千葉県船橋市の船橋県民の森付近の車道脇にはね、数個の石碑と鳥居があるそうなんだ。その鳥居の先にはですね、不気味な小屋とお社があるそうなんですがね、そのお社には古ぼけた達磨が奉納されている事から、達磨神社なんて呼ばれてるんですね。で、噂によるとですね、その達磨に悪戯しちゃうと、老婆の霊が出現するとか、深夜になると生首が浮游していたとか、霊感の強い者は3分といられないらしいですね。ちなみにその達磨、一説では呪術に使われるものだなんて言われてるんだなァ。
どーして達磨に悪戯すっとババアの霊が出てくんじゃよ?訳が解らん、そこらのディティールはどーなっちょるんじゃい?
さあ、本人に聞いてみないと何とも・・・。まあ、駄菓子屋のババアが、売り物に悪戯したらキレるよーなもんじゃないですかね?
忌まわしき(ある意味)帰らずの森から1分程歩くと、道脇にずらっと立ち並ぶ石碑が現れました。風雨による侵食のせいか、表面が削られており、刻まれている文字は読めませんでした。まるで墓の様な感じで、夜ここ通ったら不気味極まりないでしょうね。
石碑の先には、白い鳥居がありました。ここが達磨神社の入口です。
次こそ撮れ高を得ないと色々マズいぞ・・・。
いっそ怪奇現象の1つでも起これば良いのですが・・・。
どうやら、正式名称は「白幡神社」というらしいですな。
進んでいると、道脇に屋根っぽいもんが埋まってるのを発見。神社の放っとかれっぷりがわかる。
5、60m程の木々に囲まれた一本道を歩いた末、辿り付いたのは一軒のプレハブ小屋。
その裏には、小さなお社がありました。
おい、ヨシオ。たしか社にゃあ、達磨が奉納されちょるんじゃったよな?
ええ、そうですよ。それを悪戯しちゃうと、老婆の霊が出現するって話ですが・・・。
達磨がねーぞ。
ウソーん!?
これじゃー、ババアの霊も出るに出れん状態じゃな・・・。
どーやら撤去されちまったようですね・・・。
小屋の中でございます。噂では、以前はここにゴロゴロと達磨が転がっていたそうですが、今は影も形もございません、ちきしょー。
何かおもろいもんがあるかも・・・と、撮影してはみたが、単に汚いだけの小屋の縁の下。
さり気に御神木がありやした。ありがたやー、ありがたやー。
クソ、こうなったら、達磨さんが転んだでもやるか!ヨシオ、この木で顔隠せ!
誰がやるかッ!ヤケクソにならんでくださいよ!
周囲をくまなく探索してみましたが、おもしろいもんは無く、ゴミしか落ちとりませんでした。それにしても、達磨神社に来て、達磨にお目にかかれないとはショッキング。
調査結果:ぶっちゃけて言うと、たしかに昼間でも静か過ぎて不気味な雰囲気はありましたが、それだけです。達磨が無くなった以上、もはや見所はありません。しかし、供え物(GEORGIAエメラルドマウンテンブレンド)があった事から、一部では小さな信仰があったりして、ちょくちょく人が来ているのかもしれませんね。まあ、肝試し>お参りかもしれませんが・・・。オマケ
帰り道に巨大達磨ハケーン。
オメー、もっと早く出てこいよッ!
急遽、予定してなかった次のスポットへ逝く事になり、漫画喫茶で現地情報を仕入れるヨシオ。いつもこんな成り行き任せの出たとこ勝負なフォーメーションでお送りしております。