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[2014.12.16]

ネオ・トーキョー・サイバーパンク
〜歌舞伎町の地下に広がる近未来パラダイス〜


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魔界都市・新宿歌舞伎町には、総工費100億円の空前のエンターテインメント施設が存在する。その名もロボットレストラン。

ロボットレストラン


東洋一の歓楽街、 歌舞伎町の通りに聳えるネオンがパワフルに輝くド派手な外観のロボットビル。
ここロボットレストランは、 2012年7月のオープン当初は特にネットでも話題になり、また割と最近まで大音量で宣伝するトラックが都内を運行していた(今は怒られて中止したらしい)ので、ご存知の方も多いかと思われる。
うおっ、まぶし!この漫画に出てきそうな外観・・・!
ここで間違いない、というか間違いようがない!
ここかー!怪しいにも程があるね!なかなか良さそーじゃん!

ロボットレストランのシンボルである高さは3mのロボ子。
お姉さんが乗り込み、道行く人々に愛想を振りまいている。
正直この手の都会にある煌びやかなレジャー施設は、 これまで心霊スポットや廃墟といった人里離れたアングラ系な場所に比重を置いてきた当サイトとしては、 なんとなく近くて遠い存在となってしまっていた訳だが、そんな言い訳はともかくとして、 今年めでたく日本の「奇界遺産」に登録されたという事で、今更ながらやって参りました。
ネットで散々ネタにされてっから、天邪鬼で見て見ぬふりしてたのが悔やまれる脱力的なインパクトじゃ・・・!
うわー、なんだっこれー!早速変なロボがいんじゃんー!

今回同行してくれるのは面白探偵プープさん(画面右側の「NAZOTOWN」の広告モデルの女性でもある)。
しばらく本業の調査が忙しかったらしく、久しぶりの登場である。
欲にまみれた雑踏の都会が似合うシティハンターっぽい存在である事と、 カメラマンも兼ねてお越しいただいた(その為、今回は一部画像サイズが異なる)。
あのロボに座って手をふる仕事でいくら位貰えるのかねー?
知らねえけど、見た目よりも精神的にしんどそうな業務内容じゃ・・・。

入口で待機する黒服に予約している旨を告げ、敷地の内部に入る。
それにしても、なんと悪趣味で素敵なセンスであろうか。

入口付近にはメロディアスにキーボードを奏でるロボコップの姿が。

フロントで料金を支払い、いざ建物の奥へ。
オープン当初は3000円程度だった値段が外国人観光客を中心に受けた事で調子に乗ったのか、 今では6000円という強気なものになっており、これ以上まごまごしてると更に値上げされかねないというものだ。
どうやらずっとギンギラギンな内装のようじゃな・・・!
一晩の電気代ヤバそうじゃな・・・!
さすが総工費100億円は伊達じゃないね!

客は一旦エレベーターで3階に上がり、 ショーの開演時間までラウンジで待機する事となる。

パチンコ屋とかキャバクラみたいなラウンジはこんな感じ。
開演30分前には、既にたくさんの客がくつろいでいた。
おお、外国人多いな。というか9割外国人やんけ。
待合室からして既におもしろそーじゃん!
元々そっち系だったお店をリフォームしたのかもねー。

各待合テーブルに配備されるミニ恐竜ロボット。
ちょこまかとおぼつかない足取りで動き回るその姿は、機械仕掛けと分かっていても愛らしい。これにはプープさんもご満悦であった。
ナニコレ、超カワイイー!トイザらスで売ってないかなー?
AIBOからいつの間にこんな進化したんじゃ!?

途中にはバンド演奏も行われ、待ち時間もお客を退屈させないようになっている。

そうこうしているうちに、ようやくショーの準備が整ったらしく、 観客は順番にズラズラと何回かに分けてエレベーターに乗り込んでいく。

ただの背景に過ぎない壁面モニターのプロモーション映像もしっかり作り込んでおり、細部にまで至るこだわりとやたら金がかかっている様子が伺えた。

エレベーターを降りた後、さらに階段で歌舞伎町の地下奥深くへと向かう。
さーて、この先に一体どんな楽園が、あるいは地獄が待ち受けているんじゃー!?
鬼が出るか蛇が出るか、ワクワクするね〜。

途中何でこんな所に来てしまったんだという気にさせる、禍々しい内装の所為でズッコケそうになる。

そして辿り着いた地下2階の会場がここ。
やはり摩訶不思議な空間が広がっていた。

中央には勇ましいフォントで「女戦」と書かれた和太鼓がデーンと置かれ、この後のショーの内容を期待させる。

地下の会場はそれ程広くない・・・というか、むしろ思ったよりも狭い。
客達はバラエティー番組のひな壇のような3段の席に、両壁で向かい合うようにして座らされる。
訪れたのは平日の夜だったが、観客は60人程でほぼ満席だった。

我々の指定された席は最前列の真ん中あたりという好ポジション。
こちらは席に着くなり与えられた任務を忠実に遂行するプープさん。
実用的なものから何だかよく分からないものまでバッチリ撮影してくれて、とても助かった。
隣の外国人がピザな所為で身動き取りづらいけどな・・・って何撮ってるん?
ロボットレストランの割り箸とお手拭だよー。

このロボットレストラン、名前の割にメニュー料理は無く、その代わりに 料金プラス1000円のオプションで特製弁当が食べられるようになっている。
レストランなのに弁当・・・!これは・・・店名に偽りありじゃな・・・!
腹減ってるから何でもいいけど、これで1000円は割高だねー。

さて、しばらくして照明が落ち、 ド派手な電飾が施された和太鼓の移動舞台装置に乗り込んだ女戦士達が登場。

威勢の良い掛け声とリズミカルなドラム音とともに、いよいよショーがスタート。

外国人観光客を意識しているからなのか、 序盤は和のお祭りテイストが全面に押し出された演出が繰り広げられる。

動画でもその様子をどうぞ。
メシ食ってるのも思わず忘れるっちゅーねん!
落ち着いて味わえたもんじゃないねー。

ショーの合間には、次のフェーズの準備の為の小休止が挟まれ、ギンギラギンな面子による ムーディーな演奏がなされる。

続いてランジェリー姿のようなセクシーなバニーガール・ダンサーズが出現。打楽器を演奏しながら、腰や腕を大きく振って踊りまくる。
ラジコン移動式のトランスポーターの上で展開されるポールダンスなど、 そういやここが歌舞伎町だった事を思い出させるエロさである。
さてはこれポロリもあるのか!?期待してもいいのか!?
いやいや、そーいう店じゃねーでしょ!

中盤では客席の目の前に鎖の網が引かれ、軽快なフットワークで 強そうなロボットが登場。

そしてロボット同士のバトルが勃発。
繰り広げられる激しいパンチの応酬は、 男の子が子供の頃に憧れた光景が目の前で再現されているようで胸がアツい。
そうそう、こーいうのを待ってたんじゃよ!
このままロボット出なかったらどうしようかと思ったよ!

ここに来てようやくイメージしていた“ロボットレストランっぽい”雰囲気に、場内は大盛り上がり。

さらに、ランダムで選ばれた座席番号の観客がステージに招かれ、 ロボットと直接対決するという演出も。
お約束通り女性の方がロボットを圧倒しとるやんけ!
どんなパワーバランスだよ!
いいなー!私もロボットぶっ飛ばしたかったよー!

ショーの中盤で脈絡も無く突如始まる謎の寸劇。
遥か古代の惑星の民と未来からの侵略者との戦いを描いた演目だ。

平和に暮らす森と海の民の惑星に突如飛来した侵略者。
プレデターを彷彿とする禍々しい姿である。

全ての生き物が力を合わせて戦うとの事で、 何処かで見た事あるようなパンダさんもロボとバトル。
我々は一体何を見させられているんじゃ・・・!?
ストーリーはよく分かんないけど、おもしれーからいいじゃん!

神聖な森と海を汚され、怒涛の如く続く古代の民の反撃。
巨大スパイダーからネット攻撃が飛び出す。
なんちゅーダサい世界観じゃ!
これは目を見張るものがあるね!

さらに巨大スパイダーの後方からプテラノドンに乗った森ガールが現れたかと思うと・・・

なんと火炎攻撃が炸裂!
鎖が引かれた時点から予想出来なくは無かったが、まさか本当にやるとは。

そして我々にツッコミを入れる隙も与えぬまま、侵略者はトドメのシャーク・アタックで噛みつかれ、場外に追い出される。
こんな掟破りな攻撃、一体誰が予想出来ただろうか。
演出家は天才かマジキチのどっちかじゃな・・・!
これ最初からサメ出せば良かったんじゃないの?

途中、ロボットレストランを運営する株式会社女戦の取締役社長兼ダンサーの大澤奈美恵さんがMCとしてステージに登場。
アマゾネス・ダンサーの女性陣を紹介していく。

そしてここで、観客にはサイリウムが配られる。
ワシャそんなヲタ芸に使う棒は振らんぞ!みっともない!
えー、いいじゃん!細かい事気にせず使いなよー!

アマゾネス・ダンサー達の美しく力強い舞いに場内はヒートアップ。
サイリウムが振り乱れ、さながらアイドルイベントの様な雰囲気に。
ヒャッハーーー!!オラオラオラーーー!!
いや、無我夢中で振り回してるじゃん!

BGMに合わせて煌びやかなレーザーライトが交差する中、 次々と繰り出し縦横無尽に動き回る大小様々なメカ。
ターミネーターの様な大型ロボが、 左右に揺れながらステップを刻むロボットダンスや、電飾まみれのセグウェイやモノホイールバイクなども見物である。
つーかあのロボとか、絶対中に誰か入ってるよな?
最初はもっとこう、ASIMOみたいなの想像してたよ・・・!

このカオスでエキセントリックなショーの様子は、 なんとなく昔のSF映画で猥雑なアジアの近未来都市を描いた作品の世界観を髣髴とさせ、 あたかもろくでもない富裕層がモラル無視の遊興にふけるシーンを実体験させてくれているようであった。

実際、映画『ブレードランナー』には町の看板などに日本語が多く登場するが、 監督のリドリー・スコットが来日した際に訪れた新宿歌舞伎町の様子がヒントになっているという。
なんちゅーか、会場はもはや異次元と化しとるがな・・・!
ポカーンって口開けながら見ちゃってる人結構いるね〜。

手を伸ばせば届く距離で強面のロボが練り歩く様子は、なかなかの迫力がある。

動画でもその様子をどうぞ。

途中には記念撮影タイムも設けられている。

普段「ネタにならないから」と記念撮影には消極的な大魔王も、これには思わずピース。
どうじゃ?ロボットアニメの主人公みてーじゃろ?
どっちかって言うと悪の科学者っぽいかもだねー。

そして、興奮と熱狂のエレクトリカル・パレードの末、 クライマックスに登場する色とりどりのロボ子軍団。このシュールなロボ、開発費に1億円かかっているという噂だ。

汎用人型決戦兵器っぽいロボット+美しい女性パイロットの共演という、 大きなお友達の妄想みたいな存在が目の前まで迫り、否が応にもテンションが上がるというものだ。

もちろん社長も自ら豪快にステージを駆け巡り、観客を楽しませる。

『サクラ大戦』の主題歌がBGMで鳴り響く中、 ショーの終盤に飛来する電飾まみれのプロペラ爆撃機。

そこにはアマゾネスが搭載され、呆気にと取られた客席の目の前を通過していく。 まさに光速の帝国華撃団である。
ガハハ、たまには女だらけの珍スポットも悪くないぞい!
いつも田舎ばっか行ってるみたいだもんねー。
数日前もUFOの里とか行ってたからのう・・・。

続いて登場してきた電飾まみれの戦車が、 反対側から来た爆撃機とクロスして、ギリギリすれ違っていく様子はお見事。
手狭な日本の建物空間を逆手に取った臨場感のある演出だ。

動画でもその様子をどうぞ。
いかがだろうか、この近未来的なパラダイスとでも言うべき、 テクノロジーと大胆な演出が融合した謎のエンタメ空間。
ご覧のとおり、ロボットやらアマゾネス達の何だかよく分からないエネルギーに触発されて、ついつい写真も撮り過ぎてしまった。

そんなこんなで、1時間程のショーは大団円を迎えて終了。
これが夜毎4回行われているという。
内容もダンサー達が自ら考えているらしく、定期的に新しいものに変更されているそうだ。
不夜城に現れた魅惑のニューフェイス、ロボットレストラン。
「外国人が選ぶ日本の観光地」第16位、トリップアドバイザーでも「圧倒されるほど珍しい観光名所10選」に選ばれている(ちなみに他にはロズウェルのUFO博物館なども)。
外国人観光客も大喜びなクールジャパンがそこにはあった。
予約制なので訪れる際は事前にウェブか電話で。
いやー、終始面白かったねー!写真撮りまくっちゃったよー。
なんかやたら疲れたけどな・・・!
世界から見た日本ってこーいう国だったんじゃな・・・!
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