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超マジカル通信
[2007年08月] 

やっほー、この星に巣くう人類という名の寄生虫共ー。
天才美人魔女のエレアよ。
ここではね、日々起こる世界中の「マジカヨ!?」って感じのニュースを、あたしがわざわざ教えてあげちゃうわよ。
見逃したらただじゃおかないからね☆


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ナチ・マスコットの秘史 [2007/08/25 23:20]

オーストラリアのメルボルン在住のアレックス・クルゼムさんって人物は、1949年にある秘密の書類を納めた褐色のカバンひとつで海を渡って移住してきたそうなんだけどね、それから結婚して家族を養った1997年になって、自分は5歳の時にナチス・ドイツの親衛隊であるSSにマスコットとして採用されたって本で公表したそうなのよ。
この事は、それまでの数十年間、家族にも黙っていたそうで、当時、アレックスさんは小さな制服と小さな拳銃を与えられ、また、靴磨きや水運び、火をつける等の簡単な仕事を与えられたりしたそうなんだけど、実際のところ主な彼の仕事は、SSの兵士達に癒しをもたらす事だったみたい。
でも、“最も若いナチ”であったアレックスさんが、実はナチスが絶滅計画を行っていたユダヤ人であったっていう本質的な事が、SS側は発見する事が出来なかったみたいなのよ。
1941年10月20日、幼少期のアレックスさんが住んでいたベラルーシの村に、ドイツ軍が侵攻してきて、村人を一列に並べて次々と銃殺していったそうで、母親から「私達は皆死ぬだろう」と告げられた彼は、母親に別れのキスをした後、真夜中に1人家を抜け出し、村を見下ろせる丘へ逃れて、朝が来るまで隠れていたそうなのよ。
結局、アレックスさんの家族はその日のうちに皆殺しにされてしまったそうで、幼い彼はこの出来事に非常にショックを受け、森の中へ隠れて生活し、兵士の遺体から食べ物や使えるものを集め、なんとか生き残ったそうよ。
付近の住人に助けを求めたりもしたそうなんだけど、パンの欠片とかを与えてくれても、誰もユダヤ人である彼を受け入れてくれなかったそうで、ひたすら移動し続ける様に言われたらしいわ。
それから約9ヵ月後、アレックスさんは地元の男性によりラトビア警察部隊に引き渡され、そして、捕まった人々と一緒に処刑の為に一列に並べられ、彼はまさにこの日、死ぬはずだったみたいなの。
ところが、その直前、アレックスさんが近くにいたジェカブ・クリス軍曹に、「僕を殺す前に少しだけパンをください」と話しかけたところ、彼はアレックスさんを学校の後ろへ連れて行って診察し、ユダヤ人である事を理解し、「これは良くない。私は君を殺したくないが、このままでは君は死ぬ。私は君を残して去る事が出来ない。こうなったら、私と一緒に君を連れて行き、君に新しい名前を与え、君がロシアの孤児であると他の兵士には伝えよう」と粋な事を言ったそうで、こうしてアレックスさんは命を救われてSSに取り入れられ、彼らは2人だけの秘密を保持する様になったみたい。
若いアレックスさんは、本来同じ身であるユダヤ人を死に誘い込む為に働かされたりもしたそうで、例えば、強制収容所へ連れ込む為の家畜輸送列車の外で、彼らを誘惑する為にチョコレートバーを配ったりしたそうなのよね。
まあ、そんなこんなで、結局アレックスさんはその後、ナチス・ドイツが敗色濃厚となった1944年に、SSの指揮官のラトビアの家族のもとへ送られたそうで、その5年後にオーストラリアに渡り、一時はサーカスで働き、そしてメルボルンでテレビの修理人になったそうよ。
彼は自分の過去についてそれまで語らず、奥さんのパトリシアさんにもずっと黙っていたそうで、どうやら彼がヨーロッパを発った時、「あなたは過去を忘れる。あなたは、新しい国と新しい生命を行っています。スイッチを切ってください。そして、過去について考えないでください」と自分自身に言い聞かせたらしく、クリス軍曹との秘密を守っていたそうなのよ。
今では、息子のマークさんと一緒に、アレックスさんの過去の人生について、より多くの発見をし始めているらしく、アレックスさんが生まれた村を訪れた後、彼の本名がイリヤ・ガリペリンである事が分かったそうで、また、ラトビアの書庫で、SSに所属しているアレックスさんの写るフィルムも発見されたそうよ。

・・・まったく、数奇な運命だわね。昔も今も、戦争ってのは親子を簡単に引き裂いちゃうのよね。
大人の始めた醜い争いに、平気でちっちゃい子供を犠牲にするんだから、野蛮極まりないわ。
まあ、SS制服姿のアレックスさん、結構カワイイけどもさ。

Posted by 【BBC NEWS

人工的に幽体離脱を誘導する事に成功 [2007/08/25 13:30]

どうやら、スウェーデンの科学者らによる研究チームが、薬物を使わずに人工的に幽体離脱体験を誘導する実験に成功したらしいわよ。
世界初となるこの実験では、被験者に仮想現実体験ゴーグルってのを装着して、自らが別の場所にいる映像を映し出しながら、被験者の身体に触れると、脳への知覚シグナルが混乱して、被験者は別の場所で何かに身体を触れられている自分を見ている様な、まるで幽体離脱しているみたいな感覚を10人に1人の割合で体験したそうよ。
研究チームの1人であるスウェーデンのカロリンスカ研究所のヘンリク・エウルソンさんは、「人々を数世紀に渡って魅了してきた幽体離脱は、人間の意識と肉体の結びつきの根源的な部分に関わるものであり、今回の実験結果から、自分の身体があるという意識が、視覚や触覚など様々な感覚を通して得られるものである事が分かる」と分析し、「この方法を用いれば、一種のテレポーテーションの様な状態を作り出せて、将来的には例えばゲームなどで、仮想キャラクターに自らを投影して、あたかも本当にゲーム内にいる様な感覚でプレイする事が可能だし、外科医が遠隔手術を行える様になるかもしれない」と、実験結果を様々な分野に応用出来ると考えているそうよ。
これまで幽体離脱は、交通事故に遭った人や、癲癇などの脳細胞の機能障害を持った人、薬物依存症患者、脳に傷害を負った人などが体験する事が多いとされてきたそうなんだけどね、エウルソンさんによれば、全てが同じ要因によって生じるものなのか現時点では不明であるものの、幽体離脱は脳の機能障害が知覚シグナルに干渉する事で引き起こされる現象だと考えられるらしく、メカニズムはまだ明らかにはなっていないそうだけど、今回の実験結果から、これまで超常現象と言われてきた幽体離脱を、科学的に解明出来るかもしれないんだってさ。

・・・科学もなかなかやるじゃないの。
まあ、でも、こんなまどろっこしい事しなくても、後頭部を思い切り一発どついてやりゃあ、人工的に幽体離脱させる事が出来る気がするんだけどネ。(真顔で)

Posted by 【MSNBC
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