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[2004.11.13]

SPOT26:恵心病院



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屋上のドアを開けてみると、なんと床一面に深さ20cm程水がたまっているじゃねーか、ヲイッ!なんてこったい!

うひゃあ、水浸しですねえ・・・。

だが、それでも我々は突き進まねばならない。
読者の為に。

アスレチッカー根性で段差に足をかけ、セミの抜け殻の様に壁に張りつきながら、人には見せられん様な動きで、行ける所まで進む。

動画:コクッパの砦の如く金網を進む大魔王
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と、次の瞬間ッ!
お約束な事件が発生したッ!
ボチャッ
また落ちとぅあーッ!!!

ひぎゃーッ!!
オチにゃあ、まだ早いっちゅーのにィ!

ピコハンなんか片手に持ってるからですよ!

ありがとう、23号。
君のおかげで、屋上&我々は壊滅状態だよ、ハゲが。

身動きが殆ど取れない為、こんな大股開きな姿勢で大魔王とヨシオは数分間向き合っていたそうな・・・。(本当にあった嫌な話)

・・・ワシら、何しに来たんじゃっけ?

心スポ調査ですが・・・。

この状況の何処が心霊なんじゃ、コラァ!

私の所為じゃなかとですたいッ!

濡れた靴下を絞る大魔王。
これ位でめげていては、心スポ調査は務まりません。
まあ、我々の場合、どっか逝く度に物理的ダメージがありますが・・・。

屋上付近の階段の窓からの眺め。
今度は1階目指して下りていきまーす。

ここは上の画像に写っている3階のバルコニー。
屋上同様、ここも水浸しでした。

エレベーターの動力室です。もちろん今は動きませんがね。

階段を下っていくにつれ、何故か窓がなくなり、どんどん暗くなってきました。(最初に上に登った階段とは別の階段)

とうとう真っ暗になりました。
明り代りに、デジカメでフラッシュ撮影しまくったんですが、その中の1枚に、妙な白いもんが写りました。
よおーく見ると、顔っぽいもんにも見えるよーな、見えないよーな・・・。
とりあえず印つけときゃ、心霊写真っぽくなるってもんだぜ。

うわ、暗くて前が全然見えねーじゃねーか!
なんでワシらいつも懐中電灯持ってこねーんじゃー!

あ、私、ペンライト持ってました・・・。

んなッ!?もっと早く出せやいッ!

すいません、この鞄、樹海逝った時から中身そのまんまだったって事、忘れてました・・・。

1階のとある部屋の壁。
どのくらいの時間と人数をかけて、こんな絵を描いたんだろうか?

病院の入口部分。落書きがお出迎いしてくれとります。

ここは待合室ですかね。
かつては人々で賑わっていたのでしょうが、今は瓦礫がゴーロゴロ。

で、ここが受付。
当時勤務していた方々がこの光景を目にしたら、どう思われるのだろうか?

へえ~、水鉄砲でバトル・ロワイアルですか。楽しそうですね~。
せめてゴミは持ち帰りなさいよ。

待合室の向こう側。シャッターの中は、階段があるのかな?

1階は人と出くわす可能性大なので、慎重に進む。
(こんな奴と出くわした人のメンタルショックは計り知れないだろうが・・・)

一旦外に出て、お次は歯科病棟に向かいます。

こちらが歯科病棟外観。
かろうじて、「歯科」という文字の看板痕が確認出来る。

治療台は未だに何台か残っていた。
それにしても、歯医者なんかただでさえ恐怖なのに、廃歯医者なんかもっと恐怖だ。

建物の裏の方が気になったので、ファンキーなグラフを横切って進むと・・・

ボイラー室だかの梯子があったので、登ってみると、先程溶接されてて入れなかった2階に行けました。

2階には手術室がありました。
でも、霊の仕業か、デジカメのバッテリーがリミットだったので、とっとと引き返したって事は、誰にも内緒だぜ!

撮影出来るだけしたので、本日はこれでしゅーりょー。
それでは、締めの1本いってみよーか!

いーち、にー、さーん、

ダ――――ッ!!!

なんだ、このしょーもないラストは・・・。

調査結果:さすがに7階建てという、クソでかい廃墟を回るのには苦労しました。
撮影しどころ満載で、ページも増えるってもんですよ、そりゃ。
にしても、床の所々にはガラスの破片やら医療器具やら落ちてたり、放射線やらの懸念があったり、さすがに荒れ果てっぷりが限界に近づいてるので、リアルにデンジャラスです。
霊安室以外は特別嫌~な感じはしませんでした。

結論:心霊写真なんか撮ろうと思って撮れるもんじゃねえッ!

オマケ

明らかに片足の色が違う・・・。

ヨシオのセクシャルショット。
今日は股を開き過ぎた為、ジーパンの股間が裂けちゃったよ。
やったね。

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