【ビッグフット】
ビッグフットの想像図▲
パターソン&ギムリンフィルムの歩行するビッグフット▲(全体画像 )
パターソン&ギムリンフィルムの歩行するビッグフット▲(全体画像 )
「ビッグフット(Bigfoot)」はアメリカ全域、カナダのロッキー山脈一帯で数多く目撃されている獣人UMA(未確認動物)であり、
同種の未知の類人猿の総称だ。
カナダで「サスカッチ(Sasquatch)」(ネイティヴ・アメリカンの呼び方で「毛深い巨人」に由来する)と呼ばれている奴も、同一の存在だと思われる。
体格はガッチリしており、顔と足の裏、手のひらを除き、褐色または灰色の体毛で覆われ、直立で二足歩行するという。
現在までに数多くの足跡が発見され、写真や足型の石膏が残されている。 足跡からの計算や目撃情報から、ビッグフットの体重は、およそ300kg、身長2~3mと推測されており、
足跡の歩幅は大体1~1.5m、大きさは最大約45cmにも及ぶ。
古い記録では1810年1月、アメリカのオレゴン州でとても人間のものとは思えない、長さ40センチにも及ぶ巨大な足跡が発見されている。
1840年には、ワシントン州スポケーンの白人宣教師が、インディアンの間に伝わる
“サケを盗み強烈な臭いを放つ毛深い巨人”の話を記録している。
目撃例の中で有名なのは、1924年7月、アメリカ、ワシントン州エープキャニオンでの事件である。 その日、近くの炭坑の鉱夫フレッド・ベックは、ビッグフットに遭遇し、三発の銃弾を撃ち込んで射殺した。 するとその夜、ビックフットの一団が、その鉱夫や仲間たちの泊まる小屋に襲いかかったのだ。
ビッグフットの一団は、小屋の近くにあった石や丸太を掴んで扉や屋根を壊そうとしたらしく、
慌てた鉱夫たちはあたりを銃で撃ちまくったそうだが、ビッグフットたちは逃げていかず、夜明けまで襲撃は続いたという。 小屋が頑丈に出来ていたため鉱夫たちは無事だったが、彼らは恐ろしくなり、その日のうちに小屋を離れたそうだ。
仇討ちに夜襲を仕掛けるとは、仲間思いな奴らじゃな・・・!やり方は所詮サルだが。
そういえば私の学校には「モジャゴリラ」(「毛深いブサイク」に由来する)ってあだ名の先生がいるんですよ。
その情報めちゃくちゃどうでもいいですヨ。 でも、ゴリラも19世紀頃までUMAでしたし、もしかしたらビッグフットも・・・って気はしますね。
1967年10月20日午後3時30分頃、アメリカ、カリフォルニア州ユーレカのブラフクリークにあるシックス・リバーズ国有林で、元カウボーイの未確認生物研究家ロジャー・パターソンと友人のボブ・ギムリンは、巨大な足跡を見たという複数の報告を調査していた。 すると、身長2m程でメスのビッグフット(胸が垂れ下がっている)と思われる毛もじゃな生物(パティと名付けられた)の姿が砂州を素早く横切っていくところを目撃し、急いでパターソン氏が16ミリのコダック・ムービーカメラで撮影した。 この映像は「パターソン&ギムリン・フィルム」(または単に「パターソン・フィルム」)と呼ばれ、ビッグフットの存在を裏付ける定番の素材となった。
VIDEO
パターソン&ギムリン・フィルム▲
当初、この映像をスミソニアン大学霊長類研究所等の科学者達が分析した結果、
着ぐるみによるフェイクだという見解を示した。
しかしその一方で、旧ソ連のモスクワ科学アカデミーは、
生物が歩行する際に大腿部に膨らみが生じ、頭髪の矢状縫合面において顔と脳の部分の間の比率が、
ホモサピエンス以前の人類の祖先の特徴であるという形態学と生体力学の観点から、着ぐるみではなく
ヒトに近い本物の生物だと主張した。
確かに、人が中に入っている感は否めないですね・・・。
パターソン&ギムリンフィルム撮影現場▲ 赤マルがカメラ位置、矢印がビッグフットの移動経路。
元々ビックフットの存在を世に知らしめるきっかけを作ったのは、
ワシントン州のビックフット研究家のレイモンド・ワラスという人物だ。
1958年8月、カリフォルニア州にあった彼が経営する会社「Wallace Construction」の敷地内で巨大な足跡 が発見され、
『Humboldt Times』紙の一面記事で報道された。
この時に足跡の大きさから「ビッグフット」という名前が生まれたのだが、
以降、アメリカ各地で同生物に関する目撃情報が急増し、
1960年代に入ると1年で60~100件もの情報が寄せられたという。
ところが時は流れ、レイモンド・ワラスは2002年11月26日に亡くなったが、彼の死後、
甥のリー・ワラスが、ビッグフットに関しては叔父のヤラセであったと告白したのだ。
ビックフットの足跡は、レイモンド・ワラス自身が木製の16インチ足型を履いて悪戯でつけたもので、また、
彼が生涯で撮影した数百枚のビックフットを捉えた写真は着ぐるみであったという。
さらに、レイモンド・ワラスは、1967年に撮影されたパターソン&ギムリン・フィルムの撮影にも関与しており、
映像の撮影場所を教えたのは彼であったそうなのだ。
また後年、レイモンド・ワラスはフィルムはインチキであり、着ぐるみの中にいた人物を知っていると述べたとされる。
そしてついに、2004年3月に出版された『The Making of Bigfoot』という本の中で、
ボブ・ヘイロニムスという人物が「私が1000ドルの報酬で着ぐるみの中に入っていた」と告白したのである。
この本の著者グレッグ・ロング氏は、僅か60秒間のフィルムの謎を4年に渡って調査し、
とうとうヘイロニムスに辿り着き、ビッグフットを演じた本人の口から直接真実を聞き出したそうだ。
また、ビッグフットの着ぐるみは、
ノースカロライナ在住のゴリラの着ぐるみ専門家フィリップ・モーリスという人物が435ドルで売ったものだという。
なお、余談だがヘイロニムスはビッグフットを演じたにも関わらず、
結局パターソンらから約束の報酬は支払われなかったという。
これが中の人・・・。 でも私服のセンスも結局ゴリラっぽいですね。
しかし、無茶振りしておいて約束の報酬をやらぬとはけしからんな。
ビッグフットまで詐欺に遭うとは世知辛い世の中じゃい。
お言葉ですが大魔王様もよくやる手口かと・・・。(コレとか )
去り行くビッグフットの後姿▲
背中に一見ファスナーらしきものは見当たらないが、1999年にコンピューター画像専門家により、
映像を拡大したところ、金属部品らしきものが認められたという報告もある。
去り行くビッグフットの後姿▲
背中に一見ファスナーらしきものは見当たらないが、1999年にコンピューター画像専門家により、
映像を拡大したところ、金属部品らしきものが認められたという報告もある。
後にハリウッドのベテランディレクターであるジョン・ランディスは、フィルムに写ったビッグフットは、映画『猿の惑星 』(1968年)にも参加し、
猿のぬいぐるみの製作を補助した事があるジョン・チャンバースの作った着ぐるみを着た偽物である事を暴露している。
しかし、最後まで本物だと主張し、1972年に亡くなった撮影者パターソンの妻やボブ・ギムリンは、
ボブ・ヘイロニムスの告白に対し「彼は嘘をついている」と非難しており、
彼が着たという肝心の着ぐるみも存在せず、撮影状況も説明できなかった事から、
現在では本の宣伝を狙ったものと見なされている様だ。
ボブ・ヘイロニムスとビッグフットの比較図▲
雰囲気は似ている様だが、真相は果たして?
ボブ・ヘイロニムスとビッグフットの比較図▲
雰囲気は似ている様だが、真相は果たして?
告白の真偽はともかくとして、ヘイロニムスの出現により、
パターソン&ギムリン・フィルムは捏造映像であるという世間の認識が決定的となっていたが、
2010年1月、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルが番組内で、
最新のコンピュータ解析によるフィルムの再検証を試みたところ、一転してなんと、
映像のビッグフットは着ぐるみではなく「本物」であるという結果だったのだ。
決定的な理由としては、生物の体の大きさと比べて、
膝の曲がる位置がかなり低く、着ぐるみで膝の関節の位置を短くする事は不可能な点があげられた。
さらに、腰と肩の位置関係も人間のものとは異なり、
現代のスーツ・クリエイターの見解では、毛とその下の筋肉の動きからして、
撮影された1967年当時の技術で同様の着ぐるみを制作する事はまず不可能だという。
また、映像のビッグフットの身長は、2m10cm~2m30cmと割り出されたが、
これは人間の成人の平均身長を遙かに上回り、1億人に1人という割合らしい。
そして、歩き方もかかとから着地する人間とは異なり、
類人猿の特徴である足の裏全体を下ろす動作を人間が再現する事は非常に難しいそうだ。
バカな・・・!中の人などいない・・・だと・・・!?
ヘイロニムスの哀愁漂う歩き方は完全に一致なんですけどね・・・。
ここに来てまさかのどんでん返しですね・・・。 じゃあやっぱビッグフットは実在するって事なんですかね~。
1995年、ワイルドクリークで撮影されたビッグフット▲ 「こっち見んな」という位、鮮明にその姿が写されている。 森林パトロール隊員がこの写真を売って得た金額は、1600ドルだったという。
1995年、ワイルドクリークで撮影されたビッグフット▲ 「こっち見んな」という位、鮮明にその姿が写されている。 森林パトロール隊員がこの写真を売って得た金額は、1600ドルだったという。
右の写真は、1995年7月11日午後2時頃、米ワシントン州カスケード山脈系レイニア山麓のスノクアルミー国立公園内ワイルドクリーク地区の標高2500m付近で、34歳の森林パトロール隊員によって撮影されたビッグフットだ。 同地区内を巡回していた彼は、沼地を歩いているこいつに遭遇し、持っていたカメラで夢中でシャッターを押した。 全部で14枚撮られた写真のうち、奴が写っていたのは6枚だけで、その中の1枚がこの写真だ。 彼の遭遇時の状況の説明によると、奴のそばに近づくにつれ、強烈な獣臭がしたという。
被写体は身長2.5mと推定されている。
ビッグフット研究家のクリフ・クルック氏は、実際に現地を訪れて歯形のついた切り株などを確認し、その後の会見で写真の真偽について
肯定的な発言を残しているが、一般に類人猿は水に入るのを極端に嫌がる傾向があり、沼地を歩きまわる事はありえないし、あまりに沼地を歩くその姿が鮮明で、撮影者も匿名だったことなどから、信憑性を疑問視する声が多く、
現在では、やはりCGによる偽造だとされている。
これは胡散臭い・・・と言うかドブ臭そうな写真じゃな。
その年齢で棲星怪獣の名を出してくるとは侮れないJKですね・・・。
ビッグフットの正体については長年論争がなされており、
クロクマやハイイログマ (グリズリー) の誤認や、
アウストラロピテクスやギガントピテクスといった
巨大なサルの祖先が何らかの形で生き残ったという説が主だったものである。
しかし、北米大陸には過去も現在も類人猿は生息しておらず(化石も未発見)、好奇心が強い高等霊長類が人目につかずに生息するのは難しいと思われる。
なお、採取されたビッグフットのモノだと思われる体毛を、ワイオミング州在住の生物学者トム・ムーア博士が分析した結果、北米に存在するいかなる哺乳類のものにも当てはまらず、アジアに存在する類人猿とも異なるが、強いて言えばゴリラに近いとの見解を示している。
ちなみに、ビッグフット研究の第一人者であるアイダホ州立大学の解剖学・人類学准教授ジェフリー・メルドラム氏は、
米西部の山岳地帯に赤外線カメラを搭載したリモコン式の小型飛行船を飛ばし、ビッグフットが存在する科学的証拠を空から集める計画を
最近発表しており、また、米ケーブルテレビ局がビッグフット実在の証拠を示した人に、
賞金1000万ドル(約8億円)を支払うという新番組を来年秋から放送予定らしく、
今後もビッグフットまわりの話題には事欠かない模様である。
でもこんな何年も騒がれてるってのに、未だに死体のひとつも見つかってねーよな。
仲間思いみたいだから、家族や友達が埋葬してくれるんじゃないですかね?
一応定期的にそれらしきものは見つかってるみたいですよ。
もっとも、比較的記憶に新しい2008年8月にジョージア州でオスのビッグフットの遺骸として発見されたものについては、
息絶えた巨大な類人猿(体長2m以上、体重は約230kg)が冷凍保存用の発泡スチロール箱に入れられた画像が出回り話題になりましたが、
これは偶然の発見者を装った警察官マシュー・ウィットンと元看守リック・ダイアーによる金銭を狙った捏造であり、
ゴムに着ぐるみを着せた偽物だったって事が判明してますがね。
押し込まれたゴミかと思いきや本当にゴミだったのかヨ。
【イエティ】
イエティの想像図▲(Photo credit to Animal Planet)
凶暴なイメージがフィクションでも定着しているイエティ▲
1921年、英国陸軍のC.K.ハワードベリー中佐率いるエベレスト探検隊が足跡を発見した際、
シェルパが「嫌な匂いの雪男」のものだと言ったが、これが「忌まわしき雪男 (Abominable Snowman)」と誤訳された為、
こうした凶暴そうなイメージが決定付けられる事になった。
凶暴なイメージがフィクションでも定着しているイエティ▲
1921年、英国陸軍のC.K.ハワードベリー中佐率いるエベレスト探検隊が足跡を発見した際、
シェルパが「嫌な匂いの雪男」のものだと言ったが、これが「忌まわしき雪男 (Abominable Snowman)」と誤訳された為、
こうした凶暴そうなイメージが決定付けられる事になった。
イエティとは、ネパールのサガルマータ(エベレスト)山麓クーンブ地方に住むシェルパ族の言葉で、"Yah"は岩、"thi"は動物を指し、「岩に棲む生物」という意味の、一般にはヒマラヤの雪男として知られている獣人UMAだ。 体長は小型の1.5mから、大型では4.5mにも及んでいるとされ、ゴリラの様な感じに全身体毛で覆われているとされている。 また、完全な二足歩行で活動するそうだ。 シェルパ社会では、このイエティと思われる獣人の民話が多く伝わっているが、あまり話そうとはしない様である。 古い記録によれば、1832年にネパールの初代イギリス代理公使ブライアン・H・ホジソンが、
彼に従事していた現地人ポーター(荷物運び)が黒い毛に覆われた生物を目撃し逃亡するという出来事に遭い、
イギリスの科学雑誌『Journal of the Asiatic society of Bengal』で発表した論文「ネパールの哺乳類」の中で、ネパール人が語る怪物「ラクシャス」(チベットの民間伝承における悪魔の名)としてイエティを紹介している。 しかし、ホジソン自身はオランウータン等の誤認だと否定的な説を述べている。 また、1889年にはイギリス陸軍のL・オースティン・ウォーデル中尉が、インドのシッキム州北東部の標高5200m付近の峠で、イエティのものらしき足跡を発見しており、1921年にはハワード・べリー中佐率いるイギリス陸軍の遠征隊がエベレスト北壁の世界最初の登頂を試みていた際、ラプラタ山道の積雪を背にして移動する多数の黒っぽい動物の群れを目撃し、それ以来イエティらしき生物の目撃報告が増えたという。
エリック・シプトンに発見された巨大な足跡▲
ヒグマのものというのが有力だが現在も結論は出ていない。 なお、雪原に足跡が点々と続く写真 もあるが、この写真とは別の時に撮影された偶蹄目のものであると、同行者のマイケル・ウォードが後に告白している。
エリック・シプトンに発見された巨大な足跡▲
ヒグマのものというのが有力だが現在も結論は出ていない。 なお、雪原に足跡が点々と続く写真 もあるが、この写真とは別の時に撮影された偶蹄目のものであると、同行者のマイケル・ウォードが後に告白している。
世界的にイエティの存在が有名になったのは1951年11月、イギリス人登山家エリック・シプトン率いる第8次英国エベレスト登山隊がエベレスト北側を探索中、1.5kmにわたってメンルン氷河上を横断する長さ45cm、幅32cmの巨大な足跡を発見し、その写真が12月6日付けの新聞紙『UK Times』で公表された事による。 その大きさから人間のものである可能性は薄く、動物の特徴である親指が他の指と離れている拇指対抗性が見られず、5本中2本の指が妙に発達していたそうだ。
1954年には、イギリスの『デイリー・メイル』紙がイエティ捜索隊を派遣した際、イエティのものと思われる生物の糞に加え、
ヒマラヤの村落の僧院にイエティの頭皮やミイラ化した手首の骨が保存されているのを発見している。
1975年7月には、前年にルバング島で終戦を信じず残留していた小野田少尉を発見した事で知られる日本人冒険家の鈴木紀夫氏が、標高3500m程のコーナボン・コーラという地点で、
5頭のイエティの群れを目撃したという。 (鈴木氏は1986年11月にもイエティ捜索目的でヒマラヤに赴き、ダウラギリIV峰で遭難死している)
また同じく日本人のイエティ研究第一人者で「イエティ・プロジェクト・ジャパン」という捜索隊の高橋好輝隊長も標高4750m辺りで18cm程の足跡を発見している。
1986年に物理学者アンソニー・B・ウールドリッジによって撮影された写真▲
1986年には、物理学者アンソニー・B・ウールドリッジによって、150m程離れた地点からイエティらしき生物の写真が撮られて話題になったものの、
もっともこれは、実際はただの岩であった事が後に確認されている。
イエティとかむさ苦しい奴はいいから雪女の画像はよ! 色白の巨乳を!
でも私思うんですけど、性別ちゃんと分かってる訳でもないのに雪男って決め付けるのは変だと思うんですぞ。
雪男繋がりという事でムックの口マネですと・・・!?
実はイエティには種類があり、大きく別けるとオスは<イエティ>、メスは<メティ(ミティ)>という呼称で現地では区別されているそうだ。
大体のプロフィールはこんな感じだ。
イエティ:身長2m、人間は襲わずヤクやゾッキョが主食。 現地では精霊の如く神聖視されており、
見ると災いが起こるとか、千里眼や治癒などの超能力を持っているとされる。
メティ:身長1.5m、たまに人間を襲う。イエティに比べ動物的(または半人半猿)な扱いで、見ても災いは起こらない。
さらにこれを細かく別けた感じで、少なくとも以下の3種類がいるだろうとも言われている。
ラクシ・ボンポ(またはメティ):体長1.5m程でおとなしく、穀物を食べ、比較的低地に棲む。
リミ(またはチュティ):体長2~4m程で、標高2400m程の比較的低地に棲む。 ニャルモット:体長4.5m程、肉食でヤギやヤクを襲う。凶暴で人間を襲う事もある。
急にキャラが増えてよく分かんねーよ、相関図もよこせ。
あっ、それなら誰が誰を好きとか気になる存在だとか、そーいうのもあるといいですね。
写真以外にも1992年に登山中のカップルにより撮影されたという
イエティの映像もある。 これは「スノー・ウォーカー・ビデオ」と呼ばれるものだ。
VIDEO
スノー・ウォーカー・ビデオ▲
この映像はイエティが存在する決定的な証拠として考えられたが、
真相はゴリラの着ぐるみを着た人間がイエティを演じていたに過ぎず、
1996年にアメリカのフォックステレビのプロデューサーによって制作され、
『The World's Greatest Hoaxes』という番組で放送されたものであった。
こんな仕事もしなきゃいけないなんて、社会人て大変なんですね。
さすがに特殊なケースだと思いますが・・・給料や福利厚生は気になるところですね。
国際宇宙ステーションから撮影したヒマラヤ山脈(チベット側から見た図)▲ この何処かにイエティはいるのだろうか?
ゴリラの様な姿の雪男を描いた絵▲ 西洋の調査隊はこうしたイメージのカードを雇ったシェルパ達にも配布した。
ゴリラの様な姿の雪男を描いた絵▲ 西洋の調査隊はこうしたイメージのカードを雇ったシェルパ達にも配布した。
現在イエティに関する論争は、一応の終止符が打たれている。
と言うのも、2003年9月13日、ヒマラヤのイエティ(雪男)を調査している青森県弘前市の登山家で日本山岳会青森支部長の根深誠氏が、「イエティと考えられていたのはヒグマの一種 」と結論付ける調査結果を発表したのだ。
根深氏は12年前からネパール、ブータンなど十数ヶ所でシェルパ族のガイドと聞き取り調査を続け、日本語で雪男と訳される動物は、現地ではシェルパ以外の民族の殆どが、一般的にはメティ(英語で<mi-dred>=「mi」は「人」、「dred」は馬熊)と呼び、ヒグマの一種「ヒマラヤン・ブラウン・ベア」だと説明したそうだ。
実際、イエティのものとして採取された糞や毛、足跡などは分析の結果、いずれもヒグマや高山帯に生息する動物のものであると確認されている。 巨大な足跡に関しては、ハヌマンラングールなどの動物の足跡が昼間の雪解けにより周りが大きくなり、
夜間に凍結して形作られたものと考えられるという。
ゴリラの様なイメージは、1954年にイギリスの新聞紙『デイリー・メール通信』に掲載された想像図が人々の意識に定着したものだそうだ。 最初に足跡を発見したイギリス陸軍のL・オースティン・ウォーデル中尉自身もイエティの存在を信じた訳ではなく、ヒグマのものだろうと考えたらしい。
また、根深氏は「これまでの探検隊は強すぎる架空のイメージを探し続けた為、シェルパの人々も続々と訪れる探検隊に影響を受け、存在を信じる様になった。 結局、イエティとは伝説の独り歩きによる産物だ」と分析している。
また、イタリアの冒険家ラインホルト・メスナーの著書『My Quest for the Yeti』によると、
資金繰りに悩んだイギリスのエベレスト登山隊が、
地元でイエティと呼ばれていたヒグマを未確認動物に仕立て上げる事で資金を集めていたという背景もあるらしい。
実際、1938年にドイツの動物学者エルンスト・シェーファーが「イエティはチベット・ベアだ」と書いた本を出版しようとしたところ、
エリック・シプトンなどの登山家らが彼に対し、英語の報道機関に秘密を公表しない様に頼んだという。
夢とロマンある話が、段々やるせない内容になってきたな・・・。
しかし、二足歩行の説明はどーなるんですかね? プーさんじゃあるまいし、クマが立って歩くなんて・・・。
ボリショイサーカスとかの芸を仕込まれたクマなんかは、多少立って歩いたり出来ますが、自然のクマが立ちながら歩行するなんてのは考え難いですよね。 石を投げてきたという証言も多いみたいですが、
ヒグマが石を投げた事例が確認された事は無いですし、古から続く数多くのイエティ目撃報告が、全てヒグマによるものだと断定する事は出来ません。
ネパール、クムジュン村の僧院にあるイエティのものと称される頭皮▲
1954年にヒマラヤの僧院で発見された頭皮と手の骨は、
1960年にニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリー率いる登山隊がサンプルを持ち帰り、
アメリカで鑑定が行われた。
その結果、ヒマラヤに生息するシーローというカモシカの一種の腰の部分の毛皮をつなぎ合わせ、
頭皮の様に形作られている事が判明。
と言うか、そもそも1954年の発見当時、クムジュン村の僧侶は、
「これはイエティを祭る目的で祭祀の時にかぶるものだ」と儀式用具である旨を西洋の調査団に伝えているらしいのだが、残念ながらそうした事実はスルーされた模様。 後に観光資源(金になる)として有効と判断され、公式にイエティ・アイテムとなった。
ネパール、クムジュン村の僧院にあるイエティのものと称される頭皮▲
1954年にヒマラヤの僧院で発見された頭皮と手の骨は、
1960年にニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリー率いる登山隊がサンプルを持ち帰り、
アメリカで鑑定が行われた。
その結果、ヒマラヤに生息するシーローというカモシカの一種の腰の部分の毛皮をつなぎ合わせ、
頭皮の様に形作られている事が判明。
と言うか、そもそも1954年の発見当時、クムジュン村の僧侶は、
「これはイエティを祭る目的で祭祀の時にかぶるものだ」と儀式用具である旨を西洋の調査団に伝えているらしいのだが、残念ながらそうした事実はスルーされた模様。 後に観光資源(金になる)として有効と判断され、公式にイエティ・アイテムとなった。
ああ、その通りだ。
そもそもイエティというのは、シェルパ族における精霊の如き神聖な存在であり、
ネパールや周辺国のヒンドゥー教でも見受けられる半人半猿の伝承(例えば古代インドの叙事詩『ラーマヤーナ』に描かれる猿神ハヌマンなど)に端を発すると推測する見方もある。
西洋が勝手に思い込み追い求めたゴリラの様な姿のイエティに関しては、
確かにヒグマの存在に踊らされた虚像が正体であるというのが生物学的に合理性のある解釈だ。
しかし、これは現地のシェルパ族がイエティとメティをそれぞれ区別し、
イエティを信仰の対象として神格化している事実を無視した一方的な理論であるとも言える。
メティ=ヒマラヤン・ブラウン・ベアであったとしても、
だからと言って別の存在として区別されているイエティが=ヒグマにはならないという事だ。
また、ヒマラヤのみならず、最近ではロシアのシベリアでもイエティの目撃情報が相次いで寄せられているという。
西シベリアのケメロボ州は、2011年10月に数日間に渡り開かれた国際会議(7カ国の専門家による世界各地の雪男に関する情報交換が目的)において、
「ケメロボ州には95%の確率でイエティが生息する」という総括宣言が採択されたが、
同州南部のゴールナヤ・ショリヤのアザス洞窟で2011年秋に謎の生物の足跡と10本の毛束が発見されている。
採取された毛の分析はロシア国内ではサンクト・ペテルブルグとモスクワの2か所及び米国で行われ、
2012年10月29日に鑑定が終了した。
ロシア国立気象学大学で主任研究員をつとめるヴァレリー・サプノフ氏によれば、
足跡に関しては95%イエティのものであり、電子顕微鏡で毛を調べた結果、
60~70%の確率でこの毛とそこから出た核DNAがイエティのものだという結論に達したという。
いずれにせよ、今もイエティは皆の心の中に生き続けているって事ですね・・・!
【野人】
中国には湖北省西部の神農架山を中心に出没し、数多く目撃されている「野人(イエレン)」。 身長は1.8~2m程で、全身が黒みがかった赤毛で覆われており、尻尾は無い。 神農架山周辺からはギガントピテクスの化石が発見される事から、野人もこの子孫ではないかと言われている。 目撃証言が多く、野人のものと思われる糞や体毛なども多数採取されている。
中国では、約3000年前の書物から既に野人の存在について書かれ続けており、
清代に著された『房県誌』という文献には、神農架の野人について、
体長3m以上で毛深く、たまに人里に下りてきて
人や鶏、犬を噛むと記されている。
また、周朝の文献には2頭の野人が周王に献上されたという記述があるそうだ。
他にも、戦国時代の楚(現・湖北省一帯)の詩人である屈原は、
野人を「山鬼」と呼び、『九歌』という詩を書いており、
宋時代には野人が后宮に侵入して妃が驚いたという記録や、
明時代の漢方医である李時珍が、医学書『本草綱目』の中で野人の毛と血を薬に用いている。 なお、神農架の旅遊委員会は野人に賞金を懸けており、生きたまま捕獲すると50万元、死体発見に5万元、写真やビデオ等の映像に3~4万元、毛髪等を発見した場合は1万元が支払われるらしい。
神農架の野人観察研究家である杜永林氏の発表によると、1924年から1993年までの70年間で、野人の目撃報告は114例あり、その内20人以上の集団による目撃も8例あるそうだ。 1957年5月には、浙江省で、身長1.5m程で直立したメスの毛深い生物が射殺されたという。 その生物の手足は切り取られて保存され、1983年になってようやく公開された。 1980年には動物学者で中国野人調査研究会会長の周国興(ジョウ・グオシン)氏によって調べられ、未知の類人猿のものと発表されたが、恐らくは大型の猿マカークのものであろうという結論を出した。
文化大革命中の1975年には、地元の農民が野人に遭遇して格闘に発展、村人が武器に使った鎌からは野人の毛が採取されたという。
また、1976年と1980年には、中国科学院が1万人もの調査隊を動員して、野人の生け捕りを試みたが、それらしい生物の足跡や糞、体毛、
竹で編まれたハンモックの様な巣などを発見するにとどまった。 しかし、それらのサンプルが武漢の医科大学で分析された結果、持ち主に当てはまる動物は無かったという。
でも話聞いてると、野人よりも遭遇した村人の方が凶暴そうな感じがしますヨ。
詳しい状況は不明ですが、銃で殺したり鎌で抗戦しちゃってますからね・・・。
人口の多い中国だから野蛮人もたくさんいるっちゅー事じゃろ。
VIDEO
人間と野人の混血男性を映した映像▲ 昔はモザイク無しでテレビで放映された事も。
人間と野人の混血が数人存在しているとも言われ、その内1人の映像も公開されている。
映像には、年齢不詳の故ジャイアント馬場似の長身男性が、一糸纏わぬフルチンで活動している姿が映っている。
身長は2mはあり、腕もかなり長く、
歩き方も上半身を大きく揺らす感じの独特なもので、とてもじゃないが通常の成人男性には見えない。
普段この男性は山奥に住んでおり、たまに村に下りて村人から食料を貰っていたらしく、
村人は男性を人間と野人の混血であると信じていたそうだ。
残念ながら彼は死亡したらしいが、恐らくは自然環境で暮らしていた小頭症(精神・発育障害を併発する)や
下垂体性巨人症の人間であったと推測されており、頭髪などもしっかり整えられている事からも、
こうした障害を持つ人間を利用して観光誘致に繋げようとしたヤラセではないかとも考えられる。
加齢臭ヤバそう・・・。 野人ってのは読んで字の如く、野良人間って事なんですかね。
確かに、何らかの事情により世間と隔絶された山奥で生活している人が誤認されているってのもありそうですね。 実際、2012年5月23日にも、山東省済南市東部の村の山奥で、20年以上も世間と隔絶した生活を送る兄妹が発見されており、
現地の村民達は彼らを「野人」と呼んでいたそうです。
兄妹2人は掘っ建て小屋に住み、出稼ぎの労働をしている兄の稼ぎで得た麺類や野菜を食べて生活していたそうですが、
ほとんど話ができなくなっている状態だったそうです。
出稼ぎしてる時点で野人というか社会人だと思うんですが。
野人ハンターの張金星氏▲ 長年家に戻らない為、山西省にいる奥さんとは別れたらしいが、本人はこの生活が楽しいという。
野人ハンターの張金星氏▲ 長年家に戻らない為、山西省にいる奥さんとは別れたらしいが、本人はこの生活が楽しいという。
野人ハンターの張金星氏は、
1994年に何故か「野人の謎を解かない限り、ワシは絶対にヒゲを剃らぬぞ! 」と宣言し、
1人神農架の山奥に入っていった人物である。
以来、野人の姿を追い求めながら山奥に住み込み、15年以上に及ぶ観測を行っているという。
長年の過酷なサバイバル生活では、大雪で迷子になり凍傷になったり、
熊に崖の下へ突き落とされたり、
野草だけを食べて命をつないだりした事もあったという。
(後に彼は自身の活動記録を著した『野人魅惑』を出版している)
これまでの彼の調査では、野人の3000もの足跡と10数カ所の寝床、6カ所の糞に100本あまりの毛などを発見しているそうで、
さらに何度か野人の姿を目撃しているという。
また張金星氏によると、野人は人間より大きいものの、顔は人間に似ておらず、
神農架には少なくとも20頭位いるだろうと語っている。
また、金絲猴(キンシコウ)と同じ様な古い動物の種だと考えられるそうだ。
なお、髪がボサボサで長いヒゲを生やし、迷彩服を着た張金星氏は、地元の神農架では奇人として有名で、
むしろ「お前こそが野人だろ 」と言われているという。
どう見てもホームレスです本当にありがとうございました。
ミイラ取りがミイラならぬ、野人取りが野人のパターンですね。
ところで、
先述の野人研究の第一人者である周国興氏は、約50年に渡り野人調査の為に各地を訪れたそうだが、
そんな彼が最近明かしたところによると、
これまで収拾した野人のものとされる骨や標本の殆どが猿や熊のものであり、
人を襲った際に残したという赤い体毛も全て染色された偽造品だったらしい。
また、目撃情報についても元々「熊を見た」という話が、
人づてに伝わるうちに「野人を見た」との情報に変わっていた例もあったという。
そして周氏は、野人が本当に生存しているなら、ある程度まとまった個体数があるはずだが、
これほど探したのに痕跡が全く見つからなかった事から「野人は存在しない」との結論を出している。
しかし、今なお人跡未踏の原始林が広がる神農架一帯は、
恐竜が闊歩する太古の時代より気候や地質の変動が少なく、
貴重な動植物の宝庫と言われている場所だ。
この何処かに、まだ我々の常識を凌駕する生物が存在しても決しておかしくはないはずだ。
そう信じた民間の調査隊などにより、現在も定期的に野人の調査は行われているのである。
さて、今回は代表的な獣人UMAのみ取り扱ったが、まだまだひと括りには仕切れない
様々な未知の類人猿の目撃報告が世界各地でなされており、今後も他の未確認動物と合わせて、引き続き真相に迫って行きたいと思う。
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