神の住む家
岐阜県某所、清流と緑濃き山に囲まれた風光明媚な場所に、その昔、とある神社の神主が居住していたとされる廃屋がある。 すぐ近くにある神社自体は現役で、今から約1300年の奈良時代にある僧によって建立されたものらしく、さすが由緒あるだけあって立派な佇まいであったが、こちらはご覧の有様である。 部屋の奥に神棚が鎮座しているあたり、ここが神主の家であったという情報が裏付けられている感じだ。 また、どうやらここの神主は、神社を建立した僧の血を受け継ぐ、直系の子孫だったらしいのだが、 年号が平成になってから、後継者がいないまま神主が急死したのか、 何らかの理由で家が絶えてしまったそうだ。 その為、神社は現在、地域の人々によって維持されているそうで、 神主の代わりは、近隣に住む宮司が本業の合間に務めているらしい。 ちなみに、“神”というのは神主の一族(先祖)の業績を岐阜県が称え、 神と同等の存在として崇めた事によるという。
おい、ここでの“神”ってのは、住み付いたルンペンの事なのか?
そんな残念な解釈っすかw確かにしっくりきますけどw
コラそこ、名前負けしてるとか言わないの。
表札の名前からも●●の直系であった事が伺えるでありますな。
なんと、あの●●の・・・!いや誰だかは知らぬが。
・・・・・。
まあ活魚にこれまで9回行ってる俺からしたら、確かにいささか物足りない感は否めないがな。そして来週は記念すべき10回目の探索予定である。
どんだけ活魚好きなんすかw
mixiで活魚コミュも作ったのだが、何故かソッコーで運営に削除されたぜ。
邪悪なオーラが目に余ったんじゃろ・・・。
レストランA
さて、関西周遊ツアーから戻って2週間足らずのある日。眠気眼の午前6時頃、『荒城の月』をBGMに群馬県内の川沿いを走行中、偶然発見したのがこの物件。どうやらドライブインが放置されたものらしい。
建物前の自販機がバリバリ稼動中なのが気になるが、物件自体は明らかに死んでいるな。
こちとら目的地も知らずにフラッと来たが、今見たら財布ん中に500円しか入ってなかったぜ。
ふむふむあ、相変わらずテキトーな生き方でらっしゃいますなあ。
海老ドリアを注文して海老を避けて食べる漢じゃぞワシは。
なんて非国民な・・・。贅沢は敵であります・・・。
安心しろ、廃墟なら無料で入り放題だから問題ないぞ。
屋上階まで入れると3階建てのこの物件、 1階には何故かレトロな車がこれ見よがしに3台も陳列されていたり、何かの動物の剥製があったり、パチンコやスロット台が放置されておりました。 レストランの看板を掲げている割には、関係無さそうな余計な品々に囲まれたうちのサイトみたいな感じだが、 奥の方に一応厨房があったので、さすがに料理は提供していた模様である。 2階にはテーブルや椅子が複数残されており、かつては食堂としてそこそこ賑わっていたのかもしれないが、 今やテロリストのアジトっぽい雰囲気である。儀式の祭壇みたいなもんまであるかと思いきや、 5月人形っぽいやつのセットでした。
通りがかりに何となく見つけたものの、なかなかオモロい残留物に恵まれたいい物件でした。 田舎の立ち寄り処にしては随所にこだわりを見せていたみたいですが、今となってはどれも負の遺産と化してしまっている。
あと何度も言うようじゃけど、べ、別に帝国は廃墟サイトじゃないんだからね!
この期に及んで往生際が悪いでありますよ、大魔王さん。
ケケケ!大体“廃墟サイトサーチエンジン”に登録されてるじゃねーか。
んがッ!?
ルネッサーンス、今更何を言っても手遅れですぞーい。
リバーサイド・カフェ
今回の目的地である某温泉街(不景気で潰れた宿泊施設の廃墟が沢山あるらしい)に近づきつつある途中、やはり偶然見つけた物件。 まったく、廃墟マニアというのはその持ち前の廃レーダーで、やたらいちいち廃墟を見つけやがるから困ったもんだ。
ケケケ、このルート廃墟がゴロゴロあっていいな!
現役のトコまで廃墟に見えてるんじゃねーヨ。
無駄な抵抗は止めてさっさと廃墟になればいいんであります。
ふむ、電気が通ってて人がいたとしても、実は廃墟という可能性もありますからな。
ねえよッ!ってか会話に“廃墟”って単語がやたら多くて嫌になるわッ!
ところでこの物件、傍から見た時の外観の印象は、1階建てのちょっとした飲食店か何かだろうと考えていたのだが、 どうやら厳密には違っていた様である。確かに入ったところにはテーブルカウンターがあり、中身が入ったままのワインボトルが並べてあるカフェバー的な内装であったのだが、 探索していると地階に続く階段がさり気なくあるのを発見したのだ。
菊紋を背負った英霊達よ・・・、靖国で会おう・・・!
意味深げに小銭が供えられてると思いきや貴様の仕業かいッ!
階段を降りてみると、どうやら地階は宿泊施設であったらしく、上階のカフェは全体の一部に過ぎなかった様である。物件自体が川沿いの斜面にある為、建物的には2階のカフェ部分のみが道路沿いに面していて、さも平屋のお店の様に見えたが、 実際は少し坂を下った所に本当の1階(地階)=宿泊施設のフロントがあったという訳だ。
よーし、この調子で未開拓物件にどんどん乗り込んでいこーぜ。
日本全国の廃墟が我々を待っているであります。
ほっほっほっ、私なら高速使わずに北海道でも九州でも参れますぞ。
相変わらずどうかしてるぜコイツら。