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数多くの観光施設が集まる静岡県伊東市の国道沿いには、「怪しい少年少女博物館」という変わったレトロテーマパークがある。 伊豆周辺には変な博物館が結構あるが、ここはそれらの代名詞となっている場所だ。
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怪しい少年少女博物館
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国道135号線を走っていると、
「怪しい少年少女博物館」の目印となっているシルクハットをかぶった怪盗みたいな巨大なオブジェが、道路を行き交う人々にメンチをきっている。
ここは以前閉館したペンギン博物館の跡地にオープンした為、
オブジェも元々ペンギンだったものが、無理やり怪人に仕立て上げられている。しかし、面倒だったのか股間にいる子ペンギンはそのまま。
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この怪しいオブジェ・・・!
間違いない、ここが「怪しい少年少女博物館」じゃ・・・! |
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健全な少年少女が訪れてはいけない臭いがプンプンしますね・・・。 |
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2003年9月にオープンし、今年で10周年を迎えるこの博物館。 もちろん、ただのファミリー向けの生ぬるいスポットではなく、「怪しい」と冠している通り、
先の「まぼろし博覧会」と同じ運営元である株式会社データハウスによる、
サブカルと不思議の要素がゴチャ混ぜにされた異空間となっているのだ。
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建物外観は小学校の木造校舎を模しているが、入口の脇には
床屋のスタンドや祠があったりと、早速訳が分からない。
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何故か祠の中にも怪人いたし。 |
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表に立ってるやつと微妙にディティールが異なりますね・・・。 |
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油性マジックでメイクされてる奴に何を祈れってんだヨ。 |
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よく見るとそこかしこにあるイミフなオブジェ。
こんな感じの為、開館当時は地元住人からの反対もあった様だが、
今では一定数の客が常時訪れてくる、伊豆の定番観光地の一つとしての地位を築いている様だ。
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入口で
大人1000円(小中学生は600円)の料金を支払い入場すると、
「まぼろし博覧会」にもあった様な昔の衣服に身を包んだマネキン達が出迎えてくれた。
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じゃあ廃墟巡りに変更するか?なんと入場料が取られないからな。 |
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どうやら普通の観光地に行くという概念は全く無い様ですね・・・。 |
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細い通路を先に進んでいく。
内部は2階建ての吹き抜けで、横長の構造となっており、ペンギン博物館だった頃の名残を伺わせる。
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館内は
昭和のレトログッズや玩具、マネキンを中心に、展示物が特に説明も無く所狭しと敷き詰められており、
かなりカオスな状態。
データハウス社の鵜野社長が各地で集めたコレクションの一部が展示されているのだという。 |
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アレ、これデジャブかな・・・? つい最近、同じ様な光景を見た気がするんだが・・・。 |
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さっきも同じ通り沿いにあるまぼろし博覧会に行ったばっかじゃないですか・・・。 |
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おい、オレ、いよいよ精神が汚染されそうだ・・・。頭が痛い・・・。 |
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連続でこんなカオスな場所に来たら、そうもなりますよね・・・。 しかしまだ午前中なので、他の場所もたっぷり回れてしまいますよ・・・。 |
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ふんっ、これだから免疫の無い素人は・・・!
普段ラウ●ドワンとかぬるいトコばっか行ってるからじゃ。 |
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数々の展示物を足早に通り過ぎて博物館の奥まで辿り着くと、
何やら別棟の前に出た。ここは一体・・・? |
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「怪しい夜の学校」と書かれた怪しい建物。
これはもしかして・・・。
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どう見てもお化け屋敷です、本当にありがとうございます。
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別にそーいうコンセプトのお店じゃないでしょ・・・。 |
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だからなんで伊豆の博物館にはお化け屋敷があるんだよ・・・。
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ソッコーでトイレに逃げ込む男の図。
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おいコラ、またかよッ!?何そのクソみたいな演技は!? |
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彼曰く、ちゃんとしたテーマパークにある出来のいいやつよりも、
妙に手作り感が滲み出てるのがむしろ恐ろしいんだそうですよ・・・。 |
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入口の脇の目立たない場所にも、なかなか見逃せない
オカルティックなディスプレイがさり気なく施されていた。
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何じゃいこの精神的ブラクラのオンパレードは・・・。 |
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何度も言う様だが、俺なんか徹夜明けでコレだからな・・・。
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まるでRPGの毒状態みたいな今日この頃ですね・・・。 |
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極め付けに不可解なのがこのオブジェ。
謎の生物のメスが、自分の胸を揉んで悶々とした雰囲気を漂わせている。
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帰り際にも駐車場で上半身だけのマネキンを発見。
あなたも伊豆に訪れた際には、このカオスな世界を覗いてみてはいかがだろうか?
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旧アニマル邸江戸屋
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「まぼろし博覧会」と「怪しい少年少女博物館」の中間にある為、
ついでに立ち寄ってみた場所。
ここは以前、「野生の王国・アニマル邸江戸屋」という動物の剥製の展示・即売を主とした珍スポットがあったのだが、残念ながら2005年頃に閉店し、
現在はリサイクルショップとして営業されている。 しかし、現在も当時の名残として、巨大なゴリラのオブジェが国道脇に聳え立っているのだ。
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チッ、「ポロリもあるよ」かと思ったらちげーじゃねーか。 |
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つーか、何だよこの間の抜けたキングコングは・・・。
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また、敷地の隅っこの方では、
恐竜の首が草むらからニョキッと生えていたりする。 国道135号線は別名、珍スポ・オーシャン・ロード(勝手に命名)。
適当に走っているだけで、こんな感じに個性的なオブジェが見かけられるのである。
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