どうも、LINEで既読になったのに何故かいつまでも返信が来ない時、相手が宇宙人にアブダクションされてるんじゃないかって現実逃避してる(涙)オカルトモバイル女子の風谷葵です。 ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。
都市伝説でアメリカの田舎町を中心に出没するとされるUMAブタ男(ピッグマン)について、 その存在の謎が解明されたかもしれない様です。 ブタ男は主にアメリカのバーモント州やインディアナ州で目撃例のあるUMAで、 その名の通り、ブタの様な頭を持つ半人半獣の姿をしており、 交通量の少ない道路を車で走っている時に追いかけてくるというのがお決まりのパターンみたいです。 目撃例によっては、 頭が人間で体がブタの姿という人面犬をブタに変えたみたいなバージョンもあるそうですが、 もはや単にデブな人を皮肉って形容してるだけの様な気がしてなりません。 しかも、日本でも1990年代に埼玉県や千葉県で目撃された事があるそうです。そういやたまに見かけますね。 1971年の目撃事例では、バーモント州のノースフィールドにて、 ある農民が夜、裏庭から奇妙な物音が聞こえたので、 アライグマがゴミでも漁っているのかと思って見に行ったところ、 なんと、ブタの様な顔をしている全身白い毛に覆われた人型の生物と遭遇したそうなんです。 両者は数秒間睨み合った後、生物はすぐに森の中に逃げ去ったそうです。 その数日後にも、ダンスパーティー中のハイスクールの外に現れ、 学生など数十名に目撃されて会場をパニックに陥れるという事があったらしいです。 ブタ男がしばしば目撃された「悪魔の洗面器(Devil's Washbowl)」▲ なお、バーモント州においては、地元の人々が「悪魔の洗面器(Devil's Washbowl)」と呼んでいる 寂れた道路の付近で夜間、割りと目撃されたそうです。 この残念な生物の誕生物語も一応あるらしく、 ある農家の夫婦の間に男の子の赤ちゃんが産まれたそうなんですけど、 その子はまるでブタの様な顔をしていた為、両親はあまりの醜さに嘆き、 ご近所の目に触れない様に小屋に閉じ込めて育てる事にしたそうなんです。 しかし、ある晩に家が火事に遭い、 両親は焼け死んでしまったものの、 小屋にいた男の子は脱出して、ブタ男として活動する様になった・・・ という涙無しには語れない悲しいストーリーみたいです。 千尋も猛ダッシュで逃げ出すであろう、おぞましい姿のブタ男▲ また、実はイギリスにも1940年代から既にブタ男の目撃例があるらしく、 スタッフォードシャー州のカノックチェースという場所の森の奥深くに潜んでいると伝えられているらしいです。 比較的新しい1993年10月の目撃例では、 地元在住のジョンとアンという夫婦が森を歩いていたところ、 木々の中から奇妙な物音が聞こえてきたそうで、 もしかしたらDQNなカップルがイケない事をして楽しんでいるんじゃないかと思い、 すぐに車の方に引き返したんだそうです。 そして、車まで戻った時、ふいに振り返ると、彼らの前に世にもおぞましい化物が出現したそうなんです。 その生物は身長2m以上あってボロボロに汚れた服らしきものを着ており、 シャツ等のインナーを着ずに直接素肌にブレザージャケットを羽織るワイルドな感じだったそうで、 一見すると人間の男の様な姿だったそうですが、 人間の頭にしては異様に大きく細長く、鼻の部分がブタを思わせるそれだったみたいなんです。 驚いた彼らが急いで車に乗り込もうとすると、化物は非常に甲高い声で「キーキー」と鳴いたらしいです。 ブタ男の謎を解決した著者リー・ブリックリーさん▲ 決してブタ男ではない。 このUMAの正体を10数年に渡り追い続けたリー・ブリックリーさん(27)は、 最近数々の都市伝説の独自の調査結果をまとめた著書『UFO's Werewolves & The Pig-Man』という ペーパーバックを発売したそうで、それによると、ブタ男というモンスターが誕生した 原因を突き止めた(少なくとも著者本人はそう信じてる)らしいんです。 ブルックリーさんは、元兵士の孫という匿名の人物からメールで 得た情報により、ブタ男の存在は軍が意図的に捏造したものだったという結論に至ったそうです。 と言うのもその昔、情報提供してきた人のおじいさんが軍にいた頃、軍事訓練キャンプや捕虜収容所として、 カノックチェースに駐屯していたそうなんですけど、軍の占有地から民間人を遠ざける為、 あえて軍事的戦術でブタ男(軍では「ポーキーズ(porkies)」と呼ばれていた)の噂話を流布する任務を任されたという事があったらしいんです。 ・・・うーん、ポルコ・ロッソみたいにダンディーで紳士的な感じならともかく、 肝心に変態まるだしな萌え豚といった雰囲気の生物ですね、これは・・・。 でも、あからさまに嘘くさい典型的な都市伝説の発信源が 軍なんじゃないか?っていうのは面白い話ですよね。 もっとも、イギリスとアメリカのブタ男が完全に別物かもしれないので、 今もまだその辺を彷徨っている可能性も・・・。 えーと、皆さんもうっかり不審者に間違われて通報されない様に気をつけてくださいね!(会場戦慄)
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