|
|
|
『旧約聖書』に、「エゼキエル書」というのがある。 この書は、内容があまりに奇妙な事から、中世では異端書とされた事もあったという。 エゼキエルとは、紀元前6世紀頃のイスラエルの預言者で、イザヤ、エレミアと並んで、3大預言者と呼ばれている。 紀元前597年7月、バビロニアのネブカドネザル王が、ユダヤ王国の首都であったエルサレムを陥落させ、約6万人の住民を捕虜として連行した際、その中にエゼキエルもいた。 エゼキエルは捕虜達に信仰を説き、メシア(救世主)の出現によるユダヤ民族の復興を予言したそうだが、この捕らわれの身になっていた時、彼は不思議な物を目撃したそうなんだよ。 紀元前581年4月5日、エゼキエルが捕囚地バビロンのケバル河の辺で捕虜達といた際、激しい風とともに、北方から雲の火がグルグル回転しながらやってきたそうで、その中から見た事もない、4体の生物が出現したそうだ。 それは人間の様に見えるものの、顔と翼が4つずつあり、顔はそれぞれ人間、獅子、牡牛、鷲といった「黙示の獣」(ケルビム=智天使とも)だったそうだ。 また、足はまっすぐで、足の裏が子牛のそれの様で、磨かれた青銅の様に輝いており、翼の下からは四方に人間の手の様なものが出ていたそうだ。 それらの生物達は、炭の火や松明の様にも見え、火が輝き、電光を発している4つの車輪の傍を自由に動いていたという。 生物の上方には、光り輝く天空の様なものがあり、その下には翼があり、羽ばたく音が洪水の轟きの様だったそうだ。 さらに、天空の上には、サファイアで作られた様な席があり、そこに人間の姿に似たものがあったという。 エゼキエルが神が光臨したと思って平伏すと、その人物が「人の子よ、お前の前にあるものを食べよ」と言葉を発し、巻物をエゼキエルの口に押し込んだそうだ。 それはまるで蜜の様に甘かったという。 すると、これによってエゼキエルは体力を回復し、「メルカバ(天の車)」と言う神と同様の乗り物を使って自由に飛びまわれる事が出来る様になったという。 以上が、「エゼキエル書」第1章にあるエゼキエルが受けた神の啓示とされる内容だ。 |
|
|
|
これタイムマシンに乗ったドラミちゃんじゃね? |
|
|
|
んな訳ねぇーだろッ! |
|
|
|
なんかのゲームのボスキャラ並にド派手な感じですねえ。 神様がわざわざ危険な屋根の上に陣取ってる意味は分かんないですけど。 |
|
|
|
目立ちたがりなんだろ。 |
|
|
|
宇宙考古学者エーリッヒ・フォン・デニケンは、このメルカバが宇宙船であったと考え、つまりエゼキエルは宇宙船に乗って現れた地球外知的生命体と遭遇したと主張している。 また、かつてNASAの技師であったヨゼフ・F・ブルムリッヒは、メルカバを現代の知識に基いて科学的に分析し、大きさや重量、構造や性能などを導き出した結果、それは地球回転軌道上の母船との連絡用の着陸船であったと結論付けているんだ。 これらの2人は、1972年にアメリカのハンツビルで会見し、エゼキエルが見た謎の乗り物について話し合ったそうだ。 当時ブルムリッヒは、将来の宇宙ステーションの製図を描いて計算する、建造計画部の部長であり、サターン及びアポロに関する功績によって、NASAより特別功労勲章を与えられる程の人物であった。 そんな地位にある彼が、余暇には預言者エゼキエルの幻視に関する研究に取り組んでいたそうで、デニケンとの会見の際、メルカバが今日の人類が数十年後にようやく開発出来るであろう技術水準だという事を発見したと語ったという。 また、エゼキエルによる記述の技術的解釈が可能になったのは、1964年にNASAラングレー技術センターの主席技師ロジャー・A・アンダーソンが発表した論文において、惑星大気圏突入用に開発した飛行物体の形が説明された事によるものであり、つまりこれらの事から、今から2500年以上前に、現代の人類の技術水準、またはそれ以上に達した文明が存在したと考えられるんだよ。 やはりエゼキエルが見た奇妙な乗り物は幻ではなく、宇宙の先進文明から飛来し、かつて地球の超古代文明を築いた地球外知的生命体&宇宙船だったんだよ! |
|
|
|
そもそも、そのウゼーキエロだかが夢でも見てたんじゃねーか? |
|
|
|
エゼキエルですよ・・・って、わざと間違えないで下さいヨ! ああ、めんどくさい。 |
|
|
|
でも確かに、見たって証拠がある訳じゃないみたいですね。 それに、乗ってた生物の顔が4つもあるなんて、いくらなんでも食費かかり過ぎですよね? |
|
|
|
証拠と言えるかは分からないが、人類が地球外知的生命体と古くから接触していた事を示唆するものは数多く残されているんだよ。
例えば宗教絵画だ。これを見てみろ。 |