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超トンデモ通信Z
[2013年11月] 

どうも、お・か・ね・な・し、お金無し(合掌)で、行楽の秋もファミチキ食べながらオカルトサイト巡回ばかりな毎日の、風谷葵です。
前回私に言わせたい内容をさり気なく募集したところ、物好きな人数名からメールがありましたが、 とても華も恥らう乙女が口にする様なワードじゃない卑猥なやつばっかだったので、もれなく全部却下にしちゃいました。まったく、ここは酷いインターネットですね!
ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。



[2013.11.30 23:50]

エリア51最寄りの町レイチェルがピンチ!謎のネオナチ宗教団体の侵略に脅かされる



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エリア51近郊にある町レイチェルの名物「LITTLE ALEINN」▲
店内はお土産屋、レストラン、モーテルになっており、来訪者と店主の熱いUFO議論を交わす光景がしばしば見かけられるとか。
ネバダ州道ルート375「Extraterrestrial Highway」(地球外生命体の高速道路)▲
この道をひたすら真っ直ぐ走るとレイチェルに辿り着く。

UFOの聖地としてオカルト好きには名高いアメリカ・ネバダ州にある世界一有名な秘密基地エリア51は、 今夏CIAがついにその存在を公式に認めたという事でまあまあ話題を集めましたが、 どうやら最近、同地の近郊に位置するレイチェルという小さな町が、宇宙人よりもタチが悪そうな謎の団体によって生活が脅かされているそうなんです。
このレイチェルは、周囲に何も無い荒野のド真ん中にあるエリア51へ行く際の拠点になる一番近い町だそうでして、 グレイの顔が描かれた看板が前に立つ、トレーラーハウスの様な外観のお店「LITTLE ALEINN」では、 UFO・宇宙人グッズなどのお土産品を販売し、 たまに訪れてくる物好きな観光客による収益を得ながら、ほそぼそと暮らしている様な場所みたいですけど、 そんな辺鄙なこの町に最近、異変が起こり始めたらしいのです。
と言うのも、どうやらよそ者の謎の男によって、町の施設が敵対的とも取れる様な感じで買収されちゃってるそうなんです。
これは、町で唯一のガソリンスタンドとコンビニ(アメリカのGSは小売店が併設されている事が多い)が何者かによって買われた事が最初の兆候だったらしく、 「エイリアンカウボーイ」という名に変えられたものの、 どちらも数週間以内に新しい所有者(この時点では誰も彼の顔を見た者はいなかった)によって閉鎖されてしまったそうです。

閉鎖されたガソリンスタンド▲
見渡す限り荒野に囲まれたレイチェルの住人にとっては、かなり深刻な問題である。
LITTLE ALEINNのオーナー、パット・トラヴィスさん▲

この状況を受けて、レイチェルの住人で、25年間に渡り旅行者を相手に物資や食料を提供してきた LITTLE ALEINNのオーナーであるパット・トラヴィスさんが記者団に 語ったところによると、「私は信じたくありませんでした。今私達は、次のガソリンスタンドが240km先という事を知らずに来てしまった人々の為に、 緊急用のガソリンを少し置いています。こうした町から皆を遮断する行為は何の意味も無いです。食パンや牛乳などの食料品を毎日得る場所でもあったのに・・・」 という具合で、かなりショックを受けている模様です。
また、周辺のトレーラーパークやRVロットを閉鎖し、長期滞在者を次々に立ち退かせて空にしたそうで、 これまで町の人口は300人だったそうですが、現在では75人程にまでなってしまったらしいです。

牧師のロバート・ケニストンさん▲
一方、現在、毎週日曜にボルダーシティから560kmもの道のりでレイチェルの小さな教会に通うという、 牧師ロバート・ケニストンさんは、この数週間で彼の会衆が3分の2程に減った事を受けて、 かつてニュース記者でもあった彼がレイチェルの不動産記録を確認したところ、 土地を譲渡された現在の所有者の名義がネバダのライセンス請負業者で、JHMバプテスト教会と繋がりがある リチャード・バンクなる人物である事が分かったそうなんです。

レイチェルの買収を進めていた謎の男はリチャード・バンクという人物だった▲
これは70年代に撮影されたナチス風の集会の様子らしい。
1920年にシカゴで行われたKKKの集会▲

このJHMバプテスト教会というのは、名前からは特に問題がある様には聞こえませんけど、 どうやら、アメリカの監視団体によると、 白人至上主義のKKK(クー・クックス・クラン:白装束で頭部全体を覆う三角白頭巾を被ってデモ活動を行う秘密結社)やネオナチ(ナチズムを復興しようとする人種差別的なスキンヘッド達)などと同じカテゴリに入れられてしまう様な認識がなされているそうで、 クリスチャンとネオナチの専門家という"ニッチで危険な存在"によって構成され、 白人こそが神の真の子孫であると考えて活動している少々ヤバめな団体みたいです。

言い逃れできないくらいナチスっぽいリチャード・バンクの姿を報道する当時の新聞▲
JHMは団体を設立したジョン・ヘイル・マギーという説教者の名の略らしく、 彼とリチャード・バンクは、90年代には右翼政党の候補として、南カリフォルニアの公職に立候補した事もあるらしく、 バンクは当初こそ人種差別的な団体との関与を否定していたそうですが、 70年代に集会で撮影された巨大なカギ十字をバックにナチス風の制服に身を包み、反ユダヤのプラカードを掲げた彼の写真が記者によって 掘り起こされ、南カリフォルニアの新聞に掲載された影響が大きく、彼の政治活動は頓挫したそうです。
なお、どうやらケニストン牧師はその後、リチャード・バンク本人に直接会ったらしく、その際彼は、 「町の周りで私がネオナチや白人至上主義者だという話が語られている様だが、私はあなたがその話の理由であると考えている」とか言ったんだそうです。
レイチェルの住人によると、最近FBIの捜査官が町に現れ、リチャード・バンクとネオナチ的グループに関する聴き込み捜査を 行ったそうで、バンクの請負業者の免許書に書かれた連絡先を通じて、彼に接触を試みているそうですが、今のところまだ応答が無いみたいです。

・・・うーん、これは一体何が目的なんでしょうね?
そういえば、本家のナチスもUFO作ってたとか言われているので、 あわよくば何らかのテクノロジーを盗もうとエリア51に擦り寄ってきたのかもしれませんね。
でも、このままではUFOの聖地がよく分からない宗教団体のエリアになってしまいそうなので、一オカルト好きとしても 早くどうにかしてほしいものです。
既にFBIが動いているみたいですけど、もうこうなったらMIBもついでに出動しちゃえばいいと思います! (なんかカオス)

Sorce 【8 News NOW / etc】


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