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ザザア・・・ |
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アレ、屁のカッパは何処行った? |
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そういえば、いつの間にかいなくなったでござるね・・・。 祟りにでも見舞われちゃったんでござろうか? |
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パトロっていたポリスにでもとっ捕まえられたのかもしれんぞ。 歩く猥褻物っちゅー容疑で。 |
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なるほど、確かにその可能性は大いに有り得るでござ・・・・・んんん!? |
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あ?どした?海坊主でもいたんか? |
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い、いや、アレ、何かがこっちに・・・。 |
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!!? |
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どうもこんばんは~☆ |
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うみをただようチャイナおとこがあらわれた。 |
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いやあ、スイマセンね、急に姿を消してしまって。 |
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・・・あの、どうして・・・そんな事に? |
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いやー、せっかく海に来たので、我慢出来なくなっちゃいましてねー。アハハハハ。 |
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てゆーか沈んでるぞ、それ。 |
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ボチャッ |
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アヒョオッ!! |
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バチャバチャ・・・ |
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貴様は現代妖怪かっ!! |
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カッパですからー!! |
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水死体。 |
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おぐうぇ~~~っ。 |
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これはヒドい・・・。 |
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デジカメ水没。 |
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あ~あ・・・。 |
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問題ありません。こんな事もあろうかと、防水仕様ですから。 |
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こんな事もあろうかと思うなよッ!! |
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オルァー、乾かしてやんよっ! |
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あぢゃぢゃっ!めがっさ遠慮しますー!! |
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ロマンスとはかけ離れた感じで、浜辺で追いかけっこする魔物共。 |
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マジで通報されるからやめんかーッ!! |
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すったもんだで、最後に“うみの子とりで”なんつー、心霊とは無関係そうな楽し気なアスレチックにやってきました。 実はここに辿り着くまでもだいぶ迷って遠回りしたのですが、そのくだりは何事も無かった様にバッサリとカットという事で。 |
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こんな子供達の遊び場にも霊が出るんでござるか? 見たところ普通ですけど。 |
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噂によれば、ここの奥にあるトランポリンで、深夜に子供の霊が楽しそうに跳ねているのが目撃されるそうなんですよ。 |
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それは普通に生きてる子供なのでは? |
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そのトランポリンとやらは、何故かアスレチックの一番奥にある為、辿り着くには必然的にコースをクリアして進んでいかねばならない。 しかも、そこら辺の公園とかによくあるぬるいもんだと思いきや、結構距離が長く(地図参照)、まして街灯が一切無い場所なので、慎重に動かざるを得ず、難易度が高い。 |
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まさか夜中にアスレチックを攻略する羽目になろうとは・・・。 いい大人がこんな時間にこんな事やってるのが何よりホラーだって。 |
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とてもノリノリな奴もいるけどな。 |
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ガーーーッ・・・ |
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イヤッホー! そうそう、さっきこーいうのがやりたかったんじゃよー!(※前回のオマケ参照) |
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ガーーーッ・・・ |
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戻ってくんなー!! |
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それにしても、夜の無人の公園は不気味だ。 普段は賑やかな場所であるはずなのに、闇の中で静寂に包まれていると、だいぶギャップがある。 |
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何度かすっ転びそうになりながら、作った奴に思わず文句言いたくなる様な、途中退場が出来ないめんどくさいコースを、頑張って進んでいきます。 |
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傾斜のきつい虹の橋をよっこいせと越えていくと・・・ |
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闇に吸い込まれる様に続く長い長いローラー滑り台がありました。 これは実に興味深いって事で・・・。 |
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ガラガラガラガラ・・・ |
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うひょーっ、何かこれ楽しいですよっ!とても童心に帰りますねえ! |
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アンタいつも童心のままでしょうが・・・。 |
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やたら長い滑り台を滑り降りると、ようやく噂のトランポリンっつーか、ネットの遊び場に到着しました。 |
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う~ん、今日は子供の霊はいないみたいですね・・・。 |
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さすがにここで遊ぶのも飽きたんじゃねーのか? どれ、ちょっとトランポリンに異常がねえか調べてみるか。 |
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えっ、調べるって、どの様にして・・・? |
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もちろん跳ねます跳ねます。 |
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ひゃっほーい! |
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大魔王さん、グッジョブwww まあ、出来る事なら、ベッドの上を美少女に跳ねてもらいたいですけどね。 |
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こーいう奴がたまにいるから、妙な噂がたつんじゃないだろうか・・・。 |
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調査結果:複数の場所をウロウロしたので、気分はさながら夜のハイキングで、歴史的っぽい建造物やら防空壕っぽい横穴やらがあちこちにあって、色々な意味で深い場所であるという感じが伺え知れました。 また、それと同時に、時折、闇に何かが蠢いている様な感覚に襲われ、己らの足音と波音だけが響き渡るっちゅー、普段なかなか無い様な何とも心細い気分を味わいさせられたのが印象的です。 まあ、結局のところ一番恐怖を感じたのは海辺で大量発生していたフナ虫ですけども。 |
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オマケ |
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原始の海へ還る魔物。 |
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魂のルフラァァァ~ンン!! |
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頼むからパンツを履いて下さい。 |