ええっ!?急に言われましてもっ・・・!
(以下超早口)
え、えーと、こ、これは私の友人が・・・いや、私が体験した話なんですがね、ある日、私は終電に乗っていたんですよ、そう、終電。
でね、ふと向かいの席に目をやったんですよ。
したらば、電車に乗っていたはずのA子さん・・・というか、死んでいたはずのA子さんがいるではありませんか・・・!
え、えーと、このA子さん、実は私の友人だったんですがね、数日前に交通事故で亡くなり、私自身も彼女の葬儀に出席したばかりだったんですよ。それなのに、A子さんは目の前に座ってる。
どう考えても尋常じゃないんだ。ありえないんだ。
うわー、嫌なもん見ちゃったなーなんて、私思いましてね、その場からすぐ離れようとしたんですがね、体が動かないんだ、うん。
起きながらにして、金縛りですよ。
何とか抜け出そうと気持ちばかり焦ってんですが、動けない。
そうこうしていると、向かいのA子さんが私をじっと睨んでくるんだ。
そ、そいでですね、えー・・・