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[2018.01.28]

2018年新年のご挨拶&謎多き神々の古代都市テオティワカンで初詣してきた



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大変遅れ馳せながら、新年明けましておめでとうございます。
2018年も当サイトをよろしくお願いします。ハハッ。





いつも通りいきなり失礼しました。
昨年サイトに訪問して頂いた読者の皆様や、各媒体で記事を紹介して頂いた皆様、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。


昨年は正直思った程の更新が出来ず、読者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
特に年始の予告において、北海道編を開始するとか書いておきながら、 実際に記事がアップ出来たのは、まさかの序章だけだったという詐欺まがいの行為を働いてしまった事、この場を借りてお詫び申し上げます。今年こそは進める予定です。

という訳で、まるで説得力はないものの、 2018年に更新予定の内容を簡単に一部ご紹介いたします。







我々とあなたの奇妙な冒険は、これからもまだまだ続く――。




2017年から2018年にかけての年末年始は、久しぶりの海外視察でメキシコに行ってきました。



オカルト好きの聖地になりつつあるソチミルコの人形島を始め、首都メキシコシティ周辺の摩訶不思議な物件を複数取材してきたので、 記事の更新にご期待ください。


2018年の元日は、中米のピラミッドとして有名な世界遺産テオティワカン遺跡に初詣へ。


その名は「神々の集う場所」を意味する古代の宗教都市なので、ざっくり初詣に含めてしまって良いかと(適当)。


テオティワカンはメキシコシティから50km程離れた郊外に位置し、 紀元前2世紀から6世紀まで繁栄したテオティワカン文明の中心地である。


12世紀、メキシコ北部に住んでいた狩猟民族メシカ人(※1)は、 彼らの守護神ウイツィロポチトリの啓示により、“蛇を咥えた鷲がサボテンの上にいる場所”(※2)を求めてメキシコ半島を南下し、中央高原で既に廃墟と化していたこの巨大都市を発見した。

※脚注1:太陽と戦いの神ウィツィロポチトリの別名「メシトリ」を崇拝する人々である事を意味し、 メキシコという国名の語源でもある。「太陽の国」とも呼ばれる由来もその辺から来ている。 また、「アステカ」という呼び方は、このメシカ人やメキシコ盆地周辺に住んでいたナワトル語族をまとめた総称である。

※脚注2:メシカ人は湖の中で該当するサボテンを発見し、そこに造った街が後の首都テノチティトラン(現メキシコシティ)となった。 現在の国章のデザインもこの伝説に由来する。


テオティワカンは、 南北5kmに渡る「死者の大通り」が基点となって、 「太陽のピラミッド」、「月のピラミッド」、「ケツァルコアトルの神殿」などの建造物が配置されている。


考古学的な調査によると、紀元前400年頃に造り始められたらしく、 溶岩流で形成された地下洞窟を聖地と考えた古代人が、 神殿を建てた事が都市の起源と考えられている。


聖なる洞窟の上に建てられた太陽のピラミッドは、 エジプトのような王の墓などではなく、神殿の台座として築かれたもので、 頂上に築かれた祭壇では、ある宗教的儀式が執り行われた。


それは首を切り落とした生贄を太陽に捧げるという惨たらしいもので、 ピラミッドの地下からは、犠牲者の遺体が複数発掘されている。
当時の人々にとって太陽は崇拝の対象であり、日蝕などの際には混乱に陥った為、 大量の人間の血と心臓をピラミッドの頂上で捧げる事で、その恵みを維持しようと考えたようだ。


この太陽のピラミッドは、 エジプトのクフ王やカフラー王のピラミッドに続く世界第三位の大きさを誇り、 登頂出来るものとしては世界最大。
冬場でも日差しが強く気温が高い同地では、皆息を切らして汗をかきながら、 248段の急な階段を登って頂上を目指していた。


最盛期には10~20万人が住み、アメリカ大陸最大の都市にまで繁栄したが、 7世紀頃になると急速に衰退し、ゴーストタウンと化す。


文明が唐突に終焉を迎えた原因は諸説あり、 北方からの異民族に侵入され、町に火が放たれて壊滅したとも言われるが、文字などの記録はほとんど残っておらず、詳しい事は謎のままである。


過去にはここでフライング・ヒューマノイドなるUMAが目撃されたりもしたが、今回それらしき飛行生物は確認できなかった。
ただ同地は、標高が約2300mと高く空も澄んでおり、付近には気球が何個も飛んでいたりしたので、 なんとなく色々目撃されやすそうな土地柄である事は肌で感じられた。


1999年3月、テオティワカンの太陽のピラミッドで行われた春分の日の儀式の際、4000人近くの出席者の上空に、人間のような姿形をした黒い飛行生物が出現。
見たところパラシュートをつけたスカイダイバーなどでもなく、 人々が驚いていると、生物はゆらゆらと浮遊した後、急上昇して空の彼方に飛び去ってしまったという。


この奇妙な事件がメディアで報道されると、 フライング・ヒューマノイド(空飛ぶ人型生物)として、一躍注目を集める事となった。
元々UFOの目撃多発地帯であるメキシコだが、以降も同様の生物と思しき目撃報告が相次ぎ、 2004年には、警官のレオナルド・サマニエゴ氏がパトロール中に襲われるという衝撃的な事件まで発生し、世界中の話題となったのである。


土産屋ではプレデターの置物が当たり前のように売られてて、妙にツボりました。

以上、今年もこんな感じでお送りいたします。

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