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2013年秋に行われた久々の廃墟ツアー。
純粋な探索としては2010年以来、実に約3年ぶり。
台風が近づく悪天候の中、大雨洪水警報上等で逝って参りました。
(※画像はツアー車中の会話で何故か産まれた「廃墟少女るいんちゃん」。廃墟=Ruinと雨=Rainを掛け合わせた廃墟好きという設定の無口系萌えキャラであるが、記事本編とは特に関係無いので気にしないように)
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ホテル活魚 |
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千葉県東金市にある有名心霊スポット「ホテル活魚」。
夜通しの車移動と物件探索を繰り返した末、なんとなく朝になって我々が辿り着いたのがこの廃墟である。
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みんな大好き活魚だぜ!俺はもう20回近くここに来ている!
新年のカウントダウンもここでやった! |
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かつて「活魚」と書かれた看板が象徴的に掲げられていた塔も、今ではその姿をすっかり草木に覆い隠されている。
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そういえば最近、太陽の教団はどうしているんじゃ? いつの間にかサイトも無くなっていたが。 |
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ケケケ、大人の事情でサイトは消えたが、今も水面下で動いているぜ!ちゃんと廃墟も行ってるぜ! |
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今回マスクが修理中の為、代用品で参戦してきた外道ライダー。
実の妹の結婚式の日にすら心霊スポットに行こうとする、まさに外道な男である。
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つーかとっととライダーマスク修理しろよゴルア!
こっちはカラパイアのパルモさんに続編やるって言っちまってんだよ! |
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ぐぬぬ・・・!申し訳ない・・・! 100均で材料をかき集めて、次回登場時までにはなんとか・・・! |
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扉も窓も取り払われた建物は、
その内部にまで植物の侵食を許しつつある状態だ。
ちなみに、前回訪れた時には営業していた隣接するラブホテルも潰れてしまったようだった。
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大きな丸い窪みのある部屋。
ホテル名のとおり、新鮮な魚を振舞う為の生け簀があった模様。
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しかし、モーテル的な外観で生け簀料理という
和洋折衷の売りスタイルは、残念ながらウケなかったらしい。
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荒れ果てまくった内部の様子。
当然だとは思うが、以前よりもダメージが悪化しており、残留物も少なくなっている印象を受けた。
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こちらは以前訪れた際、扉が勝手に閉まってビックリした奥の部屋。 ただ今回は、明るい時間帯に来たという事もあってか、全体的に冷ややかな空気でありながらも、それ程嫌な雰囲気は感じなかった。
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振り向くとそこには外道が一匹。
なんとなく現場に漂う悪のアジト感。
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誰もいないはずの廃墟に浮かび上がるおぞましい外道の姿・・・お分かりいただけたであろうか? |
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客室はこんな感じ。
一体どれくらいの男女がここのベッドで愛を確かめ合ったのだろうか。まあ、そんなに多くはないから潰れたのだろうけど。
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唐突にポートレートモデルを買って出るライダー。
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湯けむり見返り外道。
男女の密着度を増すように設計されたのか、浴槽はコンパクトな造りであった。
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活魚名物である血の手形の部屋は、特に大きな異変も無く健在であった。
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職場の仲間にも帝国での活躍がバレているという外道ライダー。 廃墟から出てくるその姿は、完全にアウトな不審者以外の何者でもなかった。
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おっと、良い子の皆はマネしてもいいが、俺へのとばっちりだけは勘弁してくれよな! |
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ケネディー電気 |
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茨城県稲敷郡河内町にある「ケネディー電気」は、
テレビやネットなどでも度々取り上げられている有名珍スポットのひとつである。
最近ではなんと、映画のロケ地やアーティストのPVでも登場しているらしい。
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成田空港にも程近いのどかな田園風景の中、
突如としてロケットを始めとした奇妙なオブジェが数多く立ち並んでいる。
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TPOドン無視で設置された大陸間弾道ミサイルの如きロケット型のオブジェ。
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実はケネディー電気には、過去にも何度か行こうと思った事があるのだが、今更ベタなネタを取り上げるのもどうかという気持ちや、
普段から住人がいる物件はスルーor後回しでいいやという妙なバイアスがかかっていた為、これまで結局足が向かなかった。
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しかし今回、もともと探索を予定していた物件が悪天候の影響で行けなくなり、
代わりに交通ルート上に程近い場所にあったという事で、ケネディー電気に立ち寄ってみたのであった。
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ネットで何度も見た事のある場所とはいえ、
やはり実際に現地を訪れてみると、独特な世界観が目の前でハジけていて強烈である。
そしてこんな天気の日に来る事になろうとは思わなかった。
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このケネディー電気、「今は修理の時代だ」と豪語する看板が物語るとおり、家電製品の修理やリサイクル販売を生業としているそうだ。
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建物はどう見てもプレハブ小屋だが、
店を経営するご夫婦が2人で住んでいるらしい。
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敷地の入口は監視カメラでバッチリ見られているそうで、
内部に足を踏み入れるとサイレンが鳴り響き、スピーカーからご主人の歓迎アナウンスが発せられるという。また、内部の撮影料は1000円との事。
なんとなく気を使いそうな場所である事も、これまで足が向かなかった理由のひとつである。
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窓辺からコチラを見つめるマネキンの生首。
見事に珍スポット的な演出である。
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傍から見るとまるでレジスタンスの基地のようだ。
このケネディー電気、予想通り“宇宙人の存在を民衆に明かそうとして暗殺された”とも噂されるジョン・F・ケネディ大統領がその名の由来らしく、ご主人が優秀な決断力でキューバ危機を回避した彼にあやかったものらしい。
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残念ながら、今回はスケジュールも押していた為、
建物の内部には入らず同地を後にしました。
またそのうちゆっくり見に行きたいですね。
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写真じゃ伝わりづらいが、傘がぶっ壊れるくらい雨風が激しくてゆっくり撮影なぞしてられっかー! |
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ズブ濡れで我々は一体何をやっているんだろうか・・・!w |
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ケケケ、廃墟マニアは雨にも負けず風にも負けず廃墟に行くのさ! |
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筑波総合研究所(鬼血骸村) |
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茨城県つくば市某所には「鬼血骸村」と呼ばれる謎のエリアがある。
そしてその中心には、かつてマッド・サイエンティストが住んでいたとされる筑波総合研究所なる廃屋が建っている。
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この鬼血骸村に関しても、10年近く前に一度訪れた事があるのだが、
当然ながらカーナビの地図に載っている訳でもなく、
当時の記憶を頼りに場所を割り出して辿り着くまで多少の苦労を要した。
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やっと着いたが以前とだいぶ様子が違うような・・・!? |
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一見時が止まったような廃墟も遷ろっているという事だな・・・。 |
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いざ同地を再訪してみると、
かつてのカオスさは大幅に薄まっており、奇妙なオブジェや意味不明な落書きもほとんど姿を消していた。
こちらは下半分が不自然に塗り潰された電柱。
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時の流れを体現した鬱蒼と生い茂る植物に、辺りはすっかり覆い隠されてしまっている。
ザーザー降りの現場にやるせない雰囲気が漂う。
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10年前はゴミ屋敷の如く様々な物が置かれて塞がれていた家屋への正面玄関部分は、すっかりバリケードが撤去されていた。
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元々この一帯はどちらかと言うと不便な場所であり、
さらに異常性を帯びた土地柄に改悪された事もあってか、
前回訪れた時点で既にご近所には空き家が何軒も見かけられたのだが、
やはり年数を経てその数も増加しているような印象を受けた。
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周辺一帯の路上などの一部には、今でも意味不明な落書きがうっすら確認でき、当時のカオスを偲ばせる数少ない痕跡となっていた。
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んじゃそろそろ撤収するぞ!俺はマックが食べたいのだ! |
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もうかよ!ちょっと早いだろ!その辺の虫でも食ってろよ! |
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結構時間かけて来たのに滞在10分足らずで終了だと!?w |
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なお、以下は前回探索時の周辺の様子です。
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地図に載っていない伝説の村、鬼血骸村。
この忌まわしい名がつけられた謎多き地は、ゆっくりと確実に、歴史の闇の中に消え入ろうとしていた。
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そのうち『外道ライダーHAL劇場版』を撮影しようぜ! |
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おっ、いいっすねw
是非かわい子ちゃんなヒロインとの濡れ場シーンをお願いしますw |
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