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埼玉の隅っこにある魔改造された個人宅、八潮秘宝館に訪れて衝撃を受けたあの日から約1年。
2016年秋、館長の兵頭喜貴さんに第三回一般公開にご招待された為、性懲りもなくまたお邪魔してきました。
結論から言って、その大幅アップデートぶりに驚愕した。
まさかの2回連続となったが、前回の記事と併せてご覧いただければと思う。
(今回はなるべく文章を抑え、写真メインでお送りします)
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八潮秘宝館 |
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1年ぶりにやってきた八潮秘宝館の外観。
今回は館長の兵頭さんの車が格納されていた。 普段はこれにラブドールを乗せて移動し、廃墟などで写真撮影しているとか。
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来訪者に電話で呼ぶよう促す案内板。
しかし相変わらず個人情報が垂れ流しの家である。
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そしてまたも立てかけられていた、妙に不安な気持ちにさせられる手抜きな看板。
何故か天皇皇后両陛下の写真つきだったが、どうやら捨てるに捨てられない皇室カレンダーを活用したらしい。
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にこやかに出迎えてくれた兵頭さんに促され、久しぶりの秘宝館内部へ。
どうやらこの日訪れた最初の客だったようだ。
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去年同様、最初の部屋は特殊看護部隊が立ち並ぶ妖しい小児科だが、
何やら所々に変化が確認できる。
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看護部隊の隊長的お姉さんも白衣を脱ぎ捨て、完全に日本帝国陸軍の軍服姿に。
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車椅子の少女は片足が無くなり、より病んだ印象になっていた。
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階段の下にある机の上は、禁断の研究といった感じのケミカルな雰囲気。
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そしてこの部屋で一番の異彩を放つのが、この改造手術中っぽいアンドロイド少女。
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まるで攻殻機動隊のようなサイバーパンクな状態だ。
しかし去年いたマッパの彼女は何処へ。
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ひとしきり1階を堪能したので2階へ。
果たして、あのベッドルームはどうなっているのだろうか。
それにしても、
この階段や通路の部分などは完全に人んちといった感じだ。
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【BEFORE】 ちなみにこれが、2015年時点の部屋の状態。
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【AFTER】 なんという事でしょう!!
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1年前と比べ、格段にカオス度が増しているではありませんか。
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オモチャ箱をひっくり返したかのようにモノの密度が激増し、いよいよ足の踏み場も危ういレベルとなっている。
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【BEFORE】
1年前は、クララのように病弱なお嬢様といった雰囲気だったベッドの彼女も・・・
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【AFTER】
人形を銃(※1)に持ち変え、
ソ連軍っぽいミリタリー仕様にイメージチェンジ。
※脚注1:持っている銃は「PPSh-41」で、
ロシア語の「殺せ、殺せ」の発音をもじってソ連軍は「ペーペーシャー」と呼んだという。
思えばこの銃について語っている兵頭さんが一番テンションが上がっていたので、
この手のネタがかなり好きなのだろう。
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クララが戦った!(無理矢理)
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彼女は1階の特殊看護部隊と対立する勢力という設定らしい。
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同じくベッドには水着姿の女性が横たわり、
不気味な赤ん坊も転がっていた。
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【BEFORE】
去年はランドセルを背負っていた可憐な彼女も・・・
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【AFTER】 花輪を被り、ワンピース姿でおめかししていた。
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まるでシュールな悪夢でも見ているかのような光景だ。
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【BEFORE】
1年前は、木馬に跨っていたレオタード姿のロリ娘も・・・
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【AFTER】 BPOからの指摘でもあったのか、これは比較的無難な学ラン姿に。
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【BEFORE】
去年は肌着のみだった気がするこちらの昭和顔の女性も・・・
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【AFTER】
国防婦人会の襷をかけたエプロン姿になっていた。
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今回の一般公開に併せて、わざわざ他所(ラブドールと暮らす女性ひつじちゃん)からレンタルしてきたという特別ゲストの魔白。 赤頭巾っぽい服は、ピッタリなサイズを兵頭さんが用意したそうだ。
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前回はしまわれていたというネタグッズにしか見えない空気嫁。
天井に吊るされるその姿は完全に化物である。
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ベッドに取り付きアクセントを放つパンダのぬいぐるみ。
数日前に5000円で購入したばかりで、置き場を思案した末、この位置になったそうな。
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窓辺のソファーには、キャバ嬢っぽい感じの派手目な女性が腰掛けていた。
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【BEFORE】 1年前は割と大人しそうだったこちらの女医さんも・・・
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【AFTER】 合コンやホスト通いが好きそうなパーリーピーポーになっていた。
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おっと・・・これは見なかった事にしておこう。
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ブラウン管テレビには、このゴチャゴチャした部屋の世界観に影響を与えたらしい、
映画『ブレードランナー』の映像が流れていた。
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その他サブスペースに置かれている色々なモノ。
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相変わらず大量のコレクションが満たされた兵頭さんの私室。
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狂気の楽園に佇む主。
ちなみに、この部屋にはクーラーが無く、換気もなかなか出来ない為、夏場は結構な熱が篭るらしく、
住人の兵頭さん自身も秋めいてきた最近になってようやく、部屋に入れるようになったとか。 やはりロックな生き方である。
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日々進化を続ける八潮秘宝館。今後も目が離せない。
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