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[2013.10.19]

火星の人面岩
~NASAが撮影した超古代文明の遺物?~



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1976年、アメリカ建国200周年に当たるこの年の7月25日、火星を周回中のバイキング1号から次々と電送されてくる写真データを、NASAの深宇宙ネットワークが受信してコンピュータで復元画像化していくうちに、極めて異常な地形構造の写真が発見された。


1976年にバイキング1号によって撮影された写真▲
火星の大地にスフィンクスの様な顔が▲
「シドニア・フェイス」とも呼ばれる。

そこには縦2.6km、 横2.3km程のスフィンクスの顔にそっくりな巨大な人面岩が写されていたんだ。
これが写された火星の東経20度にあるシドニア地区には、この人面岩以外にも、五角形ピラミッドの様なものや、要塞の様な構造物等が散在しており、火星の超古代文明、もしくは地球外生命体が残した遺物ではないかと言われたんだよ。
しかし、後日この奇怪な写真がマスコミに発表された時、NASA当局は「単なる光と影の悪戯」という説明で片づけ (そもそもNASAは最初からこの写真を、「巨大な岩山が光と影の具合により人間の頭の様に見える」というキャプション付きで公表しているが)、他の膨大な量の火星写真とともに記録保管所のデータファイルの奥深くへしまいこんでしまったんだよ。

1998年にMGSによって撮影された写真▲
(1976年の写真とは逆方向から)
だが、2001年になると、1996年に打ち上げられたマーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS)という火星探査機のミッションにおいて、 前回の撮影から22年ぶりとなる1998年4月6日に、 搭載された高解像度カメラ(MOC)によって同じ領域が精密撮影されたという、 最新の人面岩の写真がNASAから公表された。
これによって、NASAの見解通り、何の変哲もない凸凹の自然な地形である事が実証された。
心霊写真などでもよく言われるが、 人間は目・鼻・口を連想させる3点が配置されていると、 直感的に顔として認識する傾向にあり、これは精神医学用語でパレイドリアとかシミュラクラとも呼ばれている。
バイキング1号の写真も同様で、たまたま撮影時の太陽光の角度によって、そう見えただけだと考えられている。

2006年に欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影した人面岩周辺の3D画像▲
この周辺には元々より大きな堆積物が崩れた跡があり、その表面を溶岩が覆った地形であるという見解も発表された。

だが、MGSの撮影した写真を見る限りでは、撮影角度と光源と解像度の差の所為もあるが、何処か不自然で説得力に欠ける気がしないだろうか・・・?
実際、NASAは事実を隠すためにMGSの送ってきた画像に修正を加えて公開しているのだと一部では囁かれているそうだ・・・。


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