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魑魅魍魎が蔓延る夜道は遠い昔のものとなったが、今も尚、歴史的な神社仏閣とともに、ミステリアスな伝説が数多く残る京都。
そんな魔界都市にいつの間にか出現し、人々から恐れられる「カオスの間」は、新たなる魔界とでも言うべき、謎過ぎる異空間である。
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祇園にも程近い、地下鉄・東山駅からすぐの同地のビル前に着くと、
寿司屋の看板に混じり、奇妙なマネキンなどのオブジェが出迎えてくれるが、一体何屋があるのかさっぱり不明。
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2階に入口があり、ギャラリー&ショップらしい事が分かるものの、いずれにせよ只ならぬ雰囲気が漂い、少々入りづらい(※1)。
※1:普通の観光客が来ても、入口から内部を覗いただけで引き返す事が多いようだ。
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薄暗い店内には、魔改造された人形達が妖しく佇む他、医療器具やアンティークなどのオブジェが雑然と並び、まさにカオス(※2)。
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とりわけ、中程に座るくいだおれ太郎っぽい人体模型(看板娘らしい)は、不気味ながらも何処か愛嬌があって印象的だ。
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言わば前衛的なインスタレーションアートが展開している訳だが、店主の砂本松夫さん曰く、
この部屋自体が丸ごと一つの作品らしい。
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コンセプトは特に無いそうだが、元骨董屋の砂本さんが気に入った物を集め、「なんだこりゃ!」と思える空間を形成しているという。
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値札はついていないが、ここに並ぶ奇妙な品々は大体購入する事が可能らしい。
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また、
若手アーティストの作品展示スペースも兼ねているそうで、訪れた時も何やら創作中だった。
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見た目は恐いが不思議と居心地は良いので、京都観光の際には定番コースを逸脱し、
勇気を出して迷い込んでみてはどうだろうか。
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