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さてさて、今回のツアーはまだまだこれからなのだが、
鳥取の廃墟を後にした我々は、具体的に何処へ行くかは米軍基地の移設先ばりにあやふやのまま、ざっくりなルートプラン通りに身を任せつつ、再び京都方面へ・・・。
誰か、コイツらに“旅のしおり”というジャパニーズ・カルチャーがある事を教えてやってくれ。 |
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京都は一度も行った事ないんで楽しみですよ( ̄∀ ̄春) |
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あ、俺はちょっと用事あるから途中で降ろしてくれな。 |
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ああ、例の件ですね。とにかく先に行きましょうか。 あれ、HALさん何か言いました? |
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そんなこんなで、午後10時頃、滋賀県の大津京駅付近のポイントで悪霊を投下。 |
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戻るのいつになるかわからないから、適当に時間つぶしててくれ! |
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おいコラ待ていッ!せめて大体のヒントを言ってけや! |
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わかんね。1時間かもしれないし、3時間になるかしれん。じゃあ! |
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こんの野郎!さてはピ――、バキュ――ンに行く気じゃなッ!? こんな時間に何処で暇を潰せっちゅーんじゃい! |
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琵琶湖の近くの・・・この公園でも散策ってのはどうでしょう!? (カーナビを指差しつつ) |
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目的地が決まらず右往左往。 近くに観光名所の仏閣などもあったが、時間が時間なので何処も潜入不可。しかし・・・ |
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それはググって下さい。 神社ならば基本いつでもオープンでありますからね。 |
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この辺の神社というと・・・フム、なかなか見当たらんのう。 |
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直線距離にして10kmにも満たない距離ですが、すでに大移動を終えた我々は疲労困憊。 さすがに精神的に嫌な感じで心折れそうだったりしたのですが・・・ |
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大丈夫であります!ナビに出てるほど時間かかりませんから。 |
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という日本兵の言葉を信じ、一行は本日もう2回横断している京都へまたも向かう事に! いくら滋賀にいたからって、ちょっくらカラオケ行くみたいなノリで夜の京都入りを果たす事になろうとは・・・。
確かに実際、時間はさほどかかりませんでした・・・が、それも京都までの話。
伏見稲荷付近の住宅密集地で、我々は魔界京都の洗礼を受けたのであった!
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工事現場の警備員:すみませんー、工事なんでここ通行止めなんですよ、迂回してください。
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まあいい時間だし、夜間工事なんでしょうね。年度末だし。 |
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数分後、別のルートにて・・・
工事現場の警備員:すみませんー、工事なんでここ通行止めなんですよ、迂回してください。
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このルートもだめか、じゃあこっちから迂回していきましょう。 |
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うわ!これほんとに道!?車がやっと通れるぐらいじゃないか!? |
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とか何とかありながら、やたら細いトンデモ路地にハマって大苦戦し、周辺を行ったり来たりで徘徊するも、なかなか思う様に進めない。
ある意味、下手な心スポにいるよりホラーである。 京都市内は昔の路地をそのまま使ってる様なところもあるせいか、裏路地に入るともうこれでもかっていう程の細い道が縦横無尽に交錯しており、
運転がうまい人でもこの迷路を抜け出るには相当苦労すると思われる。
しかしそこも何とか抜け、再び目的地付近・・・。
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工事現場の警備員:すいま・・(以下略)
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プチンッ(春 ̄ー ̄)
てめぇーこら!いい加減にしやがれや!?
どこに迂回ルートなんてあるんじゃい!!
お前んとこの看板には迂回ルートのうの字も書いてないじゃないか!なめてんのかこらぁ!
つか迂回先どこも細路地で通れねえよ! どういうことだおいいいいいい!つーかよ! おま・・・(以下ここまでより酷い言葉と汚い言葉なので割愛させて頂きます)冗談じゃねーぞ!?
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外道ではあるが、普段は性格が温厚なはずのHALがキレた!
どうやら彼は元警備員(現自宅警備員)であるが故に、かつての同業を営む者達の至らなさに対し思うところが多々あったらしく、憤りを感ぜずにはいられなかった様である!
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あまりの豹変に対し、ポカーンとなる大魔王と日本兵を尻目に、
不親切な警備員、ひいては建設会社に罵詈雑言を投げつけまくった末に、「落ち着け」と諭されやっとの事で沈静化したものの、
それでも怒りの収まりきらなかったHALは、警備員に前方のロードローラーが地均し作業中の現場を空けさせ、
事もあろうに現場内でUターンしたのであった!まさに外道! (もっとも、そうでもしなきゃ出づらい状況ではあったが)
そして、去り際に彼が放った自虐ともとられかねない捨て台詞・・・。
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そんなこんなで午後11時過ぎ、結局は少し離れたコンビニに車を止め、徒歩で伏見稲荷に向かいました。
後日訪れる為の下見なので、入り口の門のところだけ見て、とりあえず満足した一行であった。 |
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ちょっと軽い気持ちで来たのに、随分かかってしまった・・・。 |
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あ、悪霊さんから電話だ。きっと用事済んだんじゃ・・・ |
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