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1890年、有名な登山家ノーマン・コリー教授はですね、イギリス北部にある海抜約1200mのベンマックドゥーイ山で恐ろしい体験をしたんですよ。 その日、コリー教授は1人でのその山に登山していたそうでしてね、高い台地部のケルンから戻る途中、霧が濃くなったそうなんですよ。 その時ですね、コリー教授は後ろの方から地面を踏みしだく様な音がするのに気づいた。 誰かが自分の方に歩いて近づいてくるってな感じでね。 でもですね、歩幅はやけに広い感じなんですよ、コリー教授の3、4倍はありそうな音で。 コリー教授は気のせいだと思い、歩き続けたんですがね、やはり足音がつけてくるんですよ、ヒタヒタヒタヒタってな感じでね。 さすがにコリー教授も気味が悪くなり、よろけながら斜面を10km近くも逃げ、麓のロシマーカス村へ何とか辿り付いた。 |
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その後、コリー教授はこの話をある友人に話した結果、それが「教授のパニック」と言う見出しでニュージーランドの新聞に掲載されたんですよ。 すると、この記事を見たこれまた有名なスコットランドの登山家A・M・ケラス博士も同じ様な体験をしたとコリー教授に手紙を送って来たんですよ。 それによれば、ある日の午後遅くに、弟のヘンリーと結晶の調査の為、ベンマックドゥーイ山でピッケルを使って、岩を叩いていたそうなんですね。 すると巨大な影がケルンの方から降りてくるのに気づいたんですよ。 それは直ぐに窪みへ姿を消した。恐くなった2人は霧の中を必死に逃げたそうです。 |
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うーわ、恐いですねえ、ストーカーって・・・。 |
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恐がる所が微妙に違う様な・・・。 |
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ベンマックドゥーイにはね、こういった怪現象の証言が数多く存在するんですよ。 1945年、元軍人のピーター・デンシャムはアヴィモア村を出発して、ケルンまで登った。 で、まあ休憩ってな感じでデンシャムは岩に座り、チョコレートを口にした。 すると、やはり突然霧が立ちこみ、誰かが近くにいる感じがしたそうです。 そして、ケルンの方から地面を踏みしめる音が聞こえてくる。 デンシャムは調査の為、そっちの方に向かって歩き始めた。 しかし突然、デンシャムは何かに後ろを後押しされ、ラーチャー壁ってな絶壁の方へ追いやられたんですよ、ええ。このままでは崖からダイブであの世逝きですよ。 でも、急な坂で走るのを辞めようとしてもなかなか止まらない。 必死の思いで何とか方向を変え、山の斜面を走り続けてどうにか麓の村に戻ったそうです。 またですね、彼はこんな体験もしているんですよ。 墜落した飛行機の捜索の為、仲間のリチャード・フレアと山に入った際、2人はケルンのごく近くに座っていたそうなんですよ。 するとね、フレアがケルンの向こうでボソボソと何か喋っているんだ。 他に誰もいないはずなのにと、デンシャムは不思議に思ったが、フレアは明らかに誰かと会話をしている様子なんだ。そいで、デンシャムもケルンの向こう側へ行った。 すると、いつの間にか彼も話に加わっていたそうなんですよ。 2人は「目には見えなかったが、確かに誰かと話をした」と言っています。 しかし、しばらくすると、2人しかいないことに気づき、話していた内容は全く思い出す事が出来なかったそうです。 さらにですね、フレアにもこんな体験があったんですよ。 彼は、ベンマックドゥーイ山のライリッヒ・グルーの山道を登りきった所で腰を下ろし、ラーチャー壁の絶壁を眺めていた。 すると、山の頂上から不気味な歌声が聞こえてくる様な、そんな感覚になったそうです。 実際にこの山では、6m近い巨体の短い灰色の毛に覆われた巨大な類人猿を目撃したと言う話もあるんですよ。 この巨人の正体は、ヒマラヤのイエティ同様の雪男説、心霊説等があげられています。 怪獣ハンターの異名を持つF・W・ホリディは、この巨人は「科学的説明」と「超自然的説明」の中間にあたるものだと曖昧な事を述べています。 |
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全員酔ってたんじゃね? |
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それを言っちゃあ、お終いですよ・・・。 |
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それにしても、何で奴が登場する度に、周囲に霧が立ち込めるんっすかねえ?マリックじゃあるまいし。 |
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6m近い巨体って話じゃからな・・・。 それ相応のすかしっ屁が予想されるってわけじゃよ。 |
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なるほど、屁ですか・・・。 |
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あるいは、大量の小便による湯気が・・・ |
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もういいわッ! |