東京都豊島区池袋のサンシャインシティ周辺はですね、かつて、スパイ・ゾルゲや尾崎秀実、東条英機らの戦犯者を収容・処刑した刑務所、巣鴨プリズン(旧東京拘置所)があったんですよ、昭和46年3月に現在の小菅に移転されるまで。戦犯者最大収容時は1862名。
A級戦犯者7名、BC級戦犯者53名と、述べ60名がここで処刑されたんですねぇ。
この刑務所の歴史は明治28年までさかのぼり、巣鴨監獄⇒巣鴨刑務所⇒東京拘置所と名を変え、昭和20年にGHQに接収されて巣鴨プリズンとなったんですよ。
まあ、こんな場所ですからねぇ、怪しい噂がいくつもあるんですよ。
特に、サンシャインシティのすぐ隣にある東池袋中央公園での怪現象が後を絶たないんですねぇ。
刑務所移転から再開発事業で公園建設が開始されるまでの十数年間、ここは周りを高いトタンの塀で囲まれ、開かずの処刑地として封印されていたそうです。
そんなにここがほったらかされていたのは、工事を請け負う業者が祟りを恐れてなかなか決まらなかった為だと言われています。
昭和55年の公園建設の際には、工事の作業員が度々怪我をしたり、原因不明の高熱にうなされたというのも有名な話です。
また、誰もいないはずなのに足音や呻き声が聞こえたり、青い人魂や、正装の旧日本兵が出現したりすると言われているんですよ、ええ。