あの伝説のオカルトサイト『X51.ORG』を主宰する写真家の佐藤健寿氏により、2010年1月に刊行された写真集『奇界遺産』。 佐藤氏が年間のほぼ半分以上に及ぶ時間を費やし、世界中の不思議な場所、建造物、人物などを探し求めて、 訪問国40を超える現地取材で撮影なされた奇妙なモノ=人間が人間たらしめるべく想像力によって生み出された“大いなる無駄or至高のお宝” の数々がてんこもりの会心の一撃的作品である。 今回の“新・奇界遺産”と題された展覧会では、『奇界遺産』での未発表作と新作を含む写真作品が披露されているとの事で、 “魔界”を冠する我が帝国としてもほうってはおけず、先般の連休中、ちょっくら行って参りました。
会場は渋谷にある、現代アーティストの作品が販売されているコンセプトストアのギャラリースペースである。 雑誌等で同店を知った若い女性が、わざわざ遠路遥々やってくる程の人気だそうで、 最近では宮崎あ●いやパフュームのか●ゆかが来廊してきたという。
フッ、どうやら知らないうちに通り過ぎていた様じゃな・・・!駅から徒歩1分の場所でも迷うもんなんじゃな・・・!
ちゃんと調べておいてよー。私が美容院の人に聞かなかったら辿り着けなかったじゃん。
いらっしゃーまーせー!
店内の壁一面には、佐藤氏が過去5年に渡り世界各地を歩き回って撮影してこられた写真作品が所狭しと展示されております。どの作品の場所も滅多にお目にかかれるものではなく、ひたすら“人類の隠された遺産の数々”を探し求めた佐藤氏の迸るパトスが滲み出ているかの様な、放たれるオーラがパネェ代物です。 デカい3点の作品は『奇界遺産』に収録済みのものですが、他はオール未収録及び新作でございます。 (※企画者サイドに撮影及び掲載許可を得ております)
大人の事情により、近くから撮影した作品の画像はお見せ出来ません。直接会場まで見に行きましょう。 狂気的で美しい世界が待っています。
おー、おもしれー!海外の珍スポットとか最高じゃん!私もこの人のサイト見た事あるよー!
フッ、そうじゃろそうじゃろ。世の中余計なものがあるから面白いんじゃぜ。
各々の撮影場所についての詳しい説明書きもちゃんとあります。基本的にタイとイタリアに二分されたセレクションの様で、 大魔王が昨年訪れたサン・ガルガーノの写真も展示されておりました。
関連グッズ(通称・ケンジ君グッズ)も販売されておりました。 『奇界遺産』の書籍(直筆サイン入り)自体や、新作と未収録作品の写真が掲載されている『奇界遺産EXTRA』、Tシャツ、タンブラーという、マニアにも充実のラインナップです。 さり気無くグレイのタンブラーもあったりしたので、宇宙人好きにはオススメだ。
ずっしり感がたまらない『奇界遺産』もその場で立ち読み可能です。 写真作品の鑑賞と併せて本書をペラペラめくり、より奇界に浸るのもいいでしょう。 でも良い子の皆は買おうぜ。
大ちゃん、この本持ってるの~?すっげいいねこれ~。
あったりまえじゃろ、常識じゃい。まあでも、サイン入りの方がいいんで、これを買えば良かったという気はパワフルにするがな・・・!
私、漫☆画太郎も好きなんだけど、まさかこの本とコラボするとは思わなかったよーw
あー、そーいやツイッターのアイコンも漫☆画太郎じゃったな。でも来年自殺するみたいじゃぞ。
そうそう、来廊者用の名簿にもちゃんと記入しておきました。
それ、何か間違ってない?
へ?だって“ご自由にご記帳下さい”って書いてあるぞ。
おきゃくさーまー、もしかして、佐藤健寿さんの写真展を見に来られたんですかあー?
ええ、そっすよー。
そーなんですかー、あのですね、佐藤さん、実は明日の15時頃~18時頃までコチラにいらっしゃるそうなんで、ご都合が宜しかったら是非またおいで下さいまっせー。
なんですって!?
へ~、すごいじゃーん。どーする、明日も来る?
おいおい、いくらなんでも連日行ける程このワシは暇ではないんじゃよ(中略)よし、仕方ない、行くとするか。
この日、『太陽の教団』の悪霊から送られてきたメールの添付画像。 マリカー(しかもスーファミ)の風船バトルで、上のマリオが悪霊、下のヨッシーが首領らしいです。
99敗って弱過ぎじゃろッ!ってかどんだけやっとんねんッ!
あっ、この前3人で遊んだ時のやつだーw