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[2013.11.16]

ブラック・アイ・キッズ
~黒い目の子供達の都市伝説~



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近年アメリカ各地では、目玉が真っ黒な謎の子供達が出現しているという不気味な都市伝説がネット上を中心に流れているみたいなんですね。
彼らは「Black Eyed Kids(ブラック・アイ・キッズ)」=略して「BEK(s)」と呼ばれており、 眼球の白目部分まで黒い事以外は普通の10代の子供に見えるものの、 時に全身黒づくめの格好で、一種の妖気みたいな異様な雰囲気を漂わせているらしいんですよ。


ブラック・アイ・キッズのイメージ▲
映画『呪怨』の俊雄を彷彿とさせる黒目の子供▲

また、BEKは何処からか突然現れては、年齢に見合わない様な大人びた口調で話しかけてきて、しつこく 他人の家の中に入りたがったり、車で家まで送ってほしいとせがむ等、テリトリーに入りたがると言われているらしいです。
その際、一種のマインドコントロールや催眠の手法を用いているとも考えられ、 厄介な事にこれらの申し出を拒否するとブチギレたりする事があるそうです。まったく、親のしつけがなってないですね。

車に近づいてきた不気味な少年▲
ただのDQNとは一味違う雰囲気だ。
BEKについて初めて語られたのは、1998年1月16日にテキサス州で心霊研究を行っているジャーナリストのブライアン・ベテルが、 目玉が黒一色の2人の子供に遭遇した事件でしてね。
21時45分頃、映画館の駐車場でネットのプロバイダに支払う為の小切手を車中で作成していたところ、 車の窓ガラスをノックされたので顔を上げると、そこには10代半ばと見られる少年2人が立っていた。
少年らは青白い顔色で、1人は茶色のクセっ毛でパーカーにジーンズ姿、 もう1人はそばかす顔の明るいグリーンのフードなしパーカーを着ていたそうです。
この時ブライアンは、彼らの姿を目にした瞬間から気味の悪さを感じ、 すぐにその場を立ち去りたい衝動に駆られたものの、少しだけ窓を開けて「はい?」と答えると、クセっ毛の少年がとても白い歯を見せて微笑みながら 「私達は映画を観に来たのですがお金を忘れてしまって困っています。よろしければ家まで送っていただけませんか?」という申し出をしてきたそうなんですね。
これは目を見張る図々しさですね。

BEKはペアで現れる事も多い▲
しかし、当時この映画館で上映していた映画『モータルコンバット』のこの日の最終上映から1時間は過ぎており、 ブライアンは少年の言う事になんとなく嘘くささを感じたそうです。
しかし少年は尚も車に乗せて欲しいと頼んできて、段々と口調が高圧的になってきた為、ブライアンは恐くなっていっその事ドアを開けてしまおうかと思い始めた頃、 ハッと気付いた。
よく見ると、2人の少年の目に白い部分が無く、真っ黒だったんですね。
その後ブライアンはすぐに車を発進させて逃げ出したそうです。

2008年には、カンザス州ハッチンソンで、数ヶ月に渡り不気味な2人の少年が目撃されていたらしく、 ある日、ケイティーという女性が職場から自宅に帰宅したところ、家の傍にいる彼らに遭遇したそうなんですよ。
恐くなったケイティーはすぐに玄関に入ろうとしたものの、一応自分の家の敷地に入った理由を少年らに訊ねたところ、 「電話を貸して欲しいんです」と答えたそうで、ケイティーが「うちに電話は無い」とあからさまに拒絶すると、彼らは懲りずに今度は「水が欲しいです」と言ってきたそうなんですね。
この時、ケイティーは少年達の目の全て黒い事に気付いたそうです。

ネット時代が生んだとも言える彼らの正体は・・・?▲
白人の幼女はBEKでも可愛い▲

他にも様々な(少なくとも数千の)目撃事例があるものの、 いずれも基本は1人で人気の少ない場所にいると黒目の少年少女(8~16歳頃)が近づいてきて、奇妙な要求をされるというテンプレートになっているみたいですね。
また、監視カメラの映像に映らないとか、スタバで負のオーラを出して人を寄せ付けずにマッタリしていたとか、 いかにも眉唾っぽい内容まであり、話が広まるうちにさすがに尾ひれが付いている感はあります。
このBEKの正体は不明のままで、 単に甘やかされて育ったワガママな子供だったとか、カラーコンタクトを使った悪戯であるとか(目撃事例によっては「最初は白目だったが、みるみる黒目だけに変化した」という話もある)、グレイタイプの宇宙人の目も単色の黒いイメージである事から、 宇宙人と人間の間に産まれたハイブリッドの子供「エイリアンチルドレン」、または吸血鬼だとか、 一部の人々は彼らと出会った後に不運に見舞われている事から 悪魔の化身ではないのか?という説も挙がっているみたいです。
果たして、彼らは一体何者なんでしょうかねえ?
もしかしたら明日、あなたの前にも姿を現すかもしれませんよ・・・!(お約束)


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