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[2013.09.22]

ホグジラ
~実在した伝説の巨大豚~



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「ホグジラ(Hogzilla)」は、ブタ(hog)とゴジラ(gozilla)を組み合わせて名付けられた伝説の巨大野生豚の事である。
2004年6月17日、アメリカのジョージア州南部ベリーエン郡の小さな町アラパハの狩猟ガイドであるクリス・グリフィン氏が、猟の帰りがけに、自身の職場であるリバーオーク農場内で巨大な野生豚に遭遇し、そいつが突進してきた為、猟銃で射殺したという。


ホグジラの遺体▲
メガホッグとも呼ばれる。

その後、捕獲されたこの巨大な野生豚は、冷凍庫に収める事も出来ず、かといってわざわざ解体するのも面倒であり、焼いて食べるにも、野生の豚は味が不味いという事で、農場オーナーのケン・ホリオーク氏の立会いのもと、同地に埋葬されたそうだ。
その際、証拠として撮影された写真をブログにアップした所、あまりに常識をかけ離れた怪物的サイズであった事から、世界中から「合成写真による悪戯ではないか?」という問い合わせが多数寄せられたそうだ。
そして、ついには2005年3月に、自然生物学者ケント・カマーマイヤー博士らの『ナショナル・ジオグラフィック』の調査チームによって、リバーオーク農場に埋葬されたこのホグジラの遺体が掘り返され、現地で検分されたところ、当初申告されていた全長3.7m、重さ454kg程の大きさは無かったものの、それでも体長2.4m、体重360kgもあり、また、当初23cmとされていた牙も10cm以上あったそうだ。
その後DNA鑑定も行われた結果、ホグジラはハンプシャー種のイノシシと混成された雄ブタであり、豚舎を逃げ出して野生化し、やがて先祖返りをしてイノシシ化し、全身に剛い毛が生えて牙が伸び、近隣の養殖魚用の巨大化合成肥料を盗み食いしていた為、これ程までに巨大化したのだろうと結論付けられた様だ。

フェイットヴィルで射殺された巨大豚について報じるニュース映像▲

なお、2007年1月5日には、同じジョージア州でアトランタに近いフェイットヴィルにて、500kgにも及ぶ巨大な豚が射殺されたという報道が一部地元メディアでなされたらしく、射殺したウィリアム・コーセイ氏は、自宅の庭の木にその豚の遺体を吊るしたそうで、隣人も何度か目撃したという。
ジョージア州南部において、ある程度巨大化した野生の豚はそれ程珍しいものではないらしく、特にいちいち記録等は取られていないそうだ。

・・・それにしてもでっかいなァ、おい。
一体豚丼何人前なんだろうなァ、おい。
我々が日々こうして生きていけるのも、他の動物の生命を貰っているからだ。
飽食の国では薄れがちな意識だが、生かされている我が命、そして糧となった動物達に心からの感謝を忘れてはならない!合掌、


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