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[2017.06.11]

北海道クレイジージャーニー:序
~エヴァンゲリオン・ネットカフェ~



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時に西暦2015年9月、シルバーウィークの事である。
それまで、企画会議で度々旅の候補地に挙がっては、なんだかんだで後回しにしていた北海道。
だが我々は満を持して、国内旅行としては多めの4泊5日のスケジュールを確保し、 数多の廃墟や珍スポットを踏破すべく、ついにこの試される大地に降り立ったのだった。


札幌

ついに来たな北海道・・・!
北海道秘宝館が潰れて以来、しばらく行く気にならなかったからな。

久しぶりの二人旅ですね、閣下。
個人的には過去最大の遠出なので期待と不安が凄いです。


移動日であったこの日は、 夕方に札幌に到着。
普通に市内観光できるラストチャンスでもあった為、ベタに時計台などを見物。

なんだ、ホーンテッド時計GUYはいねーのか。

あんな非公認なゆるキャラ、滅多に出現しないですよ。


飛行機に積めない為、 事前にわざわざ宅急便で送っていた“秘密兵器”を営業所で受け取る。
これが一体何なのかは、次回以降の本編記事で明かしていきたい。

フフフ、それがあれば試される大地も恐るるに足らず・・・!

これかなり値が張りましたからね・・・。


その後も 札幌っぽい画ズラのインサート撮影素材を求めて、適当に夜の街を散策。
特にこれといった収穫も無いまま、翌日からの過酷な冒険に供えて、 早めに宿に泊まる事となった。


自遊空間アーバン札幌feat.EVANGELION


さて、大型連休期間ゆえに、札幌周辺の宿泊施設は何処も満室状態であった為、 我々はやむなく、初日はすすきのの中心部にあるネットカフェに腰を下ろす事とした。

ホテルを予約?してる訳ねーじゃろ。素人じゃあるまいし。

さすが閣下、一体どんな育ち方をしたらそうなるんですか?


特務機関NERV仕様の入口。
ちょうど我々が上陸する前日、作品誕生20周年を記念したエヴァンゲリオン×自遊空間アーバン札幌店のコラボカフェがスタートしていた。

そういや以前もエヴァの廃校とか行ったな。

色んな所に行かれてるんですね。


入口の自動ドアが開くと、いきなり汎用人型決戦兵器が登場。

逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。

全然北海道っぽくないし、早くも旅のカオスさを予見させますね・・・。


今にも暴走しそうな迫力を放つ、エヴァンゲリオン初号機。
こうして見ると戦国時代の鎧兜がベースみたいなメカニックデザインなんだなと改めて思わされる。15分ごとに目が点灯する作りだった。

ツノが天井に刺さってるやんけ。

予算的に結構頑張ってそうなモニュメントですね。


入って左側は、広々としたコラボカフェのスペース。
NERV本部を思わせる、赤と白を基調としたスタイリッシュなデザインである。


別アングル。
着いたのが遅い時間だったので客は誰もいなかった。


置かれていたカフェのメニュー。
営業終了していたので、もちろん何も注文できない。

1日数量限定でにんにくラーメンチャーシュー抜きもあるぞい。

綾波レイが好きなやつですね、分かります。


パイロット三人娘のパネル。
この背後はパチスロコーナーになっていた。


初号機の裏側。
壁面には版権イラストや本編シーンがプリントされ、アニメの世界観の雰囲気を演出している。


別アングル。
モニターには絶えずTVシリーズ版OPがループ再生され、 『残酷な天使のテーゼ』の曲が流れ続けていた。

これ深夜も延々流れてんのかな・・・?

洗脳されそうな勢いですね・・・。


主人公を差し置いて、 女性ファンの人気を独り占めするカヲル君の等身大像もあった。記念写真撮り放題である。

「ネカフェはいいね。リリンの生み出した文化の極みだよ」とでも言いそうじゃな。

全然言わなそうですよ。


カフェの横にはエヴァグッズの売店スペースが併設されていた。


多種多様なグッズの中でも、 特にたくさんあったのがスイーツ類のお土産だ。


このやたら在庫が豊富なラスクなんかも、なかなかクオリティが高い。

お菓子を買ったら店員達が「ざわっ」って戸惑ってたんじゃが・・・。

昨日から始まったらしいので、まだ会計方法に慣れてないっぽいですね・・・。


キャラクターフィギュアも充実。大きなお友達も大喜びな空間である。


隣接するダーツ・ビリヤードなどのプレイルームの扉は、 A.Tフィールド全開となっていた。

ロンギヌスの槍が無いと中に入れないではないか。

アニメ観てない人は全く何だか分からない記事が出来そうですね。


マンガの書棚にはこれまでの演出をガン無視して、 何故かカッコいいポーズの野原ひろしがいた。

・・・・・。

・・・・・。


こうして初日はあっさり終了。第3新札幌市の夜は更けていった。


ちなみにこのちょうど1年後の2016年10月にも、 奇しくもこの店で一夜を過ごす事となった。


入店すると、セカンドインパクトといった感じで再び初号機が待ち受けていた。
時期的にちょっとしたハロウィン仕様になっており、心なしか居心地が悪そうである。


さらに前回はいなかったPepparが、馴れ馴れしく声をかけて出迎えてくれた。
他にも何気にレジが自動化されていたり、たったの1年だが妙に進化を感じさせられた。


ハロウィン×ロボット大国っぽいシュールな画ズラ。
世界よ、これがクールジャパンだ。

※2017年現在、このコラボ企画は既に終了しているようです。


という訳で、次回より北海道探索の本編スタート。お楽しみに。

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