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茨城県稲敷郡M村にはですね、軍人病院って呼ばれる廃墟があるそうなんですよ、ええ。 この建物はですね、もともと日中戦争中の昭和13年に、日本帝国軍海軍所属の水上機搭乗員養成基地として使われ、昭和20年には、鹿島航空隊の司令部だったそうなんですね。
でもって、戦後の昭和21年から、結核療養の為に、東●医科歯科大学付属の霞ヶ浦分院として再利用されだしたんだなあ、うん。
ところがね、それも平成9年には廃院となったそうでしてね、たちまち茨城でも有数の心霊スポットと化しちゃったみたいなんですよ。
って言うのもね、ここ、あくまで噂なんですがね、太平洋戦争中に亡くなった多くの兵士や一般市民の死体を、一時保管庫として利用されていたとも言われ、肝試しに訪れた若者が霊に取り憑かれたとか、何体も霊を目撃したってな話があったりするそうなんですよ。
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諸般の事情により・・・ムニャムニャ・・・収録から2年以上・・・ゴニョゴニョ・・・更新は約1年ぶり・・・フガフガ・・・はっ!ゆ、夢かッ! |
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どんな夢だよッ! |
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お目覚めですか? 何かよく分からない寝言をのたまってましたが・・・。 |
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うむ、嫌な夢を見た・・・。 何故かプレデターが襲撃してくる、実におぞましいやつじゃ・・・! 間一髪の所で目が覚めたが。 |
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妙に説明的な寝言と全然関係無えじゃん・・・。 |
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アヒャヒャ、大魔王さん、うっかり寝オチしちゃうからだおー。 |
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オメーらがワシがまるでやった事が無いドラクエのあるある話で盛り上がり出すからじゃろーが!この疎外感をどうしてくれる! |
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えーと、そんなこんなで、ネットを使ってリアルタイムで情報を集めながら、目的地に向かって移動中な訳です。 これぞ21世紀型心スポ行脚。 |
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オカ板の同胞達よ・・・、どうかオイラを導いておくれ! |
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何車男だよ・・・。 |
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だから何で誰も事前に調べてこねえんだよ・・・。 |
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車内は夜の遠足気分で、そりゃもう、ひたすらユルい雰囲気です。 体は大人、心は子供のお友達が集まると、低俗な失笑が絶えない。 |
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いやあ、楽しいですねえ、深夜徘徊ってやつは。 何とも言えない背徳感がたまりません。 |
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おおう、ようやく分かってきたな逆もっちん。 フッ、その調子で夜王を目指せい。 |
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PTAに顔向け出来ない様なダサい発言はしない方が・・・。 |
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調査開始 |
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ようやく建物敷地の門扉前に到着。 千葉から茨城に入る頃には雨が本格的に降り出したが、それまでが、この日の天気予報で「今夜は春の嵐になる」とか言われていたのが嘘みたいな持ちこたえっぷりだったので、むしろお天道様GJ、アマタツ乙と評してやりたい。 |
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さあ、今夜もクライマックスにょろ! みwなwぎwっwてwきwたwぜw |
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光り輝く不審者がいるよ・・・。 頼むから無駄に目立つ動きはしないでくれ・・・。 |
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ほう、ここがそうなのか。 雨量が増してきやがったから、とっととシケこもうぜ! |
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ってか閣下、おやつを持ってき過ぎですよ! 300円以内の掟も何のそのですか・・・。 |
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それでは、都合良く開いていたフェンスの抜け道(デブには通行不可)からお邪魔致します。 |
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すぐに扉がありましたが、ガッチリ封鎖されている様です。 なんてこったい。 |
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仕方が無いので、建物の反対側へ移動する事に。 草木を掻き分けて側面をズンドコ進んでいきます。 |
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オイラの数多の経験で培った廃墟センサーによれば、何処か他に素敵な入口があるはず・・・! |
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むしろ我々がセンサーに引っかからない様に気をつけないとさ。 |
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もういい加減“来たけど入れなかったパターン”とかいらねえからな。 このサイトそーいうの多過ぎるっちゅーねん。 |
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まあ、それも持ち味みたいなものですよ、もはや。 |
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建物の裏手に当たる外観。 重々しく聳え立つ朽ちたコンクリの塊と、手前の木と同化しつつある電柱が年月を感じさせる。 |
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ウホッ!いい廃墟・・・。いや〜、すばらしい。 |
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ダメな渡辺篤史みてーな顔してないで、早く行くぞコラ。 |
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半開きの裏口があったので、鉄格子をくぐる縁起の悪い感じで内部へレッツゴー。 |
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1階中央部の入口付近から、恐る恐る巡回していきます。 やたら目立つ「非常口」の看板が、何だか妙な不安を掻き立てる。 |
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うーん、まさにリアル戦慄迷宮な雰囲気ですね。 僕は入った事ないですけど。 |
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そーいや昔チャリでハイランドまで行ったなあ・・・。 |
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何やら強い悪寒が・・・。 我々に警告してきているのかもしれません・・・。 |
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「さっさとお風呂入っちゃいなさい!」みたいな・・・? |
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そりゃオカンだろッ! |
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建物の中央を貫く廊下の両脇には、いくつもの小部屋がある。 |
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HEY、今、奥の方に白い影が見えたYOな・・・! |
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またまた、冗談はキャラだけにして下さいよ・・・。 |
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さては、自律制御型のセーフガードが発動したか・・・! こいつァ厄介じゃぞ・・・! |
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閣下、雰囲気任せの意味無し発言はご遠慮願います・・・。 |
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部屋の内部は、備品が全て撤去されているので、実に殺風景。 病室だったのか診察室だったのかいまいち分からない。
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縁にペンキが塗られて、他より真新しく見える戸棚にも残念ながら何も無い。 気を利かせて血塗れのカルテでも置いてってくれりゃいいのに。 |
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調理人専用らしいトイレ。廃墟の割にはそれなりに奇麗だった。 少なくとも社会保険庁のクソ運営状態よりは清い。 |
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画像ではフラッシュ撮影の上、明度を上げて処理しているが、1階は窓が全てベニヤ板で塞がれている為、実際はもっと真っ暗である。 こりゃライトが無いと手も足も出ないぜ。 |
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何か・・・亡者の呻き声みたいなものが聞こえた様な・・・。 |
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ええ、しかも何か急に息苦しくなった気が・・・。 |
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フッ、そりゃワシのフルーティー・ボムの影響じゃよ。 人々を魅惑のトランス状態へと誘う禁断の・・・ |
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大魔王さん、今後もう屁ェ禁止な・・・。 連続爆弾魔の称号を与えられたくないなら。 |
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使用中のプレートがかかった扉がありました。 こいつぁ明らかに手術室っぽさプンプンじゃないか。 じゃなきゃ院長専用のお楽しみルームか。 |
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ところが、内部はガラーンとしていて期待ハズレ。 何ともメディカル感の名残に欠ける廃院である。 |
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他の部屋も大体こんな感じで、まるで留置場みたいな印象を受ける何も無さだ。 |
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そんでもって、全米が震撼する衝撃のジャパニーズ・ホラーを探しに、2階へ参りまーす。 |