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[2013.06.19]

探検タイランドG
〜常識を持たないタイのお寺と、地獄巡礼の年〜


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バンコクの北側に接するパトゥムタ−ニ−県には、 「ブラック・ディズニーランド」の異名を持つタイ屈指の地獄寺がある。
その名も「ワット・プートウドム」。


ワット・プートウドム


バンコク市内の北側からタクシーに乗り、1時間程で目的地に到着。
例の如く周辺はろくに店も建っていない様な郊外だが、これまで行った地獄寺の中では 比較的アクセスが楽な場所であった。
フッ、既に何ヶ所も踏破し、 地獄巡ラーとして鍛錬を積んでる我々にとっては、辿り着くのが造作も無い場所であったな・・・!
いや、途中で運転手が道に迷って軽く危うかった気も・・・。
つーか一体いつまで続くのよこの旅は!?ふざけんじゃないわよ!

寺の門前で待ち受ける半人半鳥のキンナリー像。
胸を露わに強調した服装は、どう見ても痴女のそれである。

こちらには何やら小さい子が見たら泣き出しそうな、なんとなくドラクエのシドーを髣髴とさせるオブジェがお出迎え。

それでは修理中の正門をくぐって、いざワット・プートウドムへ!
フッ、引き返すなら今のうちじゃぜ?
じゃあ引き返しましょ。
それはナイス・アイディアですね。
ちょっ、ウソ!ウソだってばよ!

ワット・プートウドムは1875年に創建された由緒あるお寺。
最初の頃はありふれた素朴な寺院だったそうだが、1947年〜2000年まで住職を務めたプラ・クルーウドム・パワナーピラットによって、 カオスな地獄仕様にバージョンアップされたという。
おっと、「改悪の間違いだろ」とかいう野暮なツッコミは無しだぜ!
いーや、どう考えても改悪の間違いだろ!
この国ちょっと脳まで暑さにやられちゃう人が多いんじゃないの!?

ぽっちゃり系の金ピカ仏像。
個性的ではあるが、今更この程度では何て事は無い・・・

なんてナメていたら、

何故か巨大なカニにエンカウント!
総員、第一種戦闘配置!カオスに備えろ!
この全身の力が抜けていく感じ・・・、決して暑さだけの所為ではなさそうですね・・・。
上に乗ってるひょうきんな奴は誰なのよ・・・。

一応中に入ってみると先客がいた。

さらにどういう訳かヘリがホバリング!
ここの寺の奴らは空飛ぶお坊さんかッ!?
こりゃ早くもツッコミきれねえ!?
フリーダムな寺にも程があるわね・・・。

おっと、窓から人の姿が。
こちらも中に入れるものの、眺めはあまり良くない

この地獄庭園は、夢の中の森をイメージして造られたものだそうで、

象の像とか異様な生物の像が徘徊している。
夢の中というか悪夢の中じゃろーが。
我々は果たして無事に抜け出る事が出来るのでしょうか・・・。
ったく、今日も空が青いわねえ・・・。(現実逃避)

舌がやたら長いおぞましいピー(タイの妖怪、お化け)の像。
こちらも十分トラウマレベルであるが、後方でオーラを醸し出すコチラの方、

実にスゴいお顔である。
アジャ・コングが可愛く見えるレベルじゃぜ・・・!
上に持ってる看板にタイ語で何て書かれてるか気になるわね・・・。
「いらっしゃいませ、ご主人様」とかだったりして・・・。

カオスの中心に聳えるワット・プートウドムの本堂。
堂内は急な階段を登っていく形の極楽巡りとなっているが、今回は地獄巡りの方を優先したので省略します。

本堂の手前では、賽銭用の托鉢を持った僧侶達がまるでメリーゴーランドの様に回転していた。
タイの寺は賽銭箱がいちいち大掛かりだな・・・。
むしろお金入れづらいですよねコレ・・・。
無表情のハゲがグルグル動いてシュールね・・・。


動画でもどうぞ。

本堂脇にも何やらバラエティ番組ばりに大掛かりな装置があった。 どうやら自動仏像昇降機なるものらしい。
スペースさえあれば何かしら変なもん置いてあるな・・・。
どう見ても金の使い方を間違ってますな・・・。
寺にお布施してる信者とかはどう思ってんのかしらね・・・。

この装置、壷に硬貨を入れると このガミラス星人みたいな色した仏像が後方に上昇し、それに対応してもう片方の壷が後方から降りてくるというものらしい。
だが壊れていたのか、この時は小銭を入れても動かなかった。
金返せゴルア!この賽銭泥棒ッ!詐欺師ッ!
見掛け倒しにも程があるガッカリな装置ですね・・・。
それくらいで騒ぐんじゃないわよ、みっともないわね。

でもって、反対側の本堂脇には、 合掌した手を延々ひたすら上下に動かすお洒落なガイコツがいた。「ヨホホホ」とか笑いそうだ。


動画でもどうぞ。
なんなんだよ、このお祈りホラーマンは・・・。
電気代の無駄遣いの化身なんじゃないですかね・・・。
お祈りって言うより物乞いって感じの動きだわ・・・。

よく見ると、近くの片隅にも合掌したガイコツが椅子に腰掛ており、 妙に気になる異様な雰囲気を発していた。

製作中か故障中なのだろうか。
体のほとんどが骨組み(元々骨だが)だけの状態であり、タイの田舎でまさかのサイバーパンクっぽさを感じさせる。
こっちはターミネーターの残骸っぽいですね・・・。
ちょっとアバンギャルドな夏休みの工作なんじゃね?
こんなのさっさと粗大ゴミの日に出すべきだわ。

同じく本堂の前にある無駄にデカ足の亡者の像。
コイツはタイ版のVIPPERってところか?
んな訳ねーだろ!暑くて突っ込むのめんどくさいですよ・・・。
何にせよ、もの凄くダメな感じの存在感ね・・・。

こっちには 目がやたら充血した獄卒の像。
地獄を運営する側も色々大変なのだろうか。
マージャンで徹夜明けかヨ。
週末の新橋とかにいそうですね・・・。
これはちょっと通報が必要な顔だわ。

詳細は不明だが現地に訪れた際、 多分お偉いさんと思しき僧侶による説法を淡々と聞く催し物が行われていた。

第何形態だよという感じのド派手なナーガ像が手前で見張る、バラックの中に入ってみる事に。

内部にも謎の植物が侵食しており、 ここには仏具や土産が売られている売店が何軒か集まっていた。

ご利益が得られるのか、金箔が沢山貼られた僧侶の像。
なんとなく罰ゲームを受けた芸人の様にも見えるな。
また不謹慎な事を・・・。
そうよこのバーカ。ところでこの金箔、エステに使えるかしら?
・・・・・・。

ここにもありました、回転寿司みたいなベルトコンベヤー式のお賽銭装置。
タイ人はどうしても普通に金を払わせたくないらしいな・・・。
しかし例の如くほとんど賽銭入ってませんけどね・・・。
結果的に金を払わせないでどーすんのよ・・・。


動画でもどうぞ。

タイではお馴染みの猿神ハヌマーンの像。
乗ってるトラの表情がヘブン状態なのに注目だ。

おとなしめの普通の像もあるにはあるが、この妄想ワールド ではむしろ異端なものとなっている。

一見するとゴチャついてて判然としないが、 どうやら人間の亡者が色々な生物に捕食されている壮絶なワンシーンとなっている模様。
まるで旧劇場版の2号機みたいな状況じゃな・・・!
また何を意味不明な事言ってんのよ、このすっとこどっこい。
うわっ、よく見たら下の方に も人間の生首があるじゃないですか!

敬虔な仏教徒が大半を占めるタイでは、 独特の作法で仏像に祈りを捧げる家族連れの姿がよく見かけられる。

赤と青のコブラが守護する本堂裏手の建物。

本堂のまわりを1周して正面の方に戻ってくると、 建物の側面に何やらドス黒い記念撮影みたいな面々がいた。
後ろで睨みをきかせる獄卒のおっさんの顔が怖すぎる。

そしてその横には、怪物の口が得物を待ち受けるかの様に ガバッと大きく開けられていた。 何を隠そう、地獄の入口である。
ほとんどの地獄が屋外にあるのに対し、 ここの地獄は本堂の地下にある一風変わった作りになっているのだ。

という訳で、いよいよ地獄へ堕ちてみましょうか。
さあて、メインディッシュはここからじゃぜ・・・!
前菜だけでもうお腹一杯・・・どころか腹痛起こしそうですけどね・・・。
うっわ、なんたる悪趣味・・・。全然入りたくねえ・・・。

足を踏み入れた瞬間に感じる脱力感。
一応お寺のはずなのに、何故かその地下にはお化け屋敷としか思えない空間が広がっていた。
おい、なんだこの、フニャフニャした間の抜けたBGMは・・・!?
場内の雰囲気とアンマッチにも程がありますよ・・・!
MPがどんどん吸い取られていく様だわ・・・!

ご覧あれ、この手作り感溢れる素晴らしいクオリティー。
動揺のあまり、思わず写真もブレるというものだ。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。

この素朴な味わいのコンクリ像は、 今から約40年前にクルーウドム師が地元の農民と一緒に作り上げたものだそうだ。
今までのものと異なり、ここは屋内地獄という事で、禍々しい背景も描かれて奥行きのある世界観が演出されている。

後に建築を学んだという現在の住職プラ・アティガーン・ソンブーン・シリプンヨー師によって、 音と光による特殊効果が施されたという。

ストロボ無しだと実際はこんな薄暗さ。
遠くの方から不気味な笑い声や悲鳴のSEが鳴り響くおどろおどろしい雰囲気の中、 順路を進むのは結構スリリングだ。
チッ、出来ればか弱い女子と2人っきりで来たかった・・・!
同感です、しかも怖がって服の裾とか掴まれたりしたらたまりませんな・・・!
か弱くなくて悪かったわね!お望み通り服引き裂いてやろうか!?

中にはこうして金網が設置されたものもある。
各場面ごとに硬貨を投入するボックスが設置してあり、5バーツを入れるとそれぞれの仕掛けが作動する様になっている。

それにしても、ゾンビというかETというか、 とにかく血みどろな異形の亡者がやたら多い。

この阿鼻叫喚の地獄絵図は、実に457場面に及ぶジオラマだという。勢い余って後ろで火山まで噴火しちゃっている。
もはや何が行われているのかよく分からん。
やり過ぎて原始時代の末期みたいになってますね・・・。
ねえ、なんかそこに変なもんあるけど何かしら?

天井からキモいのぶらさがってるー!
圧倒的・・・!圧倒的お化け屋敷感・・・!
いや、なんで賭博漫画っぽい物言いなんですか・・・。
これじゃもはや言い逃れできないわね・・・。

しかし先述の通り実際はもっと暗い為、 ちゃんと見ないと何か邪魔くさいもんが通路に垂れ下がっている程度にしか認識出来ない残念な代物となっている。
まさにタワー・オブ・テラーだな。寺だけに。
あ、靴紐が解けてる。
だらしないわね、暗いし転んじゃうわよ。
て、寺だけにね・・・!

こちらの見事に串刺しな女性も、 この無慈悲なるスプラッター回廊の中では、 ちょっと休憩してるくらいの軽症に見えてしまう。

しばらく進むと、血肉に飢えた野獣が牙を剥く不気味な森にさしかかった。

毎度お馴染みのトゲトゲの木も、いつもより亡者が血まみれの出血サービス状態であった。
血まみれってか全体的に埃まみれやんけ!
これちゃんと掃除するのは大変そうですからねえ・・・。
いっその事キレイに撤去しちゃえばいいのよ・・・。

サイケデリックな屋内地獄は思ったよりも長く、怪鳥のいる小さな橋が折り返し地点となっている。

ここの天井は吹き抜けで、エグい内装にもかかわらず、 外から日光が降り注ぐ比較的爽やかな場所であった。

さらに今度は唐突に海洋ゾーン。
可愛らしさの欠片も無いリアルテイストのタコが実に嫌な感じだ。
地獄とか関係なくなっちゃったから!
何急に別路線に走ってみてんだヨ。
同じ様なのばっか作るのに飽きたんじゃないですか・・・。
とことん理解に苦しむ場所ね・・・。

何故か半分ガイコツになってるリーマンの像を通り過ぎると・・・

屋内地獄の中央に位置する部屋に出た。
なんとここ、実は納骨堂らしく、故人の写真がはめ込まれた祠の様なものが複数置かれていた。
終の棲家にこんなお化け屋敷を選ぶだと・・・!?
俄かには信じ難いセンスに脱帽ですね・・・。
マジなの!?いくら一応寺だからってさ・・・。

不細工なビッグフットみたいな奴までいた。
こんなところでオカルトサイトの管理人を喜ばせてどうする!?
しかもよく見たら毛が抜け落ちまくってるよーな・・・。
毛穴のボツボツが全身むき出しでキモイんだけど。

屋内地獄もいよいよ佳境。
照明の色も赤くなり、より危険度が高い感じに通路を染めている。

怪しげに棺の中で横たわるガイコツは、5バーツを入れると跳ね起きる仕掛けになっている。

さらに進んでいくと、 年齢の割りには尖ったファッションセンスのおっさんが前方に怪しく照らし出された。
恐らく地獄の中間管理職と言ったところじゃろう。
その割りには目が死んでて覇気が無いですね・・・。
貧相なボディーのくせに脱いでんじゃないわよ・・・。

迫力のある突き出した巨大な腕。
恐らく閻魔大王か、それに匹敵する地獄の実力者のものであろう。
腕相撲したら瞬殺されそうじゃな・・・!
そもそも手を握る事すら難しそうですがね・・・。
どうでもいいけど、大きさの割りに生命線が短いわ。

巨大な腕が作動するのを期待して硬貨を入れてみたところ、横にいる貧相な獄卒の方がおざなりに腕を上下に動かし出した。
これで金を取るとか消費者相談センターに駆け込んだろうか!?
きっと「マイペンライ(気にするな)」の一言で片付けられますよ・・・。
こんなこったろうと思ったわよ、やめときゃいいのに。


動画でもどうぞ。

ここにもお約束のトゲトゲの木があった。
基本的に血まみれな上に、照明が赤いのでより過激さを増した感じになっている。

恐らくここにいてはいけない、 どっかで見た事のある忍者亀っぽい像もあった。
カワバンガー!?
寺には俗世間の著作権は通用しないんでしょうか・・・。
何よこのSM好きそうな変態は。

そして、地獄の終盤に登場する、自転車に乗ったガイコツ。
このワット・プートウドムを象徴するオブジェであり、ある意味今回、コイツを撮影しに来たと行っても過言ではない。

上部に連なるのは、 タイに伝わる美女のなる木、マッカリーポン。
伝説でこの木は、7日間枝にぶら下がり、たわわに実った果実(乙女)が地上に降りてから5ヶ月間の命が与えられるが、彼女達に魅せられ、奪ったり妻にしたりする男は、魔法により3ヶ月間の眠りに入ってしまうとされる。
ここもおっぱいがいっぱいじゃねーか!
地獄どころか楽園じゃねーですか!
アンタ達みたいな変態はいっそ永眠すりゃいいのよ!

一見すると酔った勢いで作った様な代物だが、 飲酒運転を戒める意味合いがあるという。
例の如く、硬貨を入れると不気味な笑い声をあげなら、一所懸命に自転車をこいでくれる。


動画でもどうぞ。
ウン、ソロソロ帰ロウカ。
ソウデスネ、帰リマショウ。
ソウネ、ソレガイイワネ。

地獄の最深部にいる巨大サソリ。
脱出を阻むかの様にハサミを広げて立ちふさがっている。

地獄の出口はこんな感じ。
数々の精神汚染攻撃を乗り越え、ようやく現世に戻ってきた。
ミッション・コンプリート!
しかし外も相変わらず灼熱地獄やんけ!
ある意味、この暑さを忘れられる空間でしたな・・・。
人間ってやつは何でこんなもん作るのかしらね・・・。

僧侶も連日40度近い暑さにダレ気味の模様。
外を歩くだけで既に修行みたいな感じであった。

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ど、どうしたんですか!?熱中症ですか!?
知り合いは今頃、東京の会社で普通に仕事してるってのに、ワシはこんな場所で一体何をやってるんだろうという、どうしようもない虚脱感に襲われたのじゃ・・・!
何言ってんのよ今更・・・。
つーか アンタにもそんなマトモな思考が残ってた事に驚きだわ。



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