最近調子こいて廃墟巡りし過ぎてネタのストックが溜まりまくり、いちいち物件ごとにチンタラ記事をあげていては年末になってしまう事から、ここは開き直ってダイジェストでまとめる事にした。あくまでも戦略的転進である。以上、言い訳の様な前置き終わり。
Part001:S旅館
前回の山の中とは打って変わり、埼玉県某所のとある住宅地の中。平野部も依然として雪がコンコンと降り続けている。周囲は新築マンションがあったりして、「えっ、ここなの?」って感じになる、とても廃旅館なぞある雰囲気ではなかったのだが、そこの入口は事もあろうに児童公園の前に唐突に存在した。しかも、行く手を阻むバリケードらしきものが全然無い。
フッ、魔界は意外にもあなたの身近な所でひっそりと、だが確実に存在している・・・っちゅー事じゃな!ご自由にお入り下さい状態で!
日本兵情報による物件だから、さすがになかなか質が良さそうだな。
ちょっとチャレンジングな場所に駐車してしまったので、あまり長くはいれませんがね。
すぐお隣が民家だし、確かに長居は無用だお。写真撮ってさっさと撤収するお。
ここの印象を一言で表すなら、勘太もビックリな「お化け屋敷」だ。鬱蒼と生い茂った草木により、昼間でも敷地内は薄暗く、木造でボロボロの建物内には残留物が生々しく沢山あって不気味ったらありゃしない。
どーじゃ、全米が震撼するジャパニーズ・ホラーはあったか!?血が染み出た掛軸や覗き穴のある能面、ブリーフ一丁の白い座敷わらしとか!
お前は何を言っているんだ?
街中だという事を忘れさせる静けさですなあ。こちらは神棚や仏壇とかある故、旅館を営業していた家族の部屋っぽいですね。
おどろおどろすィー。だがそれがいいw
旅館という割には、温泉地などのに比べてしまうと客室が少なく、全体の規模こそ小さかったが、人のいた痕跡を色濃く残す空間が詰め込まれていた。帰り際に庭先で見つけた宿泊台帳と思われるもののページを開いてみると、昭和51年度の宿の客室ごとの利益など経理的な事が書かれていた。
これ女将ッ!断崖絶壁が似合う女将はおらんのかーッ!?
そんなのいても困るだけだおwww
ふむ、昭和の臭いを感じさせる場所でございましたな。別に私がおっさんだからこんな事言うのではないですよ。
なんか外でバカ犬が吠えてるし、そろそろズラかろうぜ。
Part002:ホテルZOO
さて、日付は変わって、関西方面へ向け、独立暴走都市国家NAGOYA近郊のデスロード走行中に偶然発見した物件。巨大なシマウマが鎮座する見るからに面白そうな外観に目を引かれたのだが、近づいて確認してみると廃墟であった。こーいうコンセプトがはっきりしている造りのホテルはイイね。
自分の廃レーダー的にも、既に生命反応無しであります!
おう、これは久々に見っけもんだな!期待出来そーだぜ!
ってか結構着込んでるのに雪山行った時より寒いぞコラ!
いくら早朝だからって、この身を刺す様な凍てつきっぷりは地球がオカシイ・・・。
所々で色々な動物のオブジェが迎えてくれて、なかなか楽しい。内部は入った途端、中央部分がジャングルの様な演出がなされており、凝った造りであった。廃墟化してまだあまり時間が経ってない様だが、大通り沿いでそれなりに個性もあるこの物件ですら、リーマンショックの影響でやられてしまったのであろうか。
いーじゃん、いーじゃん!こんな物件があるとはな!
チッ、♂♀で馬鍬うシマウマのオブジェとかは無いよーじゃな。
分からなくもないですが、別に秘宝館じゃないんだから・・・。
ここはHAIKYO NOTEに記入しておかなければ!
備品においても、結構そのまま残されていました。客室の雰囲気もその気になればまだ泊まれるくらい良かった。ベッドの布団が豹柄という細かいこだわりも素晴らしい。
おっ、ロクヨンのコントローラーがありましたよ!しかし本体が見当たらないな・・・。売れるのに・・・。
別にラブホで3Dスティックをグリグリしなくたって、他にもグリグリするスティックがあるだ(ry
ファック!ガッデム!!サノバビッチ!!!
悪霊さん、どうしたんでありますか!?さては、アメ公の奴らに敗戦した悔しさが今になって込み上げて来たんでありますか!?
いや、デジカメ落としたらレンズがぶっ壊れたorz
ところでその後、全くの余談であるが、京都の舞鶴を通過中、停泊中であったイージス艦に遭遇した。
あ"あ"あ"ーーーッ!こ、これは素晴らしいッ!是非停車して写真をッ!悪霊さん、ちょっといいでありますか!?
ダメだ。我々は一刻も早く幻想郷に向かわねばならないのだ。こんな所で油を売ってる暇は無いぞ。
そんな殺生なー!日本で現在就航している6隻の艦のうち4隻もあるというのにー!!
ってか前ッ!ちゃんと前見て運転してくれッ!
余所見でうっかり神風アタックするなよッ!
ぬわッ!!?