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【PART3:金山ダム周辺】 |
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千葉県鴨川市打墨って所にゃ、山奥にひっそりと佇む金山ダムってなもんがあるんですよ。
ここはですね、ブラックバスがいるって事で、釣り人のメッカであるそうなんですがね、同時にダムに架かる吊り橋から身投げ自殺があったりする場所としても知られているんだなあ。
どうやらこのダムの周辺には、大小様々なトンネル群があるみたいでしてね、ここら一帯で数多くの恐怖体験が報告されているそうなんですよ、ええ。
噂としては、トンネルに入ると髪の長い女性の霊が現れるとか、ダムの方から子守唄を歌う女性の声や赤ん坊の泣き声が聞こえてくるとか、とにかく不気味な話が後を絶たないみたいですよ。
そうそう、ちなみに、ここにある「斧落隧道」ってなトンネル、こりゃ私の仮説なんですがね、建設作業時に斧みたいな石が落ちてきて、頭をかち割られた所から付いた名前なんじゃないかって思うんですが、どうなんでしょうねえ。
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あ、安全運転でお願いしますよ男爵さんッ! 僕にはまだ描きかけの漫画が・・・!たたみかけの洗濯物が・・・! |
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オメーはまず、行く度に床に散らばってるカントリーマアム片せやッ! 2階の自宅内にアリがいんのはおかしいっちゅーのッ! |
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にしても、ハンドル握るとキャラ変わりまくりすてぃーじゃな・・・! 無駄に思い切りの良さがパネえぞコラ・・・! |
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心配無い、彼はこれでも教団一のドライバーさ! ちゅどりそうになった事は沢山あっても、実際やっちまったのは過去1回しかない! |
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休日の釣り人を横目に、金山ダムに架かる赤い吊り橋を通り過ぎて・・・ |
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雑木林に囲まれた凸凹のクネクネ道を、めっちゃ上下左右に揺さぶられながら突き進んでいく。 |
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えーい、人間界を征服した暁にゃ、こんなダム決壊させたる! 何処ぞの国土交通大臣も喜ぶかもしんねーぜ! |
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うわっ、この悪路じゃ普通の乗用車にはちょっと無理ですね! |
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しばらくズンドコ進んでいくと、黄泉へと続いているかの様なトンネル「斧落隧道」が姿を現した。 |
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さあ、今回も流浪の番組「魁!日本ブキミ隧道愛好会」のお時間がやって参りますたヨ。 |
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何ですか、その視聴率の度外視も甚だしいタイトルは・・・。 まあ確かに不気味でおっかないトンネルですねこれは・・・。 |
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ああ、思わず幼女を連れ込みたくなる暗闇っぷりだぜ。 ちなみに、見た目が幼女であれば実年齢が老女でも構わない。 |
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悪霊さん、東方に毒され過ぎですよ・・・。 「斧落隧道」の字が右から左ですね。戦前に作られたものなのかな。 |
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で、意を決して足を踏み入れてみると・・・ |
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ザ・ホラー穴。 |
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あらやだ、何このおざなりクオリティー!? 何処にクレーム入れりゃいいんじゃいッ!? |
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トンネルの手前の方だけコンクリで、あとは手彫りのまんまとは・・・。 とんだハリボテですね・・・。 |
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霊云々より落盤というリアル恐怖が脳裏を過ぎりますなあ・・・。 |
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恐る恐るダンジョンに歩みを進める僕ちゃん達。 ライトが無いと暗くて足元すら全然見えない。 |
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今もその辺に霊がウヨウヨしてたりして、肉眼には見えなくても、ファインダーには映ったりして・・・! |
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さすが、Yahoo!で「魔界」って検索すると何故か映画25周年記念ページの下に表示される帝国だけある表現ですね・・・。 |
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それにしても、見れば見るほどつるはしで頑張って掘った感の漂う、地肌むき出しの荒々しさで、隧道と言うよりは防空壕って印象の場所である。 |
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あー、日本兵の事か。奴は今、長野の廃墟を探索中らしいぜ。 |
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で、斧落隧道を抜け、しばらく道なりをブラブラ歩いていくと・・・ |
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2つ目のトンネルがありました。 先のものと同じく手彫りで造られている様だが、距離がごく短い事もあり、全体的に綺麗な仕上がりだ。 |
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ふーむ、いい仕事してますねえ。 この露出した地層の感じが実にそそりますぞ。 |
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まるでトコロテンみてーに山肌ぶち抜いた感じじゃな。 一体どんな超古代文明がこんなもんを・・・。 |
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確かに、随分自然に溶け込んでますねえ。 なかなか歴史と趣を感じますよ。 |
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そこから更に、森の小道を奥深くへと進んでいくと・・・ |
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木の根元にさり気無く、お墓の様な石の祠がありましたよ。 これは一体何の為に置かれたものなのだろうか? |
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なんじゃこれ、森の精霊でも祀ってあんのか? でなきゃセーブポイントか? |
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あるんだったら是非触れてみたいですよ、人生のセーブポイント・・・。 |
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よく分かりませんが、霊を鎮める為のものなのかもしれませんな。 この前逝った群馬の城下トンネル付近にも慰霊碑ありましたし。 |
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そう、謎の祠があった場所からすぐ前方を見ると、ひっそりと3つ目のトンネルが我々を待ち構えているじゃーあーりませんか。 |
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ほう、なかなか霊気を感じる場所だな・・・! こりゃ確実にいるぜ・・・! |
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夜は間違っても1人で来たくないですねえ・・・。 3万くらい貰えるなら応相談ですが・・・。 |
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まったくじゃ、暗いと写真撮りづれーからな。 あとでフォトショでいちいち加工すんのメンドいし。 |
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そっちの理由ですかい・・・。 まあ、昼間でも十分近づき難い雰囲気ですがね・・・。 |
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ひんやりとした空気とグチャグチャな地面の不安定さにビビりつつ、闇に溶ける隧道を進んでいく。 |
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トンネルの反対側はこんな感じだってばよ。 |
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無理矢理まっすぐ通した感がすげーな。 根性があるのは認めてやろう。 |
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上に「黙れ小僧!」とか言う奴でも乗っかってそうな場所ですもんね。 |
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探索の一部始終はコチラ↑でございやす。 |
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調査結果:ダム一帯の大らかな造りが怖い。 あとは頼んだぜ、森田健作(知事)よ。
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【PART4:ピンクドラッグハウス】 |
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千葉県勝浦市にはですね、地元民から「ピンクドラッグハウス」なんて呼ばれてる廃墟があるそうなんですよ。 単に「ピンクハウス」「ドラッグハウス」とも呼ばれてるみたいですが。
ここはですね、その名の通り建物の外観がピンク色をした平屋でしてね、かつては別荘としてある夫婦に使われていたそうなんですね。
どうやら現役の時から色々怪しい噂があったらしく、基本的に何故かいつも雨戸が締め切られてて人の気配が無いのに、たまにお香の様な変な匂いがここから漂ってきたとか、妙な物音が聞こえたとか言われてたみたいなんだなあ。
しかもですね、ある時、どーいう訳か、ここの奥さんの方が急に行方不明になっちゃったそうなんですよ、ええ。
警察も関係者も総力を挙げて捜索に当たったそうなんですがね、結局かつての彼女を見つける事は出来なかったってな話ですよ。
私も結構、清純派時代の彼女のファンだったんですがねえ・・・。
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正確な住所は誰も知らなかったものの、まあ有名物件だから勝浦行きゃ大体分かるだろってノリで、カーナビ頼りで海沿いをしばらく走っていたところ・・・ |
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あっさり、例の人妻(公判中)がはっちゃけた別荘に到着しました。 (今はもう取り壊されたらしい)
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ひとつ屋根の下・・・か。 燃え焦げて内部はブラックハウスだけど。 |
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閣下は今日もブラックユーモアが旺盛の様で・・・。 にしても、ノリでわざわざこんなとこまで来ちゃうとは・・・。 |
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ここが今、最も旬な廃墟と言っても過言では無いからな! |
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ご近所の目が痛いですから、長居は無用ですよ・・・。 何かと敏感になってるでしょうし・・・。 |
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オマケ |
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とある廃墟にいた子ニャンコ兄弟。 近くに親の姿は無く、実に人懐っこい愛い奴らで、我々はしばしこの場を立ち去る事が出来なかった。 |
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おい、オメーら飼ってやれよ。 イノセントな瞳に見つめられちゃーたまらんぜ。 |
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オマケ2 |
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野外プレイでお楽しみ中のブーツイン野郎大さん。 |
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