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[2017.01.07]

ベトナム珍寺初詣と未公開写真集


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2016年の正月、リア充達が名立たる神社仏閣における初詣の様子をSNSに投稿する中、陰キャどころか闇キャでひねくれ者の我々は、 とあるベトナム寺院へと参拝していた。

南和寺


ここ「南和寺(CHUA NAM HOA )」は、ホーチミン郊外・・・ではなく、東京郊外の埼玉県越谷市の田園地帯にある。
リア充どもに打ち勝つにはここしかあるまい・・・!
よく分かりませんが・・・前も萌え寺とかで初詣してましたけど、そーいう性癖なんですか?

古めかしい工場や廃材置き場などが並ぶ寂れた裏通りに位置し、どうしてこんな場所に・・・と思わせる立地環境である。
なんとなくナパームの匂いが漂うような・・・!?
ちげーよ、こりゃ工業地帯特有のオイル臭ですよ。

門を潜ると、 屋根が取り付けられた芝生の広場の奥には、おめでたい感じの祭壇が設置されていた。
おっ、なかなか正月っぽいじゃねーか。
これまた華やかなディスプレイですなあ。

花々に囲まれて鎮座する可愛らしい感じの仏像。
この派手な配色はどう見ても東南アジアのお寺のそれだが、前述の通りここはサイゴンではなく彩の国サイタマである。

南和寺はベトナム戦争の影響で、1970年代にボートピープル(難民)として日本に渡ってきた在日ベトナム人などによって、2006年1月に建立された日本唯一のベトナム仏教寺院なのだ。

片隅にあるコンクリのベンチにも、ベトナム語表記で寺名が記してあって、妙に東南アジアっぽい雰囲気を形成していた。
ここの写真をFacebookとかに載せれば、日本にいながらにして正月はベトナム旅行に行った事に出きるという訳じゃい・・・!
大魔王様、私まで虚しくなるから捏造はやめましょうヨ。

奥に進むと、カラフルな連続旗が吊るされた寺の本堂と集会所、そして小さな庭園があった。

建物はいかにも倉庫か何かを改造したような感じで、一般的なお寺の風情は薄いが、 装飾品や仏像などは本国ベトナムから持ってきたものらしく、好立地とは言えない場所の割に頑張ってる様子。

脇に回ってみると、門付きの朱色の太鼓橋が架けられていた。
このアングルで眺めるのが一番お寺っぽいかもしれない。

本堂の正面に立つ大理石の観音像。
周囲の綺麗な植物も手伝って、ボタニカル女子という雰囲気だ。
境内ってかガーデニングって感じじゃな。
これはこれで心洗われていいんじゃないですか。

「南和寺」という名は、 ベトナムの漢字表記である「越南」の「南」と、日本を表す「和」を合わせてつけられたそうだ。
そんな訳で、まさに日本とベトナムの友好の架け橋と言った感じの場所でもあるのだ。
なお、「越南」と地名が似ていたから 越谷が建立の地として選ばれたのかどうかは不明。
しかし、もう2016年だってのに、未だに珍寺やら廃墟やら行ってる自分にビックリですよ・・・。
小学生からサイト見てた読者が成人したって聞いた時には、なんとも言えない気持ちにさせられたからな・・・。

ベトナムの旧正月(テト)は本来2月頃だが、 在日ベトナム人は仕事の休みが取りづらいという事で、日本の正月に合わせて初詣するらしく、 次から次に参拝に訪れる人々の姿が見かけられた。

足元にも花を乗せた像の置物があったりして、東南アジア感を醸し出している。
毎週日曜には、近隣のベトナム人が集まって交流会を催しているそうで、この寺は彼らにとって重要な拠点となっているようだ。

こちらは獅子とウサギという、珍しい組み合わせのツーショット。

木に吊るされた「招財進宝」の古銭の飾りもベトナムっぽい。
日本語にすると「商売繁盛」といった意味合いの開運アイテムだ。

本堂の内部を覗くとこんな感じ。
菩提樹の壁画など、 室内まで緑豊かなテイストの極楽空間が広がっていた。

中央に鎮座する仏陀像。
東南アジア名物である電飾付きの光背がチカチカ点滅しており、日本のお寺にはあまり無い面白さが味わえる。
デパートのゲームコーナーみたいじゃな。
新年早々罰当たりな事言ってんじゃねーよ。

ご覧あれ、この穏やかなお顔立ち。
お寺としては出来てからまだ10年位と新しく、東南アジア特有の光沢感があって表面もツヤツヤしている。
ところで、ベトナム式の参拝方法がさっぱり分からんがな。
いやもう、ほんと何でここに来たのか理解に苦しむわ。


尚、以下は2014年に訪れたベトナム視察の未公開写真を蔵出ししたものになります。


ベトナムが誇る狂ったテーマパーク、スイ・ティエン公園

こちらは「珍寺大道場」による取材当時の状態。
こうして見ると、やはり岩山の王様は今の美白っぽい色合いよりも、昔のガングロの方が写真映えして良かったなと思う。

ちなみにこれが、2017年1月現在の同地の様子。
この正月、久しぶりにベトナムを訪れた独観子さんによる撮影。
2014年当時から大きな変化は無いようだが、撮影の邪魔だったそこら中に生えてるヤシの木が短くなっていたり、所々のペンキが塗り替えられたりしている様子が伺える。

ドラえもんはアジア各国で人気のコンテンツだが、 複数の土産屋でパチもんグッズのモチーフにされたり、 公園のベンチで子供がコミックスを読む姿が見かけられ、 ベトナムでは特に親しまれている様子が僅かな滞在期間でも体感出来た。

コンビニで購入した胡散臭いお菓子、その名も「Umai(うまい)」。
商品パッケージにツッコミ所が多くて困ったものだが、肝心の味はまあ普通だった。

台風でびしょ濡れになりながら、船でココナッツ教団の島に上陸を果たした大魔王。

教団施設から少し離れた場所には、竹製の一本橋が通された池があった。

なんとなく行かないといけない雰囲気になり、渡らされる大魔王。

ちなみに、あとで気付いたが隣の池にはワニがウジャウジャがいた。
さすがに橋のある池とは繋がっていなかったはず・・・と信じたい。

島を離れ、再び船でメコン川を進む。

川を遡上していくと、水上村の建物が見えてきた。

周囲はすっかりジャングルに。

船はやがて大河からジャングルの木々の中へ。

ジャングルクルーズの途中で立ち寄ったココナツキャンディー工場。

これは材料のココナッツからキャンディーを作る機械。
半年くらい持つというので、非常食とお土産用に大量に購入したが、半分しか在庫を消化出来なかった。

養殖しているミツバチの箱を持ち上げる現地ガイドのチュウさん。

取れたてのはちみつはその場で試飲できた。

と、その時!気の緩んだ我々に突如として大蛇が襲い掛かった!的な観光用のサプライズもあったり。

なんとなく巻かないといけない雰囲気になり、蛇と戯れる大魔王。

ハンモックに揺られてしばし休憩。

船を手漕ぎボートに乗り換え、さらにジャングルの奥へ。

マングローブの林がトンネルのようになっており、 探検ムード満点。

呪われた竜の使い人食いヅォン・ドゥー(大蛇型UMA)とかが出てくるかもしれず、危機センサーを研ぎ澄ましながら探検隊は進む。

台風の影響で増水して流れが速く、 全員で本気で漕がないと前に進めなかった。

ジャングルの帰りに寄った南国感が漂うレストラン。
昼食にフォーとエレファントフィッシュを頂きました。

ここは皇太子様も訪れた事があるらしく、 内部には大きな記念写真が掲げられていた。

夜もパワフルに賑わうホーチミンの街。
広場や公園では集まった人々が車座になって語り合ったり、身体を動かしたり、思い思いの時間を過ごしていた。

ベトナムを語る上で避けては通れない為、ベトナム戦争の歴史を伝える戦争証跡博物館なんていうマジメな施設にも行ってました。

ベトナム戦争で使用された戦車や戦闘機などの野外展示の数々。

実はこの博物館に行こうと思ったきっかけは、 同じ敷地内にある刑務所の牢獄を再現した建物にある囚人の人形が、 それなりにB級臭を放っているように見えて気になったからだったりする。

しかし、そんな邪な気持ちで訪れたのが仇となったのか、 残念ながら目当ての囚人の部屋は修繕工事中で立ち入り禁止だった。

外から覗いてみたが、人形のある2階の部屋は見えない。

仕方が無いので、ツイッターから引用させていただく。
「地球の歩き方」とかにも普通に載ってたけど、 多分、那須の戦争博物館っぽい感じにグッと来たんだと思う(右下のやつ)。

通路には独居房の扉がズラッと並び、見た目の印象よりもかなり奥行きがあるやんけ・・・と一瞬思わされたが、これはトリックアート的な壁画であった。

やるせない気持ちのまま、近くにあった処刑器具などを適当に見学しました。

気を取り直して、今度はメインの展示館へ。

建物は近代的な3階建てで、 中央が吹き抜けとなっていた。

こちらには戦時中に実際に使用された武器や爆弾、 兵士の遺品や報道写真、反戦や平和を訴えたオブジェ、枯葉剤の影響を受けたホルマリン漬けの赤ん坊死体など、 ミリタリー好きを喜ばせるものから目を背けたくなるような悲惨な内容まで、数多くの展示物がある。

日本人カメラマンの紹介もあり、ピュリッツァー賞を受賞した沢田教一の有名な写真である『安全への逃避』や、 『地雷を踏んだらサヨウナラ』で知られる一ノ瀬泰造が愛用していたカメラ(弾丸が貫通)なども印象的であった。

地獄の黙示録的なアメリカ兵の人形。
この撮影の僅か5ヶ月後に、ベトナムの次の海外視察として、実際にアメリカを訪れる事になるとは思わなかった。

意外な事に、この博物館の売店でジブリグッズが売っていた。
と言っても、日本の絵師がチェコの画家ミュシャ風に描いた二次創作を転用したものと思われる。
戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝える真っ当な施設でありながらも、 何気にちゃっかりしている一面もある当たり、この国の図太さや面白さが感じられた。

経済成長が目覚しく、昼夜活気のある国ベトナム。
次に訪れる事があれば、また全く別の姿を我々に見せてくれるのかもしれない。


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