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[2006.08.29]

心霊スポットへ逝くにあたって



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興味本位で心霊スポットと呼ばれる領域に足を踏み入れる事は、はっきり言って愚かな行為です。決していい趣味ではありません。
わざわざ危険を冒してまで行く事に何の意味があるのかと思われるでしょう。
当帝国は、決して心霊スポットへ行く事を推奨しておりません。
しかし、例えば登山家は危険を冒して数千m級の山に登ったりします。
理由はただ、そこに山があるからです。
敢えて「死」が身近に感じられる様な場所に挑む事で、むしろ「生」への執着心を確かめ、高める事が出来るのです。野口建さんもそう言ってました。
という訳で、我々も「そこに心霊スポットがあるから」という理由で、皆様の好奇心を代し、命懸けで恐怖の現場へ乗り込みます。極力ご近所の住人に迷惑がかからない様に。


お祓い

曰くつきの事柄に関る場合に是非ともやっておきたいのが、お祓いです。
言ってみれば保険みたいなもんでしょうか。
これをやっておけば、まるでA.T.フィールド全開の様な、過剰な自信すら生まれるかもしれません。
やった事ないけどな。
今回は奮発して、なんと30円も賽銭箱にブチ込みましたヨ。これだけ払っとけば、きっと大丈夫なはず。
世の中はもちろんの事、地獄の沙汰ですら金次第っぽいですしね。
お祓いならぬお払いです。


お守り

持っていれば邪気を退かせ、心の拠り所になるであろう、素敵アイテムお守り。
青島刑事がナイフで刺された時も、お守りを懐に忍ばせていたおかげで九死に一生を得ました。
今回も種類は問わず、ありったけ携帯していきます。
しかも豪華な事に、金閣寺のお守りと、銀閣寺のお札(カラーコピーで量産した)という、足利パワー炸裂な組み合わせです。
少なくとも、つい最近おっ死んだペーペーの霊魂如きでは、室町時代からの格式&伝統あるこの恩恵に太刀打ち出来ないでしょう。
お守りも最近作られた物ですが。


お清め

汚れたものを追い払ったり、浄化したりするのが粗塩によるお清めです。
何もこれは霊魂などに限ったものではなく、「一昨日来やがれ」的なムカツク野郎などが帰った後とかにも、しばしばやられたりしますね。
日本では、古来より死は穢れたものとされ、 調味料である塩が、人体を維持していく上で欠かせないものであり、食物の保存にも重要な役割を担っていた事から、死体の腐敗や死臭などを防ぐ効果があるとされ、こうした習慣が生まれたらしいです。
しかし今回、粗塩はおろか味の素すら無かったので、砂糖で代用です。
見た目は同じでしょうが!


つー事で、最低限こういった心構えがあれば問題無いでしょう。(ヤヴァイだろ)
では、先人に敬意を表しまくって、心霊スポットへお逝きなさい!
(これでも推奨はしてないんだってばよ)


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