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我々は、「休憩所」と記された前人既踏の謎の領域に踏み込んだ! |
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よく見てみろ!周りに「電気を付ける」「押す」と書かれてあるだろ! どう考えても、わざと押させようと誘導しているじゃあないか! もし、あれを押していたら、何かとんでもない惨劇が起こるところだっただろう・・・! |
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カチッ(スイッチON) |
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・・・・・・・・・・何か起こるどころか、電気すら点かねぇ・・・。 |
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我々は、この室内をくまなく調査してみる事にしたッ! |
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この紙には、こう書かれていたッ!
-----珍々ニコニコ園入場券-----
開園時間:午前10時より午後5時頃
休園日:月曜休、及び年末21日~休
入園料:大人1200円 高校生以上850円 高校生以下及び身障者300円 ※小学2年以下付添人あれば2人まで無料
-----アンケート-----
イ その他は1号館にてこの用紙に○を付けて投書の事。
① アレモコレモでおもしろい ② ウフフ、アハハはとてもよい ③ 他に見られない彫刻
ロ この園はもっとこんな具合。
① これが悪い ② 何だかよくわからない |
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け、見学料の500円と入園料は別個なのか・・・!? てゆーか、高校生以上の料金と大人の料金は、どっちを払えばいいんじゃ・・・? |
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ツッコミ所が怒涛の如く満載であった! |
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キケン毒ガス出る |
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おおっ、金庫があるじゃねーか!中身はなんじゃろな!? |
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ジーッ、カチッ、ジーッ、カチッ |
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金庫を開けなくても、こっちにお宝があるぜ、ルパン! |
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日本一のトラ書 |
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さ~すが次元ちゃ~ん!目ざとい奴だねぇ、まったく! ウヒョヒョヒョ、そいじゃま、頂戴しますか~! |
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そうはいかんぞルパ~ン! その絵を盗ったら、とんでもない事になりかねん!絶対にいかんぞ! |
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あれま、とっつぁ~ん!?そーゆーいけずな事言っちゃダメダメー! |
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グダグダになってきたので、ここで元に戻す事にするッ! |
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(独白)隊員達1人1人の気が緩んでいる! 渾身の力を込めて気合を入れなおさなくては・・・。 命を落とすことになりかねないッ!
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そーですね。 あ、私、すこんぶたくさん持ってきたんですが、食いますか? |
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我々は、ここで昼飯を食う事にしたッ! |
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どーやらこの先が(モグモグ)2号園らしい(モグモグ)ですね。 (※すこんぶを食いつつ語る) |
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いざ、未知の恐怖がうずめく戦慄の2号園へッ! |
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次の瞬間、隊員達は異様な光景を目の当たりにしたッ! |
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周囲を埋めつくさんばかりの、謎のプレハブ群ッ! |
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この中、何が入ってるんじゃ? まさか、カラオケボックスじゃないよな~? |
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ま、待てッ!ひょっとすると、これは住居かもしれんぞ! うかつに開けると、凶暴な部族が飛び出して・・・ |
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ガラッ |
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18才以下の方 マイガケの下を見てはなりません |
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好奇心にかられた隊員達は、マイガケの下をのぞいてみる事にしたッ! すると、そこには衝撃的な光景が・・・!!!!! |
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自主規制(スマン) |
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猛然と襲い来るニコニコ園の精神汚染!!!!! |
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念仏老人 |
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モンジュ 知恵の神 (手にはジュースのパックを持つ) |
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東条英機 |
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マッカーサー |
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キス美女(動揺のあまり顔切れちゃたよ)&ムッソリーニ愛人ペタッチの逆さ釣り(実物大で再現) |
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ガラッ(開) |
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ガララ・・・(閉) |
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真冬のセミの抜け殻 |
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な、なんたるカオスっぷり・・・!! これは、トラウマになる者がいてもおかしくないなッ! |
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その時、我々が目にしたものとはッ・・・!? |
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屋根の上に一輪車!!!!! |
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と、ここにきて、隊長が思わぬ大胆な行動に出たッ! |
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一輪車を屋根から降ろし、乗り回す隊長ッ!
が、次の瞬間ッ! |
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ガシャーン |
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むぅ、大丈夫だ・・・。心配するな。 それにしても、コレ、一見おもしろそうでも、実はおっそろしい乗り物だなぁ、おい。下手をしたら、死につながるぞ・・・! (以後独白) こんな何気ないところにも、危険は潜んでいるのだ! 私は、それを、我が身を呈して隊員達一人一人に伝えたかったのだ! |
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と、その時!隊員の1人が叫んだッ! |
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なんと、騒ぎを聞きつけた近所の住人達が、我々の方をずっと見ているではないかッ!!!!! |
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こ、ここら一帯は文明を拒絶する原住民達のテリトリーだったんだ・・・!へ、下手に動くのは危険だッ!皆落ち着けぃッ! |
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が、隊長の警告も虚しく、動揺のあまり動き回る隊員達ッ!! |
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カキ―ン |
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こ、コラッ、バカ!お、お前ら、動くなーッ!!(声裏返りまくり) |
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怒りをあらわにする住人! 我々は生命の危機に直面したッ! |
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お、おい、て、撤退するぞ!1、2の3で全力で走・・・あれ? どこ行った? |
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時既に全力撤退 |
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今回我々探検隊は撤退を余儀無くされた! しかし、全ての探検が実を結ぶ事などあり得ない! 全力を尽くした結果、栄誉ある撤退を受け入れたのだ! 今回の探検は想像を絶する程危険で過酷なものであった!
その貴重な体験の中で、生き延びる為にはいかに危険を察知する能力が大切かを我々は改めて思い知らされた! 今回の探検の成果は、例えどんな困難にぶつかろうとも、謎を謎のままにしないという、強い信念に基づいたものに他ならない!世界中の全ての謎は、解明するためにあるのだ!! 文明社会に生きる者の侵入を拒む原住民に守られながら、東松山のジャングルの奥地に、神秘珍々ニコニコ園はたしかに存在していたッ!
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