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超トンデモ通信Z
[2013年08月] 

どうも、最近よくいる地震とか災害の警告を連発してくる自称・超能力者さんには、その予言の自信度が何%位か一緒に発表してくれたら嬉しいなって思ってるオカルタン星人の風谷葵です。
ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。



[2013.08.11 23:00]

ドイツで新たに500の童話が発見される



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『赤ずきん』の挿絵▲

勇敢な王子と邪悪な魔女などが登場するメルヘンな世界観でお馴染みの童話ですが、 ドイツのレーゲンスブルクでは昨年春、150年以上に渡って書庫に保管されていた500もの新しい童話が発見されたそうです。
これらの童話は、 グリム兄弟が童話の収集を行なっていた19世紀に、バイエルンのオーバープファルツの歴史家で民俗学者の フランツ・クサヴァ・フォン・シェーンヴェルトが収集したものらしく、 最近オーバープファルツの学芸員エリカ・アイヒェンゼーアさんによって、 『こがねむし(原題:Prinz Roszwifl)』というタイトルの本にまとめられて出版されたそうです。
シェーンヴェルトは何十年もの間、 労働者や使用人など国中の人々に地元の風習や伝統、歴史を聞き歩いて回っていたそうで、 口だけの言葉で伝えられてきたものを紙に記録していたそうです。
彼については1885年に、グリム兄弟の兄ヤコブが、 「ドイツ全体で誰も彼ほど敏感な耳を持ち、正確で徹底的に民話を収集している者はいない」 と言わしめたくらいだそうで、さらに、ヤコブはバイエルン王マクシミリアン2世に 自分達グリム兄弟の後任はシェーンヴェルトしかいないとも語っているそうです。
シェーンヴェルトは1857年から1859年にかけて自身の研究記録を 『オーバープファルツから 慣習と伝説(Aus der Oberpfalz ? Sitten und Sagen)』という全3巻の本で発表したものの、 特に人々から注目を集める事なく、いつしか忘れられてしまったそうです。
しかし、学芸員のアイヒェンゼーアさんは、 シェーンヴェルトの仕事の成果をまとめている中で、 他のヨーロッパの童話集に含まれていない500の童話を発見したみたいなんです。
例えば、沼に姿を変えて魔女から逃げた乙女の物語があるそうで、 魔女はその後、腹這いになって沼の水もろとも乙女を飲み干すものの、 乙女はナイフで魔女の腹を裂いてなんとか助かったというお話らしいです。 (ナイフを携帯している乙女に疑問を感じますが・・・)

『シンデレラ』の挿絵▲
また、シンデレラなどの世界的な有名な物語も、 ヨーロッパ中にそれぞれ内容の異なるローカルバージョンがあるらしく、 このうちの一つも収録されているみたいです。
アイヒェンゼーアさんは、 2008年にシェーンヴェルトの成果を研究するフランツ・クサヴァ・フォン・シェーンヴェルト協会を設立しており、 「童話は子供達だけのものではありません。彼らの目的は、困難に挑戦する事は美徳であり、 慎重さと勇気によって克服する事が出来るという事を若者に示し、立派な大人になる為の支援だったのです」と 語っているそうです。
シェーンヴェルトの作品は、既にミュンヘン在住の訳者ダン・サボさんによって英語翻訳が着手しているそうで、 『ケチな農夫』『お金の臼』『かぶ姫』などが訳されているらしいです。

・・・私も小さい頃よく読みましたね、童話。
それがいつの頃からか月刊『ムー』を手に取る様に・・・。
でも、これらの新しいお話がいずれ日本語訳されて大量入荷するかもしれないので、 これから生まれる子供達が少し羨ましいですね。
それにしても、私の前には一体いつになったら白馬の王子様が現れるのかなあ?(全員ドン引き)

Sorce 【the guardian


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