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[2018.06.24]

「UFOの日」記念!『ムー認定 天空のUFO展』で未知と遭遇してきた



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現在、東京・池袋のサンシャイン60展望台スカイサーカスにて開催中の『ムー認定 天空のUFO展~展望台で未知との遭遇~』。
ちょうど寄稿させて頂いた ムー7月号発売のタイミングだったという事もあり、ちょっくら遊びに行ってきました。



※本記事の内容はUFO展のネタバレ要素を含みます。 残りの会期中に訪れる予定があり、必要最低限の情報しか事前に得たくないという方は、展示終了後にお読みになる事をオススメします。そんなの全然気にしないという人はこのままどうぞ。


池袋に着くと、 会場付近のサンシャイン60通り沿いにUFO展の垂れ幕がズラッと並び、 さながら“ムー帝国に支配された街”のような状態となっていた。


行き交う人々を数m間隔でグレイが見下ろす構図は軽い悪夢のようだが、 普段人目を忍んで見られがちなオカルトコンテンツが、これだけ大々的に前面に押し出されていると、 気恥ずかしさと誇らしさの入り混じったような不思議な思いにさせられる。


サンシャイン60入口のエスカレーターにも、デカデカとUFO展の垂れ幕が下がっていた。
隣りの爽やかな正統派観光素材とのコントラストが印象的である。
6月末から開始の「化ケモノ展」も気になりつつ内部へ。


チケット(大人1200円)を片手に展望台のスカイサーカスに到着。
エレベーターを降りると、すぐに文字通り「ムー」に占領されたエントランスだった。


序盤から取り返しのつかない事になっており、ムー民としてはこの先大いに楽しめそうな予感がよぎる。


電光パネルにはムー本誌(No.312)の表紙が。
UFO展という事で、「ロズウェル事件」についての総力特集号がピックアップされていた。


さらに、ムー編集長の三上丈晴氏が「我が館へようこそ」とでも言わんばかりに出迎えてくれた。一瞬MIBかと思った。


端っこには等身大(?)パネルもあり、 早くも既に編集長が2体もいるという、まさかのパワーバランスだった。
ムーとか知らないでたまたま来た一般層が見たら、一体どんな気持ちになるのだろう・・・とか余計な事を思いながら先に進む。


入ってすぐの広間には、巨大な年表らしきものがデーンと展示されていた。


1979年に創刊されたムーの歩みとともに、UFO問題に対する各国政府の動きなどの重要トピックが並ぶ。
1978年開業のサンシャイン60は2018年、ムーは2019年で40周年を迎える同年代という事で、 この辺も今回のコラボにいたった理由の一つなのかもしれない。


「空飛ぶ円盤」という言葉を生んだケネス・アーノルド事件。
6月24日(UFOの日)に発生したという事で、現在は絶好のUFO目撃シーズンであるという。


ふと窓のほうを見ると、グレイが中を覗き込んでいてギョッとした。


都内を一望する眺め。 東側にはスカイツリーも見える。
UFOも発見しやすいだろうし、やはり天気の良い日に来るのがオススメである。


宇宙人のものっぽい手形。
あるいは宇宙人の霊による仕業なのだろうか。


さっきまで外にいたはずなのに、今度は唐突に、 グレイらが佇む宇宙船の内部のような円卓が登場。


まさに展望台で未知との遭遇である。


不気味な存在ながらも何処か愛嬌のあるグレイ。


円卓の上には、いかにも地球外の超テクノロジーっぽい模様がある。


オカルト好きでも普段あまり拝む事がないであろう、グレイのプリケツ。それにしても幼児体形である。


人類ナントカ計画が進行中・・・みたいな不穏さがあるが、 背丈が同じくらいで親しみ易い為か、小さな子供が楽しげに近づく姿が何度も見られた。


上のほうでは、まるで惑星に見立てられたようなミラーボールがキラキラしていた。


虚舟漂着事件と記された窓。
オカルト好きには馴染み深く、一般層は恐らく「???」となる気がする、江戸時代のUFO事件である。
矢印は実際に事件があった茨城県の方角を指し示しているようだ。


休日で賑わう通路(スカイブリッジ)を進む。


UFOを呼ぶ呪文「ベントラ」で、律儀にも呼び寄せられたスペースピープル達。


こちらはご親切にUFOの拡大図があるなど、窓ガラスがムーの誌面のようになっていた。


キャトル・ミューティレーションも発生中。
そういえばエリア51付近のE.T.ハイウェイにもこんな看板があった。


目隠しされて大砲に入れられた人がいた。
何の公開処刑だよと思いきや、新設されたVRアトラクションらしい。


バーチャル世界を楽しむ人々を、生暖かく見守りながら通過。


今度は甲府事件と記された窓。
やはり事件があった山梨県のほうを指し示しているようだった。


再びグレイさん。
見るからにUFOの操縦席のようだが、計器のボタンなどは案外アナログ仕様なのが興味深い。


目が回りそうなグルグルした通路を進むと・・・


開放的なカフェスペースになっていた。


ここでは、UFO展の期間限定ドリンク「UFOソーダ」(750円)なるものが飲める。


せっかくなので注文してみると、店員さんに「UFO入りまーす」と周囲に共有されて若干恥かしかったが、 アダムスキー型円盤に見立てられたドーナツは甘くて特においしかった。


カフェに併設された物販コーナーはこんな感じ。
iPhoneケースにトートバッグ、缶バッジにステッカーなど、 様々なムーグッズが並ぶ。


この日発売の最新ムー7月号と、最近のバックナンバーとして4月~6月号も販売中だった。
「影市マオ」名義で寄稿した4月号と7月号を一度に入手出来るチャンスなので、未見の方は是非とも衝動買いしよう。


グレイと触れ合う事が出来る記念撮影用スペース。


両サイドに2人並ぶと例の宇宙人捕獲の画ズラが再現でき、多くの人が代わる代わる写真を撮っていた。


このあたりは読者投稿のUFO写真や、 日本のUFO事件について解説する展示コーナーにもなっていた。


日本のUFO事件として有名な「介良事件」と「甲府事件」についての解説。
どちらも少年達が宇宙人を目撃したという、1970年代の古き良き未知との遭遇である。


UFO写真の展示の中で、特に印象的だったものがコレ。
「何処の中東で撮影されたんだよ・・・」と思っていると、 近くにいた若い女性同士が「これシーだよねwUFO来てんじゃんw」と言って、 ソッコーでディズニーシーのアラビアンコーストである事を見抜いたのには感心した。


振り返ると、窓ドンしてくるグレイの姿があって再びギョッとした。


続いて激レアUFO付録の特別展示コーナー。
ムー編集部の書庫に眠っていたという、貴重な付録の数々が並ぶ。


ロズウェル事件を報じる当時の地元新聞『ロズウェル・デイリー・レコード』の紙面を再現した付録。


こちらはムー編集部の書庫をイメージしたコーナー。
これまでの全バックナンバーである450冊(壁面のものは写真)がズラッと収められていた。


ガラスケースの中には、ムー創刊号と6号が収められ、まさにお宝といった感じであった。


さらにUFO関連の総力特集号や、 100号単位のメモリアルナンバーを中心とした雑誌や関連書籍などもあった。


薄暗い通路の奥で怪しく光る書庫。
中央に神棚があるあたり、さすがはスーパーミステリーマガジンといったところか。


奥のガラスケースには、 ムー編集部のマスコットキャラっぽいベビーグレイが座っていた。


若い女性客が「キャー!これ超カワイイんだけどー!」といった反応を見せるなど、かなり好評を博しているようだった。
ついにオカルト系男子がモテる時代が来たのかもしれない(誤解)。


順路の終盤では、UFO・宇宙人関連の資料展示が畳み掛ける。
カップルやファミリーで賑わう一流観光地において、怯む事なく「ロズウェル事件」や「エリア51」といったワードが並ぶ光景はなかなか胸アツだった。


「それは1947年の事件から始まった」というコピーがそそる、ケネス・アーノルド事件に関するムー記事のパネル。


こちらはエリア51のパネル。
思い切りオープンだが、こう見えて一応、米軍の“極秘施設”である。


同じく衆目に晒される地球の観察者「ウンモ星人」の存在。


そんなこんなでフロアを一巡してエピローグ。
グレイと肩を並べる三上氏は、どう見ても人類を超越した存在側っぽいが、 最後の最後に「不思議な出会いの報告をお待ちしています」としっかりムー本誌へのタレコミを募集しているあたり、さすがは編集長である。


近くの壁では、「#スカイサーカス」のハッシュタグがついた訪問者のツイッター投稿が表示されており、 SNS時代である事を感じながら展望台をあとにした。


「ムー認定」とあるので、あくまでオブザーバー的な感じのあっさりした関わりかと思いきや、 終始ガッツリとムー度満点の空間でした。

来る6月30日(土)18:30からは、同地でムー編集長・三上丈晴氏とUFOコンタクティの秋山眞人氏によるトークショーが行われる予定なので、既にもう訪れた人もまだの人も、是非この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。

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