富士山北西麓に広がる青木ヶ原樹海はですね、貞観6年の富士則火山「長尾山」の噴火によって流出した溶岩によって出来た面積約3000ヘクタールの原生林です。
樹齢330~360年程の針葉樹が多く、太陽を遮る為、昼間でも薄暗いんですがね、緑豊かな自然の宝庫故に、観光客が絶えないんだ。
しかし、一方でここは、年間20以上の自殺者の遺体が発見されているという、全国でも有名な自殺のメッカなんですねぇ。故に、多くの心霊現象が報告されてるんですよ。
一説では、数千の霊魂が彷徨っているなんて言われてるくらいですからねぇ。
樹海の中ではですね、溶岩流の形成する磁場の影響で、方位磁針が効かず、一切の方向感覚が失われてしまいますからね、くれぐれも遭難なんかしないで下さいよ。