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今回の記事には、ちょっと寄生虫とか寄生虫とか寄生虫とかのグロい画像が掲載されております。 そーいうのが苦手な人や、お食事中の人、特にパスタやカレーうどん食ってる人(んなもん食いながらPCやってんじゃねーよ)は、とっとと「Alt + ←」キー連打して閲覧を控える事を推奨します。
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前回、すっとこどっこいな合流を果たした大魔王軍一行は、とりあえず親睦を兼ねて・・・ |
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何故だか近所の目黒寄生虫館(略してMPM)なんちゅー、むしろいきなり人間関係が頓挫しそうなイカしたトコへやってきました。 |
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極小にもかかわらず、いつの間にか生物の肉体を侵蝕し、栄養やサービスを持続的かつ一方的に収奪し、多大なるダメージ(中には宿主を自殺させたりとか)を与えのける寄生虫・・・。 この、ヒモ野朗的ちゃっかり精神は、人間界を征服する為にも、きっと何らかの参考になるであろう。 という訳で、今回は目グロ寄生虫館を堪能すんぞコラ。 |
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いつもながら、かなり後付け感たっぷりな強引な動機でござるな・・・。 |
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どうやらここ、マニアックなスポットかと思いきや、何気にそこそこ有名らしく、休日になると何をとち狂ったのか、デートに訪れるカップルが結構いる模様。 (画像は建物の前でカップルに記念撮影を頼まれたニシナギ氏) |
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つーか、何やら観光ガイド持った外国人カップルが、わざわざタクシーで乗り付けて来たりしてる辺り、実は凄くグローバルで、むしろ、目黒と言ったら、イコールこの寄生虫館だと言っても過言ではない様な有名っぷりなのかも。正直ナメてました。
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案の定、中に入ると予想以上に来訪者がたくさん。 まあ、入館料がタダって辺りからも、行き場を持て余した者には足が向きやすい場所って事なんでしょう。 |
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中央のガラスケースには、様々な種類の寄生虫の標本がズラリと並んでおりました。 |
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ほわァ、きっしょく悪いやっちゃなァ。なんや、このグチャグチャは。 |
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あたしこーいうのダメだー、あんまり近くで見れないっす・・・。 |
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とてもうちの子供には見せられないわ。(このサイトもだけど) |
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なに寄生虫館に行く直前に、より凄いやつ見てきてんだよコラ。 |
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にしてもカッパさん、結構熱心に眺めてるでござるね・・・。 まさか、元々こーいうの好きなんでござるか? |
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いえ、そーいう訳ではないです。 実は昨日逝ったスポットで、謎の寄生虫の入ったビンやら何やら妙なもんを触りまくってしまいましてね、うっかり寄生でもされてるんじゃないかと思うと不安なんで、少しでもアレが何だったのかヒントになる様な情報を集めようかと・・・。 |
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たしか、昨夜のトコには、ラットを宿主にした「広東住血線虫病」ってやつがありまして、主にそれの標本を玩んでいたんですが・・・ |
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ここにも書いてあるんですよね(;´Д`) |
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おまけに寄生虫症の分布地図にも、しっかり昨夜のスポットがある神奈川が・・・。あ~、もう、病院行って診察してもらおうかな? |
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病院(寄生虫付き)の廃墟→警察24時→寄生虫館→でもって、また病院って、オマエは一体何がしたいんだ? |
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こちらは、寄生されてエラい事になってるウミガメの頭部。 漬物にしとくにゃへヴィー過ぎるぜ。 |
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で、これは寄生虫の一種である、マラリアを媒介する蚊や、吸血する時にリケッチアという、高熱をもたらし、場合によっては死に到らしめる微生物を人間の体内に注入するツツガムシとかの拡大模型。 |
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これ、実物大かと思ってむっちゃビビったわ~、ホンマに。 こんなやったら、まるでエイリアンやんけ! |
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こちらは、ボタンを押すと、鳥の内臓の何処にどの様な寄生虫が棲んでいるかが分かる絵です。 |
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どうやら人間に寄生する寄生虫は200種類を越え、日本ではそのうち100種が存在するみたいですね。 |
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ふむ、なるほど。 しばしば足元周りに出来る謎の炎症は、コイツらの仕業だったという訳じゃな・・・。おのれェ~。 |
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2階も人が結構いました。 てゆーか、この博物館、これより上の階は研究施設らしく、一般解放されてるのはここまでとの事で、はっきり言ってかなり小さく手狭な為、そりゃ人も混雑するってもんですよ。 |
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これはバンクロフト糸状虫による陰嚢象皮病の写真。 つまり、ジャンボ・タマタマ病です。(一応アレなんでぼかしてます) これは基本的に大きなものに憧れる男の子も激しくご遠慮したい状態ですね。 |
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でも女の子は大喜び。 |
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こっちで鳥肌もんの存在感を醸し出していやがったのは、アニサキスの寄生したイルカの胃。 小さい子が見たら泣き出しそうなショッキング度です。 |
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冷蔵庫に入れといたの忘れて1年間放置したら、腐りまくって粘菌まみれになったロブスターの残骸ばりのグロさだナ。 |
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寄生虫研究者なら誰でも知っているらしい、山口左仲先生のフィールドノートや手書きの草稿原本なるものも展示されていました。 よくぞこんなにも寄生虫ばっかり書いたもんですよ、まったく。 |
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2階の中央には、世界の寄生虫感染症マップなるものがありました。 各感染症についての説明がされており、どっか熱帯地方へ探検とかに行く際には、要チェックって感じです。 それにしても、新メンバーの女性陣、移動中の時点で既にすっかり溶け込んでいたんですが、ここでも実に和やかな雰囲気で語り合っていました。 |
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うげー。 寄生虫に感染してまうと、こないなエラい事になってまうんやな~。 |
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特にこれから夏場にかけては、帰省中とかに放っておいたナマモノが寄生虫に犯されて、食中毒を引き起こしやすくなるから、注意が必要ですわね。 |
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一番奥では、なかなか魅力的な寄生虫グッズを売ってるミュージアムショップが営業しとりました。 どうやらこの施設のもっぱらの収入源の様です。 |
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寄生虫の画像がプリントされたポストカード。 こんなもん誰かに送られてこようもんなら、それまで築いた人間関係にヒビが入りかねない素敵っぷりです。 果たし状とかに使うならいいかも。 |
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グッズの中でも特に素敵なのは、サナダムシTシャツ。 サナダムシのプリント部分がモコモコと浮き出ている辺り、こだわりが感じられます。 さあ、君もこのTシャツを着て、異性を口説きに街に繰り出さないか!?(我々は買わんかったが) |
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机の上には、来館の記念の為の書き込み用ノートが広げられてありました。 |
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もちろん証を残してきたぜよ。 |
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やってる事がそこらのヤンキーと変わらんでござるな・・・。 上のせっかくの「北海道から来ました」って素敵な書き込みが眩むじゃねーか・・・。 |
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何やら、サナダムシの長さ(8.8m)を表現するゴムのヒモがありましたよ。 |
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これは興味深いという事で、 |
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じゅんこママ、まさかのご乱心お戯れを。 |
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ひいいっ、周囲の人々が寄生虫に向けるそれ以上の好奇の視線をーッ!! |
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そんなこんなで、金も無く、暇を持て余した際には、あなたも一度、目黒寄生虫館に訪れてみてはいかがっすか? まあまあ楽しめますヨ。 |