どうも、お久しぶりです、1人オカルト女子部の風谷葵です。 海外ソースの翻訳にやたら手間がかかる「超トンデモ通信」、5年の沈黙を破り、装い新たにまさかの復活です。 思わせぶりに足された「Z」に特に深い意味が無い事はさておき、 ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。
どうやら、ニューヨークのイーストハンプトン図書館で、 いつの間にか何者かにより置かれた奇妙な像が、 関係各所や近隣住民にミステリーを巻き起こしている様です。 イーストハンプトン図書館の従業員デニス・ファビザクさんによると、 先週末の早朝頃から、図書館敷地内の工事現場の古い噴水の上に、 重さ20㎏程の粘土で作られた女性を模った胸像が置いてあったらしいです。 この謎の像、見た目の割りには軽い事から、内部は空洞かもしれないと考えられているそうなんですけど、 何より興味深い点は、背面部分に刻まれた銘字が、ほとんど磨り減っていたものの、 かろうじて読める程度の走り書きで「私の永遠の妻デラ・ペンナ」とあった事だそうです。 そして、図書館の従業員は、 この姿の見えない誰かからのプレゼントに関する手がかりをどうにか得られないものかと facebookで広く情報を募ったところ、ある一つの不気味な可能性が浮上したそうです。 ドローレス・デラ・ペンナさん▲ スティーブン・ロースマンさんという地元の方がコメント欄で指摘した話では、 像が発見された場所から2、3時間離れた場所で、 1972年7月にバラバラ殺人事件が発生しているらしく、その被害者の女性の名前がデラ・ペンナさんだったらしいんです。 フィラデルフィアの女子高生だった当時17歳の彼女は、 7月11日の深夜、家の近所で何者かに乱暴された後に殺害され、 遺体はバラバラに切断され、あちこちに遺棄されたそうです。 しかも、この事件は現在も犯人は逮捕されておらず、 彼女の腕と足、胴体はそれぞれだいぶ離れた場所で発見されたものの、 頭部は結局発見されなかったそうなんです。 また、彼女の頭部はある家の壁に埋め込まれていると信じられているらしいものの、 未だに捜査はなされていないそうです。 この痛ましい未解決事件に関する警察の公式報告では、 デラ・ペンナさんは彼女のボーイフレンドが自分のドラッグをいくつか盗んだと思い込み、それが発端となって 麻薬の売人(ギャング)によって殺されたのではないかと見解を示しているみたいです。 しかし、この事件と今回見つかった像が何らかの繋がりがあると考えられるものの、 一体誰によって置かれ、何を意味しているのかは現在も不明らしく(悪趣味な芸術作品と見る向きもある)、 イーストハンプトン図書館としても引き続き情報を求めるつもりみたいです。 また、とりあえずはX線撮影でもして内部の様子を確認してみる予定だそうです。 ・・・たしかに発見された像と被害者の女の子の顔が似て・・・アレ? いや、まあ、ちょっと像の方が老けてて微妙ですが言われてみればそんな様な気がしなくもないですね。 これは憶測ですけど、もしかしたら、デラ・ペンナさんの関係者が風化している事件を今一度思い出してほしくて、 わざと設置したのかもしれませんね。 決して美術の授業の課題で作ったものの、 低評価だったんで適当にそこら辺に捨てられたものではないはずですよ、はい。 果たして、この謎の像と40年以上前の事件の真相が明らかになる日は来るんでしょうか?
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