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[2019.11.04]

お花大権現
〜西日本随一の性の女神〜


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徳島県東みよし町の小さな寺・林下寺は、性に関する悩みを解決してくれる「お花大権現」として知られている。
通称“お花さん(はん)”と呼ばれる同地は、子授けや安産祈願、縁結びの他、性病や婦人病などの下の病の快癒に霊験あらたかとされ、 大小様々な男根(※1)が所狭しと大量に並んでいるのだ。

奉納物殿の奥には、男根に囲まれたセクシーな女性像が琵琶を持って鎮座し、何とも頼りになりそうなオーラを放つ。
そう、彼女こそ、お花さん・・・と、思いきや、住職曰くこちらは弁財天で、隣の小さな像がお花さんらしい(パッと見マリア像のよう)。

言い伝えによると、元禄時代にお花姫(※2)という美女がおり、播州(兵庫県)の殿様に嫁いだが、ある時、悲運にも絞殺されてしまう(※3)。 すると、城内で奥女中の変死が相次ぎ、修羅場と化す。
そんな状況の中、不審に思う殿様の夢枕にお花姫が現れ、自分が殺された事や“性の御仏”になる事を告げた為、 城内に祠を作り彼女の霊を供養したところ、怪異は収まったという。
その後、祠はお花姫の故郷の林下寺(※4)に移され、ご利益のお礼に陰陽物を奉納するという、今日の信仰を集める事となったそうな。

※1:江戸時代からの男根が述べ数千個あり、その材質は陶器・石・木・鉄製など様々。
奉納物の中には、穴を潜り抜けられると無病息災が得られる木製の巨大男根(穴禅定)もある。

※2:現・東みよし町の出身で、蜂須賀家の姫だったともいわれる。享年24歳。

※3:美しいお花姫が殿様の寵愛を一身に受けた為、嫉妬した他の女性(側室)達が、殿様の留守中に犯行に及んだ。

※4:余談だが、寺名の林下(りんか)とリンガ(男根の意味)の語感が似ている。


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