SPOT17:八王子城跡

一番最初の橋まで引き返し、城山川沿いの道へ。
これまた水溜りがひどく、とことん真っ暗な為、懐中電灯を持つ先頭の者のすぐ後を整列して歩きました。(懐中電灯の明りより先に進む者もいたが)
右前方、直径1メートル程の水溜りあり!総員第一種警戒態勢!
バチャッ
うわっ、靴がァーッ!
スマン、左じゃった!
こんな調子で、しばらく進む事5分程。先程の曳橋の下に出ました。
で、曳橋の下を通り抜け、少々歩くと慰霊碑が。
滝の音がする慰霊碑の奥の木々が茂る方へ入ると・・・
御主殿の滝に到着。思っていたより小さな滝だった。
一見何の変哲も無い普通の滝ですが、ここはその昔、敵に追い詰められた女性達が何人も自決したという、悲しい歴史がある場所なのです。

▲ビビるカメックツカール
お、おっかねぇだす〜。
早く進めよ、ツカール!
押さないでくださいっすよ〜。
暗い上に足場が悪い為、滝へ近づくにも一苦労。
頑張って可能な限り近づいて撮影。
うわ―――ッ!!!
ドボンッ
ツカールさんッ!?
あいつ、天性のエンターテイナーじゃな・・・。
調査結果:前回もそうでしたが、夜の山歩きはしんどかったです。
噂によると、ここの霊は帰りに出口までついてくるらしく、振り向くと取り憑かれてしまうとか言われているんですが、帰りに我々は何度も振り向きましたが、その後、誰も何ら異常は起こりませんでした。
また、ヨシオ氏が心臓のような音を耳にしたとか言っていましたが、実際は多分、地鳴りか遠雷か何かだと思います。
場所が場所だけに、まるで山が巨大な生き物で、自分がその体内にいて、心臓の音を聞いているように感じたのかもしれません。きっとそうでしょう。
何はともあれ、少なからずも戦国時代の激戦地の跡を偲ぶことが出来ました。

オマケ

現代人に着替えるヨシオ氏。(侍姿のまま山を降りている途中、地元の人と出くわし、かなり痛い視線を頂戴しやしたぜ)
むむっ、なんだこの白いのはッ!
心霊現象かッ!?
オメーのせいかよッ!!


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