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ちょうど、これまで探索していた建物と、これから探索する建物の中間に位置する1階のエントランス部分です。 |
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頭上はポッカリと吹き抜けになっているが、コンクリが崩れて鉄骨が剥き出しで、かなり荒っぽい。 |
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さっきから思ってたんですが、ここの廃墟、なんか不自然ですね。 この吹き抜けにしても、上の階の通路が途中までしかなかったり、窓ガラスがはめてあった形跡が全く無い部分があったり、風化というよりは、むしろ建設途中だったかの様で・・・。 |
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でも、これだけ明らかに住人が暮らしてた証拠があるのに、建設途中だったってのもおかしな話でござるよね。 |
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不法入国者とかが勝手に物持ち込んで、住み着いてたんじゃね? かく言うワシもガキの頃、空き地の原っぱにこっそり粗大ゴミを持ち込んでは積み上げ、秘密基地を作ったりしたもんじゃい。 あとでバレて泣く泣く全部かたさせられたがな。 |
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建物の正面部分は階段ではなく、なだらかなスロープで2階へと続いています。案外バリアフリーを先取っていたのかもしれませんね。 |
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ここの建物も中央部が吹き抜けになっていて、そこそこの趣と開放感はあるが、上部に生い茂る木々の葉によって日光が遮られている為、昼間なのに薄暗く、ジメジメとしている。 |
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1階の通路は何だかよく分からん物で半分ほど埋め尽くされており、実に歩き難い。バリアフリーはどうした。 |
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いかにも昭和の集合住宅といった感じの佇まいですね。 20世帯分のポストもあります。 |
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ここの部屋の入口には、何故か事件現場とかでよく使われてる様な「立入禁止」の黄色いビニールテープが張られていますた。 |
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うーむ、立入禁止たァ実に怪しいな、この部屋。 さては、何か隠しているものでもあるんじゃねーか、をい。 そう、例えばお宝とかな。 |
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どっちかってゆーと、ゴミに紛れた腐乱死体の方がある可能性高いと思われ。 |
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ゴンッ |
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ここの部屋もえらいこっちゃな状態で、一日中ネトゲばっかやってる様な引き篭もり君ですら、とてもいられたもんじゃないと思われるカオスっぷりっす。 |
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便所もやたら黒ずんでいて汚さ3割増しですね。 つーか、トイレットペーパーまで残ってるって、どうなのよ。 |
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台所の隅にあった冷蔵庫の中には、何だかよく分からない飲み物のビンがありましたよ。 |
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玄関上部の戸棚には、かつての住人のものと思われる長靴が。 ほんと、ここの廃墟には、夜逃げでもしたかの様に色々そのままにされてますね。 |
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1階の通路の先は外に続いており、離れの様な建物がひっそりとありました。 |
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どうやら倉庫の様な場所みたいですね。 大き目の木材などが置いてあるだけで、面白い物は特に何もありませんでした。 |
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今度は上の階へ移動します。 |
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ズボッ |
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これまでの部屋とは違って、床に転がってる物が少なく、比較的サッパリとしている場所ですね、ここは。 まあ、それはそれで面白みに欠けるってもんですが。 |
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ここの部屋にはテーブルと椅子がそのまま置いてあり、なかなか生活感を漂わせていました。 |
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ふむ、ここは上手い具合に改装すりゃあ、なんとか我が軍の秘密作戦支部として使えそうじゃな。 まあ、ネット引くのが大変そうじゃが・・・。 |
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こんなとこ誰も集まらねえでござるよ! つーか、ガキの頃の発想のまんまやんけ! |
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ここの部屋はグッチャグッチャ。 これが上京してきた1人暮らしの奴の部屋で、様子を伺いに急に訪ねてきたそいつの親が見たら、飛び蹴りかまして故郷に引きずり戻しそうな酷さである。 |
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こっちの建物の住居のある場所としては最上階の、外に面した通路を進んでいきます。 鉄柵が低くて頼りない感じなんで、別に高所恐怖症じゃなくても何となく背筋が寒い。 |
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何者かがオイラ達をジッと見つめる様な視線を感じる気が・・・。 |
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き、気のせいでござるよっ! ほら、危なっかしくて高い場所にいるから、普段より神経質になってるんだっ! |
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ところがどっこい、 |
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遠く離れた下界から黒ニャンコが僕らをジッと見てるニャー!!! |
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と、ここで、何やらこれまでの部屋とは明らかに様子が違う一室を発見。恐る恐る入ってみると・・・ |
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ここが、これこそが、ガス爆発マンションなる不気味な噂の物件を生み出した全ての元凶にして、悪夢の中心。 |
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ヘル・ファイア・ストーブ!!!!!(勝手に命名) |
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熱でガス管やアルミサッシは溶け、流し台やトイレ、ガラスも見事に吹っ飛んでいるじゃーあーりませんか。 |
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状況証拠がそのままなんで、ここで何があったか説明不要で分かるでござるな・・・。 なるほど、ストーブのガスでドカーンといったって訳なのか。 |
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そのストーブ、何処社製? もしや、ピ―――ッとかバキュ―――ンじゃねーか? ほら、最近CMでも重要なお知らせを(ry |
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屋上はもはや裏山に取り込まれつつあり・・・ |
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草木が生い茂って、さながら空中庭園の様相を呈していました。 青空の下、昼寝をするにはいい場所かもしれません。 |
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うっひょ~、これは高いお~、カ゛クカ゛ク(((( ;゜Д゜))))フ゛ルフ゛ル |
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こんな高さですから。 |
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でも結局、申し訳程度にジョジョ立ち。 |
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ガハハハッ! それでもし落っこちても、笑いながら指差しちまいそうじゃっ! |
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いやいや、倫理的にそれはマズイでしょっ! 良い子の皆は危ないから決してマネしちゃダメでござるよっ! |
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調査結果:なかなかユニークな構造をしていて味がありましたが、実はここの廃墟、巷で囁かれているガス爆発があったなんてのはデマらしく、どうも一説には、名前の由来は、あまりに荒れていて、まるでガス爆発があった様な感じだった為、隣町で起こったガス爆発事故の現場と混同されてそう呼ばれる様になったみたいです。 また、この廃墟は地権者が建設途中に資金不足だか建築基準法違反だかで工事が頓挫した為、解体費用も無いのでそのまま15年程放置されていたらしく、例のストーブがあった黒焦げの部屋も、ちゃっかり住み着いたホームレスがボヤを起こした事によるものだそうです。 以前からヤンキーがたむろったり、肝試しに訪れた若者がバカ騒ぎしたりと、地元民はひどく迷惑していた為、現在では既に解体工事が進んでいるとの事です。 |
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オマケ |
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なんか廃墟の裏側にアスレチックの残骸みたいな場所があったので、ついつい童心に帰り、戯れる事に。 |
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あー、クソー、高くてロープに手が届かねえなー! あとちょっとなんじゃがなー! |
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大魔王さーん、大丈夫ですおー。こんな事もあろうかと・・・ |
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脚立を用意してあります。(※本当は落ちてました) |
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無駄に一所懸命な野朗達。 |
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よし、ちゃんと押さえてろよ。バランスが際どいからな。 |
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いいから、早く行こうよ・・・。 ヤブ蚊が多過ぎて、全身の血液が持ってかれ放題でござる・・・。 |
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愚か果敢にもそこら辺の木の枝を滑車にして挑もうとする大魔王。 果たして、この試みは成功するのだろうか!?その答えは動画で!
(見なくても分かるだろうけど)
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こんなんで悠に30分は費やしましたヨ。 |