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[2005.06.21]

フール・ド・フランスE
〜魔界遺産/モン・サン・ミッシェル〜


BGM:『The Song of Life』
<ロービジョン撮影>
(以下、中尾彬っぽく)
モン・サン・ミッシェル。それは、孤高に聳える奇蹟の僧院。
708年、アブランシュの司教オベールが、自ら幻視した聖ミカエル(サン・ミッシェル)の「我が名の教会を建てよ」とのワガママなお告げを受け、フランス北西部、ノルマンディーとブルターニュとの間に挟まれたサン・マロ湾の、高さ80mのトンブ(墓)山と呼ばれていたこの地に、礼拝堂を建てたのが起源だという。
966年にノルマンディ公リチャード1世が修道院を建て、その後増改築を繰り返し、中世を通じて西欧の重要な巡礼地となり、14世紀には百年戦争の影響で城塞化され、現在の形になったのは16世紀に入ってからの事です。
1789年のフランス革命時には、政治犯の牢獄として使用され、1874年にフランスの歴史的記念建造物に指定され、ここで再びミサが行われる様になったのは、1965年の事です。
干潟に浮かぶ神秘的なその姿は「西洋の驚異」と称され、1979年に「モン・サン・ミッシェルとその湾」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。
付近一帯は、潮の干満の差が激しく、かつては島全体が水に囲まれていたそうです。
満潮時と干潮時の潮の差は最大14mにも達し、いったん18kmの彼方まで引いた潮が猛スピードで攻めて来た為、道路が出来る前のかつては、多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたという。
現在は、干潟の上の孤島にして、ラピュタやカリオストロの城のモデルとなったと言われる場所としても有名だ。
山腹に建てられた修道院は、3層からなっており、低層部で一般巡礼者を迎え、中層部で貴賓客や貴族をもてなし、上層部は修道士の生活の場となっていました。
建物主要部はゴシック様式ですが、内部は様々な中世の建築方式が混ざり合って構成されています。
入口付近には、名物のオムレツ料理屋「ラメール・プーラール(プーラールおばさん)」という店がある。
1人卵1個分で泡立てた素朴な味です。
これは「王の門」と呼ばれる700年前に建造されたものです。
モン・サン・ミッシェルが要塞だった当時は、衛兵がこの門を守っていたという。
「王の門」をくぐると、「グラン・リュー(大通り)」と呼ばれる島のメインストリートに出る。
名前に反して狭いこの参道は、両サイドに土産屋、レストラン、ホテルが建ち並んでおり、絶えず観光客で賑っている。
こう言ってはなんだが、なんとなく江ノ島や清水寺の道を思い出させる。
この島には、現在でも30人程の住人がいるという。
建設当時、こんな山の傾斜まで石材を運搬するのは、さぞ大変だった事だろう。
モン・サン・ミッシェル聖堂。
空高く突き出た尖塔の先端には、金色に輝く聖ミカエル像が周囲を見下ろしている。
この像は、近年になってからヘリコプターで設置されたもので、肉眼では殆ど見えないが、高さ4.2m、重さは500kgもあるという。
聖堂前、西のテラスからの湾の眺めです。
眼下に広がる干潟は、果てしなくどこまでも続いているかの様だ。
小さく見えるトンブレーヌ島からイギリス軍が攻めて来ても、モン・サン・ミッシェルは、陥落する事は無かったという。
礼拝堂は、身廊の大アーケード、階廊席、高い窓等はノルマン・ロマネスク様式で、内陣はゴシック・フランボワイヤン様式です。
建物を支えているフライングバットレス(飛梁)は15?16世紀に増築されました。
祭壇に差し込む光りが何とも厳かでいて優しい感じだ。
聖堂の内部には中庭があり、その周りを「メルヴェイユ(驚愕)」という名の回廊が囲んでいる。
修道僧達が厳しい修業の合間に、安らぎの空間として利用したたものだという。
食堂の下には賓客室がある。
当時は美しい装飾で覆われていたそうで、奥には料理の為に使われた2つの大きな暖炉が備え付けられている。
伝承によれば、司教オベールは最初、夢に現れた聖ミカエルのお告げを信じなかったという。
しかし、聖ミカエルが3度目にオベール司教の夢に現われた時、聖ミカエルは業を煮やしたのか、お告げを信じないオベール司教の頭蓋骨に親指を差し込んだと云われています。(殺人未遂罪)
それにより、オベール司教はやっとお告げを信じて、この聖ミカエルへ捧ぐ礼拝堂を建てたのです。(恐喝罪)
実際に、聖ミカエルによって穴を空けられたとされる、オベール司教の頭蓋骨も公開されています。
厳しいお顔でドラゴンを踏みつけている新約聖書『ヨハネの黙示録』の聖ミカエルの像。そんな小さいドラゴンなのに容赦無えな。
聖ミカエルは、キリスト教の三大天使(ガブリエル、ラファエル、ミカエル)の1人で、旧約聖書ではイスラエルの守護者、新約聖書ではサタンと戦う天軍の天使長とされており、その役割から、武装した青年の姿をとって描かれる事が多いという。
モン・サン・ミッシェルは、1877年に岸との間に道路が造られ、行き来が楽になりました。
しかし、その所為で潮流を堰き止める事となり、100年間で2mもの砂が堆積し、急速な陸地化が島の周囲で進行しているのです。
この為、かつての姿を取り戻すべく、今年の春より環境整備工事が開始され、2009年には道路が取り壊され、2010年には代替となる橋がかけられる事が計画されています。
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景色が良いと、ほのぼのニャンコも快眠だニャ!
ちなみに、本家で壁紙ダウンロード出来ますよ。
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