神奈川県鎌倉市小町にはですね、腹切りやぐらってな場所がありましてね。
ここはですね、1333年(弘三年)5月22日、新田義貞の軍勢に追い詰められた14代執権の北条高時が、菩提寺の東勝寺に立てこもり、最後は屋敷に火を放ち、一族870人余が切腹し、自害したとされる場所でしてね、供養塔が建てられているんですよ。
でね、ここの噂としてはですね、腹きりやぐらを覗いていると、上から首が切り落とされるらしい・・・なんて物騒なものから、 腹きりやぐらからの帰宅後、服を見ると、まるで切腹でもしたかの様に血がべっとりついていた・・・とか言われてましてね、肝試しに訪れた若者達らの心霊体験も数多く報告されているんですよ。
まあ、せいぜい腹も首も切られない様にお気をつけ下さいね。