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[2013.06.29]

ヘンテコ・ロードサイダーズ
~都内周辺の小ネタ珍スポ~



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今回は、東京と埼玉にある小ネタ的な珍スポットを何本かご紹介。
あくまで日常の生活圏にある、ちょっと変な場所を集めてみました。



證願寺


東京都葛飾区にある證願寺(しょうがんじ)は、 通常では考えられない施設のある異彩を放つ寺院である。
パッと見は重厚な風情を漂わせる木造作りのオーソドックスなお寺に見えるが、 その実態は・・・。

自分から来ておいてアレだが、そろそろ寺巡りのサイトかと思われねーか心配じゃな。

さすがに大丈夫だとは思いますが・・・確かに最近寺が多めな気はしますね。

せっかくのゴールデンウィークだってのに、ろくに予定が無いからって 来たのがこんなトコかよ・・・。


実はこのお寺、敷地内に何故かプラネタリウムがあるのだ。
投影機は ペンタックスが試作機として制作したものを譲り受けたらしく、 「銀河座」と名付けられた同施設は、読経の後に星空や宇宙の最新映像を説法を交えながら眺める事が出来るらしい。
しかし、一般公開は月2回に限られている為、予約はいつも満席だという。

住職め、実在しない星に恥かしい名前とかつけてんのかね?

何ですかそのBUMP OF CHICKENは・・・。

んだよ、事前に予約しとかねえと見れねえのかよ!?


本堂の前で雄々しく鎮座するライオンの像。
神社などで獅子の像ならよく見かけるが、 ここまで原作に忠実なのは珍しいと思われる。


さらに何故か、仕事よりも遊び好きそうな顔してる2体の小人さんもいた。 とことんTPOを無視した寺である。


てゆーか、さり気なく恐竜までいるし!
(トリケラトプスによく似たカスモサウルスらしい)

ここはロストワールドかよッ!?

タイの寺は何でもありでインパクトありましたが、 日本の寺社の落ち着いた雰囲気の中で、この場違い感はシュールですね・・・。

草食竜らしさが出てる憎い配置だぜ・・・。


どうやら雰囲気的に、寺を守護する為の魔除けみたいな存在らしいが、 珍スポハンターという邪な存在を寄せ付けてしまっている感は否めない。


主な見所はこんなところかと思いきや、 植え込みの庭石の上に何故か色褪せたカブタック(スーパーモード)があったりするから油断できない。

この統一感の無さ、目を見張るものがあるな・・・!

一体何がしたいのかさっぱりですがね・・・。

子供の忘れ物にしては、随分雨ざらしで放置されてる感じだな・・・。


お寺の周囲も個性を発揮しまくっており、長さ40mの外壁にはジュラシックパークといった感じの恐竜だらけの世界がグラフィカルに描かれている。


現在の住職である春日了氏は面白い経歴の人物で、 もともとは声楽家、アマチュア天文家、奇術師としてマルチに活動していたらしく、 以前はテレビ番組にコメンテーターとして度々出演していた事もあったそうだ。
そんな彼が後に僧侶の道を辿り、もっと皆に仏教に親しんでもらおうと、ユニークな改革で生まれたのが現状の證願寺らしい。

ここの住職はとにかく恐竜好きらしいな・・・。

だからって、寺を自分色に染め過ぎだろ・・・。

このすぐ裏に墓があるとは思えませんね・・・。


キャイ~ンみたいなポーズしてるコイツらが何かグッときた。


ゴリラ公園


埼玉県川口市の東京外環自動車道の高架下にあるゴリラ公園。
その名の通り、身長4mを越す巨大な獣人ビッグジョーの縄張りとなっている。

おいコラ、ここちょっと前にも来ただろーが。

たまたま近くを通りかかったんでついでに寄ってみたドンマイ!

なんという無駄な迫力と時間なんだ・・・。


その面白い風景の為か、現代版の仮面ライダーのロケ地として何度も登場している模様。

15分ごとに目玉を動かすとかいう話だったが、いくら待っても微動だにしないな・・・。

節電中なんじゃねーか?

もういい加減行きましょうよ・・・。


ウホッ、いいお尻!



オニ公園


東京都足立区にある舎人生き生き公園には、ご覧の通りもの凄い存在感の赤鬼の遊具がある。
そのインパクトから正式名称はスルーされて、地元ではオニ公園と呼ばれているという。

こ、コイツ・・・!なんという妖気・・・!
第三の目、鬼眼まで持っているだと・・・!?

何故ガキが遊ぶ公園で脅威となる存在をわざわざ設置するんだ・・・。

改めて思うと、公園って変な作り物が多いかもしれませんね・・・。


なんとなく物欲しそうな顔してるかと思えば、 どうやら正面の砂場にある桃がお目当てらしい。

さては桃太郎が生まれる前に食って始末しようって腹じゃねーのか?

つーかこれじゃペロペロしたがってる変態みたいじゃねーか。

子供達への不審者注意が叫ばれる昨今、なかなかチャレンジングな造りですな。


こんなにも強面だが、地元の子供達には親しまれている存在である模様。『泣いた赤鬼』の話を思い出す光景だ。



変なブランコがある公園


こちらも埼玉県川口市のとある公園。
なかなか気になるブランコが設置してある。

近所のババアが怪訝な顔してこっちの方見てるが、 何か珍しいもんでもあったんかね?

こんなもん見にわざわざ立ち寄るのは俺らくらいだろうからな・・・。

寺巡りが今度は公園巡りみたいになってますよ・・・。


コンセプトは不明だが、恐らく原住民がモチーフと思われる オブジェが腕を広げて座板をぶら下げており、 これはこれで味のある雰囲気を出している。


曇り空の下、誰もいない公園でポツンとただ立ち尽くすその姿が何とも言えない。

「ここは俺に任せてお前らは早く行け!」とか言いそうだな。

まあ、一応どっかの部族の戦士っぽいですからね・・・。

胸の部分が不自然な空洞になってるのは、大胆に素材をケチったんだろうか・・・。



謎のアパート


こちらは都内某所でたまたま発見した珍スポット。
外観から築年数が結構なものと思われるアパートなのだが、これ見よがしに 明らかにおかしな事になっている。
(一応居住者がいる様なので部分的にモザイク加工でお送りします)

(゚Д゚)

(゚Д゚)

(゚Д゚)


アパートの1階部分が、色々なグッズの寄せ集めでデタラメに飾り立てられ、 かなりカオスな状態になっているのだ。

こんな閑静な住宅街で目立ちたがりにも程があるだろ。

子供の頃に廃材集めて作った秘密基地と似た臭いがしますね・・・。

住人には悪いが、いくら家賃が安くても俺だったら住みたくねえぜ・・・。


のれんがあるので、最初は何らかのお店(駄菓子屋とかリサイクルショップなど)が営業しているのではないかと 思ったが、近くを通りかかったご近所の老人にお話を伺ったところ、そうではない事が分かった。


公道にまでハミ出したガラクタ。
どうしてこうなったのかは全く分からないが、 これ位になってくると、もはやある程度の芸術性すら感じさせる気がする。


何故かウサビッチの玩具だけが絶えず両足を動かし、 「カタカタカタ・・・」という音が鳴り続けていた為、 現場のシュールな雰囲気をいっそう引き立たせていた。


ネットで調べてみたものの、それらしい情報は一切確認できず、 恐らくまだメディアにも取り上げられた事が無いと思われる。
もしこの物件に関して 何かご存知の方がいれば、当サイトまで情報提供をお願いします。

ぶっちゃけ知りたい様な知りたくない様なって感じじゃがな・・・。

世の中、身近な所にも不思議な場所ってあるもんですな・・・。

別にいちいち気づかなくても良かったんだけどな・・・。


オマケ

国道で振り向いたら戦車がいた。

北国のミサイルでも撃墜しに行くってのか!?

でもカメラ向けたら自衛隊の人笑ってくれてますね(苦笑いだけど)・・・。


正確には八七式偵察警戒車というらしいが、機関砲を搭載するその重厚な姿はもはや戦車と言っても過言ではないだろう。
訓練中らしく、国道を颯爽と駆け抜けるその姿は勇ましかった。

てゆーかスピード速ッ!?

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