> バラエティー > 魔界まる見え!ウェブ特捜部 > Article


[2004.09.01]
偽善まるだし!嵐の樹海清掃作戦



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

富士山はゴミのせいで世界遺産の指定を見送られた山。
その裾野に広がる青木ヶ原樹海もまた、環境破壊もなんのそのな観光客が捨てたゴミが凄まじいらしい。
そこで、アルピニスト野口健さんのスピリッツを継ぎ、我々が樹海の浄化に立ち上がった!(※このサイトは『超魔界帝国』です)




台風10号の影響で、朝から雨風が激しく最悪のゴミ拾い日和。
貸切状態のバスに揺られ、大雨洪水警報上等で現場に向かいます。




樹海の入口、鳴沢氷穴に到着。
本日は、ここを基点に周辺のゴミを回収していきます。




せっかく来たので、まずは氷穴に突入する事に。




なかなか探険ムードが漂っていて、いい感じです。寒いけど。




天井が低いのも何のその。どんどん奥へと進んでいきます。寒いけど。




宝物発見!小銭がしこたま散らばってるじゃあーりませんか。



ソレニシテモ、寒イ。

そりゃそーだ、半袖でこんな氷ん中うろついてるんですから。
笑顔もひきつりますって。



メガネもこうなるわけですよ。



さあ、満足したので、そろそろ清掃作戦を開始したいと思います。




氷穴の駐車場周辺のゴミをひたすら拾いまくります。




缶やペットボトルのゴミがやたらに多く散らばっております。




もちろん、ちゃんと分別して回収します。




こーいう窪みに、よくゴミが溜まっていたりします。




事前に、村役場にボランティア清掃を行うと宣言し、ゴミの処理を依頼してしまったので、出来るだけ沢山のゴミを集めねば、我々の面目がたたなくなってしまう。それだけは、何としても避けねばならない。




と、いうわけなので、さらなるゴミを求めて、樹海の奥へと進んでいきます。
この日に限っては、ゴミの集まりが宝の山に見えるくらいですよ。




中身がグロテスクな事になってるビンを発見。
エイリアンでも出てきそうな感じ・・・。




ご丁寧に、ゴミ箱ごと捨ててあるし。

ミイラ取りがミイラってかー。




骨みたいなもんまで発見しちまいましたよッ!

(※結局何だか判らず、捨てちゃったけど)




その後も遊歩道付近の目に付くゴミを片っ端から拾い、村役場に差し出せる程の量になったので、回収終了。




ワン公に案内され、徒歩で村役場に移動します。
雨風吹き荒ぶ中、ゴミを持って、3キロの道のりを・・・。




ナンテ素晴ラシイ天気ナンダ。アリガトヨ、オ天道様( ゜Д゜)、ぺッ 。




ようやく村役場に到着。




役員さんに「こんな日にゴミ拾ってきたの!?」と半ば呆れられつつ、大量のゴミ袋を渡し、これにて作戦完了。

結論:慣れない事をすると雨が降る。


我々が活動に出向いた数日後の8月5日に、青木ヶ原樹海で毎日新聞主催の清掃活動が行われたそうです。
180名もの参加者は雨の中、不法投棄された産業廃棄物と格闘したそうな。我々がやらなくても良かったんじゃ・・・。
この時、野口健さんはコンクリートの塊を運んでいる最中に腰を痛め、「自分がゴミになりそうだ」と名言を発しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人は、多分こんな記事も読んでいます。

Back number

Archives

News Headline

ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system