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[2015.10.31]

死ぬまでに行きたくない!?魔界の絶景25選



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科学万能の21世紀を迎えた現在も尚、世界は謎に満ちている。
今回は決して実際に行きたくなくても(と言うか行ったら死ぬかも)、何だか気になるディープなミステリーゾーンをご紹介。
廃墟、洞窟、心霊スポット、謎の島などなど・・・ぶっちゃけ基本はこれまでサイトで取り上げた過去ネタの総集編でありながら、 新規ネタも若干織り交ぜてお送りします。

01. ソチミルコの人形島

メキシコの首都メキシコシティから30km程離れたソチミルコの運河には、「人形島」と呼ばれる不気味過ぎる島がある。
その名の通り島中が人形だらけのこの島は、元々ここで暮らしていたドン・ジュリアン・サンタナという人物が、 50年もの歳月をかけて1日も休まず人形を探し続けて作り上げたものだ。
ある時、運河で溺れた少女の死体が流れ着き、哀れに思ったサンタナが、 彼女を島に弔い、1人だけでは寂しいだろうと人形を供えた事が、この狂気の景色を生んだきっかけだという。
だがその後、サンタナは深夜に少女の声や足音が聞こえたり、誰かの視線を感じるようになり、 供養が足りないと強迫観念に駆られた事で、ひたすら死ぬまで人形を集めて島に吊り下げ続ける事となった。
2001年に長い髪の少女の人形と一緒に発見された彼の遺体があったのは、奇しくも最初に少女の溺死体が発見された場所と同じだったという。

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02. エリア51

アメリカのネバダ州にあるエリア51(グルーム・レイク空軍基地)は、 オカルト好きには言わずと知れたUFO陰謀論の終着点にして聖地である。
地球製UFOの極秘開発や、ロズウェル事件で墜落したUFOに乗っていた異星人の死体が保管されているなど、未だに根強い噂が語られている。
1989年、元軍関係者を自称するボブ・ラザーなる男性がラスベガスのテレビ局の取材で、米政府と異星人は密約を交わし、エリア51内でUFOの研究・開発が極秘に行われ、自分はそこで働いていたと暴露した事により、一躍注目を集める事となった。
『インデペンデンス・デイ』を始めとした映画作品にもしばしば登場しており、 最近では米軍のオサマ・ビンラディン殺害作戦を描いた『ゼロ・ダーク・サーティ』において、 パキスタンの潜伏アジトに向けて、極秘開発されたステルス型ブラックホークがエリア51の格納庫から飛び立つシーンがある。

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03. ヤクートの死の谷

ロシア連邦の東シベリア北部に位置するヤクート自治共和国(現サハ共和国)北西部のビルユイ地区には、「ウリユユ・チェルケチェ(死の谷)」と呼ばれる広大なタイガが広がっており、周辺に住むヤクート族は、ここを禁断の地として決して近づこうとしないそうだ。
彼らの伝説によれば、死の谷は竜王の口であり、時々そこから火を噴出す事もあるらしく、また、入った者は全身が腐る病気に冒され、死んでしまうと云われているのだ。
かつて行われた現地調査では、明らかに人工的と思われる建造物や鍋の様な物体、巨大な火の玉が目撃されるなど、非常に謎多き場所のようである。

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04. ホィア・バキュー・フォレスト

ルーマニアのトランシルバニア地方クルージュ=ナポカ市にあるこの恐ろしい森は、ルーマニア版のバミューダ・トライアングルとも呼ばれる程、これまで様々な超常現象が多発している。
それは例えばUFOの目撃やポルターガイストといった定番のものから、 原因不明のライトや電気現象、背の高いヒューマノイド型の生物が目撃されたりするそうだ。
一部の人は原因不明の頭痛、吐き気、発疹、傷が発生する事がよくあるという。

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05. 首なし山脈

美しい大自然が広がるカナダのノースウェスト準州にあるナハニ国立公園の一画には、「首なし山脈」、あるいは「首なしの谷」と呼ばれる険しい土地がある。
この不気味な地名は、20世紀初頭に金鉱を探しに訪れた人々が幾人も首の無い変死体で発見された事に由来しており、 同地ではその犯人と思しき邪悪な伝説の怪物「ワヒーラ」の他、ビッグフットのような獣人や原住民の戦士の亡霊、 さらに「スピリットライト」と呼ばれる不可解な光が出現すると言われている。

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06. ヘルタウン

アメリカのオハイオ州サミット郡ボストンには、「ヘルタウン」と呼ばれる恐ろしい町の伝説がある。
住人の立ち退きによりゴーストタウンと化して以降、幽霊や悪魔崇拝者、ミュータントが出現するなど様々な噂が囁かれている。

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07. スキンウォーカー・ランチ

アメリカのユタ州バラード南東にある西ユインタ郡には、通称「スキンウォーカー・ランチ」という超常現象が多発する牧場がある。
これまでにUFOやUMAの目撃を始めとした数々の怪奇現象の報告がなされ、地元インディアンのユート族の間では、 かつてスキンウォーカーと呼ばれる邪悪な精霊が通る場所であった呪われた土地として恐れられているという。

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08. ディアトロフ峠

1959年2月2日の夜、 ロシア西部のウラル山脈北部で9人の登山者が遭難し、全員が怪死するという未解決事件が発生。
事件現場であるコーラット・サイキール山は、先住民のマンツィ族の言葉で「死の山」を意味する聖地であり、 古くから頻繁にUFOやイエティが目撃される場所であった。
また、1950年代にはソ連の秘密核実験施設の存在が噂され、同地はロシア版エリア51とも見なされている。

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09. ハイ・ブラジル

大西洋の何処かに「ハイ・ブラジル(Hy'Brasil)」という名の幻の島が存在するとされる伝説がある。
アイルランドの伝承によれば、ハイ・ブラジルは追放された神トゥアハ・デ・ダナーンの聖域であり、 ブリザル大王なる存在が統治する霧に覆われて閉ざされた場所(あるいは意図的に海底に沈められている)らしく、 7年に1度だけ姿を見せるとされているそうだ。
ケルト人には、ハイ・ブラジルは高い技術力と膨大な富を持つ不死の高度な文明であると信じられていた。
また、島には黄金の塔などの壮大な都市が聳え、宇宙の秘密の全てを知っている魔法の力を持つ聖職者に支配されていると言われていたという。

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10. 魔鬼谷

シルクロードで知られる中国の新彊ウイグル自治区には、数々の怪奇現象が起こる「魔鬼谷」と呼ばれる長さ100km程の深い谷があるらしく、 地元遊牧民に恐れられているという。
特に夏場は怪奇現象が頻発するらしく、謎の黒い雲から発せられた青白い閃光(ただし雨も雷鳴も無い)が、 谷底にいた複数の遊牧民と家畜のヤクの命を奪ったという話もあるようだ。

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11. スアラ・ナラカ

インドネシアのスマトラ島北部プラスタギ高原の中央にある、標高2145mの休火山シバヤック山の南側中腹には、「スアラ・ナラカ」と呼ばれる、この土地の言葉で"地獄の声"を意味するスリ鉢状の巨大な穴が存在する。
この穴は、調査の為に内部に入った者の正気を失わせる恐ろしい場所で、地元の人々の間では、悪魔が住む場所として言い伝えられているという。

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12. ポヴェリア島

イタリアのベネチアのラグーンに位置するポヴェリア島は、 「世界一幽霊が出る島」のひとつと言われる無人島。
この島は、 もともと18世紀に貿易船の為の検疫所が設置されていたが、ペストが流行すると数千人もの感染者が隔離され、 大量の遺体を葬る為の忌まわしき場所と化してしまったという歴史がある。
一説には、この島では数世紀の間で実に16万人が死んだのではないかと言われており、無念の死を遂げた数万の霊魂が彷徨っている幽霊島と見なされている。

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13. ジャール平原

ラオス中部のシエンカン台地には、 謎の巨大な石壷が計1000個以上に及び無造作に転がっているジャール平原という場所がある。
これらの石壺は、考古学者によれば殆どが紀元前500~西暦800年のもので、 古代モン・クメール族によって使用されたものらしく、 有史以前の葬送儀礼に関わるものではないかという説が今のところ最も有力となっている。

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14. マナラ地区

マナラ地区は、広大なタイガ(針葉樹林)に囲まれるロシアの中央シベリアにあるとされる、地図にも記載されていない特別民族管区(現在の自治管区)である。
ここは、マナ族と呼ばれる民族が居住し、立ち入りが厳重に規制されている為、研究は全く進んでいないらしい。
実地調査に対する許可は1929年以来、7年に一度、ただ1人の研究者に対してのみ与えられるのが通例になっており、 研究者が奇習を行うマナ族の村で襲われ、命からがら逃げ出したという話もある。

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15. ウィンチェスター・ミステリー・ハウス

アメリカのカリフォルニア州シリコンバレーの中心地サンノゼにあるこの奇妙な邸宅は、1800年代後半に銃ビジネスで成功を収めた実業家ウィリアム・ワート・ウィンチェスターの未亡人、サラ・ウィンチェスターが、夫の死をきっかけに友人の霊媒師に助言を求めた際、「一族がもたらしたライフル銃で多くの人間が死んだ事に対する報いとして、死ぬまで屋敷を増築し続けよ」というお告げを受けた為、以降実に38年間に渡って、1日も休む事なく建設工事が続けられた結果である。
屋敷内はデタラメのような構造をしており、秘密の部屋や隠し通路などもあるが、これは、一族の銃により死んだ人々の霊に自分が呪われていると信じ込んだサラが、霊障から身を守る為に備えた為だと考えられている。

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16. ゾンビ・ロード

アメリカのミズーリ州西セントルイス郡にあるロウラー・フォード・ロードは、森や丘、墓場を通り抜ける全長3.2kmの林道だが、怪奇現象が多発する場所らしく、1950年代から通称「ゾンビ・ロード」と呼ばれている心霊スポットだ。
主な現象の一つが、謎の影人間シャドー・ピープルの存在らしく、 道路や森に影の様な黒い人の姿で現れて、 近づくと森の闇の中に溶け込む様に消えてしまうという。

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17. オーク島

カナダのニューファンドランド島沖のオーク島は、財宝があると信じられている謎の穴がある。
1795年の夏に、当時16歳の少年であったダニエル・マックギースとその友人ジョン・スミスとアンソニー・ヴォーンがたまたま発見したものだそうで、下へ降りる木製の滑車が取り付けられており、無人島であるにも関わらず、明らかに人為的な構造だったという。
彼らは宝が隠されているかもしれないとスコップで穴を掘ってみたが、厳重に塞がれていた為、結局それ以上はどうにもならなかった。
時が流れ1849年になり、既に他界していた第一発見者のマックギースを除き、スミスとヴォーンが再び謎の探索に挑んだものの、 数十メートル掘り進んだところで横穴から海水が流れ込み、それ以上の作業は困難となったそうだ。
以降も何度か調査隊がこの穴の探索を試みたそうだが、いずれも失敗に終わっている。
ここに隠されていた財宝については、テンプル騎士団員の宝からシェークスピアのオリジナルの原稿まで様々な噂が囁かれている。

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18. ダルシィ地下基地

アメリカのニューメキシコ州には、異星人とアメリカ政府が共同で活動する「ダルシィ地下基地」なるものが存在するという。
基地は同州ダルシィから約2.5km程の位置にあるジカリラ・アバッチ族の異留地内のアーチュレッタ・メサという山岳地帯にあり、 コードネーム「ルナ」と呼ばれているそうだ。
実はこの基地では、極めて恐ろしい生体実験が日常的に行われているというのだ。

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19. ナン・マドール遺跡

ミクロネシア連邦にあるポンペイ島には、ナン・マドール遺跡という玄武岩で作られた大小92の人工島からなる巨石構築物群がある。
「天と地の間」という意味の名を持つこの海上遺跡は、1931年、J・チャーチワードが著書『失われたムー大陸』の中で、12000年前に水没したムー王国の聖都ヒラニプラであると主張した事から、 その名は世間に一躍知られる事となった。
しかし、現代の放射性炭素による年代測定では、遺跡が造られた年代は13世紀前後という結果が出ており、 伝承や遺物の検証から、西暦1000年~1600年頃、シャウテレウル王朝の時代に政治や宗教の拠点となった場所と推測されているが、 依然として不明点や謎が多い。
また、この遺跡には余所者が足を踏み入れると呪われるとか、 学者が遺跡からの出土品を持ち出そうとしたところ、船が遭難したとか、原因不明の死を遂げたとか、 ここで撮影した写真が全てダメになるとか、不気味な噂も多い場所のようだ。

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20. オーバータウン・ブリッジ

イギリスのスコットランド地方南部の町ダンバートンを流れるクライド川には、犬の自殺の名所と言われる「オーバータウン・ブリッジ」という橋がある。
1895年に建造されたこの橋は、通称「ドッグズ・リープ(犬跳び)」と呼ばれており、1950年代の頃から、 何故か約50匹もの犬が飛び降りて死んでいる。
この橋では1994年10月に、ケビン・モイという地元の男性が自分の子供を悪魔(反キリスト)だと思い込んで、高さ15mから投げ落として殺すという事件も起きており、子供の霊が犬を誘っているという風にも語られている。
ただ一説には、犬の嗅覚を刺激する何かが、例えばミンクの臭いが興奮状態にさせるのではないかとも考えられている。

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21. ザ・サイレンス・ゾーン

メキシコのチワワ、コアウィラ、ドゥランゴの三州にまたがり、スペイン語で「ラ・ソナ・デル・シレンシオ」と呼ばれるこの沈黙の荒野は、 電波を妨げる程の強力な電磁界を生む膨大なエネルギーの存在が信じられている、謎多き場所である。
1970年7月、ニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場から発射されたアテナ・ロケットが、どういう訳か、 この砂漠地帯でコントロールを失って墜落した。
米空軍はすぐに墜落現場であるこの地で調査を行ったところ、 この一帯の特定のポイントでは、テレビ、ラジオ、短波、マイクロ波、衛生信号など、 ありとあらゆる電波が遮断される事が判明した。
どうやらこの一帯では、異常に強い磁気を帯びた場所があり、 それ故に隕石も落下しやすく、1969年12月には、近くのアジェンデ村に大小無数の隕石がシャワーのように降り注いだが、 太陽系外から来たものであった事から、宇宙科学者の間で大センセーションを巻き起こしたという事もあった。
また、この地域では以前よりUFOや奇妙な金髪のヒューマノイド(男2人と女1人)の目撃がなされており、 地球外生命体の基地があるとか、UFOが離着陸する為の次元エネルギーの入口があるとも考えられているらしい。
なお、一説によると、サイレンス・ゾーンが位置する北緯26度から28度に挟まれた場所は、 他にもバミューダ・トライアングルやエジプトのルクソール神殿、ヒマラヤのチベットなど、名立たる場所が存在するが、 これらは偶然ではないと言われている。

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22. ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウム

アメリカのケンタッキー州ジェファーソン郡ルイビルにある廃病院ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウムは、全米でも有数の心霊スポットらしく、地球上で最も恐ろしい場所のひとつとされ、 数々の心霊現象が目撃される。
一説によると、この病院では50年間で少なくとも6000人が死亡していると言われ、地下には亡くなった患者を墓地へ運ぶ為のものと言われる「デス・トンネル」なるものがある。

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23. マーク・トウェインの洞窟

アメリカのミズーリ州にあるハンニバルという小さな町は、 『トム・ソーヤーの冒険』の著者マーク・トウェインの出身地であり、作中でも子供の頃に彼が実際に暮らした町周辺が物語の舞台として登場するが、そうした中のひとつである「マーク・トウェインの洞窟」は、マッド・サイエンティストが自分の娘の亡骸を使って人体実験を行った場所とされ、女の子の幽霊が出るといわれている心霊スポットでもあるらしい。

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24. カノックチェース

イギリスのスタッフォードシャー州にあるカノックチェースは、美しい観光名所である一方、この周辺の森は超常現象がよく発生する場所でもあるらしく、 ブラック・アイ・キッズピッグマン(ブタ男)、果てはスレンダーマンなど、 個性豊かな怪物の目撃報告が後を絶たない。

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25. ガイオラ島

イタリアのナポリ湾にあるこの小さな島は、所有者が次々と死に見舞われる事から「呪われた島」と呼ばれている。
1920年に島の所有者であったスイス人のハンス・ブラウンはラグに包まれた死体で発見され、その少し後に妻は海で溺死。
次の所有者、ドイツ人のオットー・グランバックは心臓発作で死亡、 その次の所有者であるドイツの鉄鋼事業家カール・ポール・ラングハイム男爵は、経済的な破滅に追い込まれ、 医薬品の実業家モーリス・イヴ・サンドは、スイスの精神病院で自殺。
2003年に亡くなったフィアットの元名誉会長であるジャンニ・アニェッリもこの島を所有したが、 息子の自殺や甥の病死。
億万長者の石油王ポールゲッティは島の購入後、孫が誘拐されるなどの不幸に見舞われた。
2009年、島の反対側に別荘を持つフランコ・アンブロジオと妻のジョヴァンナ・サッコが殺害されたことで、呪われた島が再び話題になったとのこと。
島の最後の所有者であるギアンパスクアール・グラッポンの保険会社が倒産し、彼自身は投獄された。
現在島は国が海洋保護地域として管理しており、人々の間では呪われるから島に上陸してはいけないと語られているが、 その風光明媚な景色と海岸から僅か30mに位置する為か、なんやかんや観光客がたまに訪れている様子。

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