いかにもな感じの派手な衣装に身を包み、 まるでスティーヴン・キング原作の小説・映画『IT(イット)』に登場するピエロ姿の悪魔ペニー・ワイズを彷彿とさせる 感じで、通りを行き交う人々をギョッとさせているのだそうです。 (ペニー・ワイズ自体は、「キラー・クラウン」の異名を持つ実在した殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシーをモデルにしたとされる。 彼はピエロの格好をする事で油断した小さい子供に近づき、33人も殺したという) ちなみに、ピエロは風船を大量に持っているものの、今のところ彼がそれを動物の形にするところを見た人はいない模様です。 また、誰かがこの“ノーサンプトンのピエロ”のフェイスブックページを作ったらしく、現時点でかなりの回数「いいね!」されているみたいです。 風船を貰ったら最後、引き換えに魂まで奪われそうなレベル▲ 一部の報告によると、ピエロはある女性の家のドアをノックし、道具を持っていないにもかかわらず、 窓枠のペイントを申し出たという話もあるそうです。 これまでのところ、ピエロはキングスレーやアビントン区といった聖ミカエルロード沿い街の中心部周辺に 現れているそうです。 なお、地元警察はピエロが街の人々を恐がらせているとして捜査を開始したらしいです。 今のところピエロの正体も、何故ピエロが出現し始めたのかは不明であるものの、 比較的夜を好んで現れる事が多いらしく、 一部の人々はそろそろハロウィーンの時期に差し掛かる事に何か関係があるのではないかとか、様々な憶測を呼んでいるそうです。 ・・・これは悪夢を見そうなくらいかなり恐いですね。マックのドナルドといい勝負ですよ。 そういえば、世の中には道化恐怖症(coulrophobia)なんて珍しい恐怖症があるらしく、 例えば子供の頃にピエロに抱いた恐怖のイメージが大人になっても引きずってしまい、 日常生活にまで影響してしまうくらい、当人達にとっては結構深刻な悩みになってしまったりするそうです。 あんなに白塗りの役をこなしてるジョニー・デップもこの道化恐怖症らしいです。 ピエロって無駄に戦闘能力とか高そうですしね。私としては、人間関係でピエロを演じないように気をつけたいと思います。 (遠い目で)
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