> バラエティー > 魔界まる見え!ウェブ特捜部 > Article


[2006.12.30]

ガッデム!酔狂ボロボロ忘年会



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年12月。今年も残すところあと僅か。
今の時期、巷で盛んに行われている事と言えば忘年会!
という訳で、昨年一昨年に引き続き、今回も2006年の締めとして、今年1年を振り返りつつ、忘年会を開催したいと思う!

多摩川で。

(場所変わっても結局河原かよ)

そして今年は、なんと「人が入れるお菓子の家」を作ります!

これまで色々やってきましたが、ついに手を出してしまったかという感が漂う血迷った無駄にメルヘンなこの企画!
果たして、少なくともそれっぽいものを作る事が出来るのか!?
しかも当日は性懲りも無くLIVE更新で、おまけに告知で初の試みとして一般読者の参加まで呼びかけてしまった後には引けない崖っぷち状態!何としてでもとにかくやり遂げねばならないのです!

そのダサい絵は何でござるか?

あ?どーみても家のイメージ画じゃろがボケ。

開催日前日は12月としては34年ぶりの大豪雨というハレ晴れ愉快な天候に見舞われ、開催地である河川敷のアッと驚く増水っぷりが懸念された訳ですが、幸い別にどうって事はありませんでした。
むしろ、低気圧が北にブッ飛んだ事によって忘年会開催日和な快晴に恵まれたのは何よりだったのですが、同時にいかんともしがたい強風の置き土産にも見舞われる事に相成りました。

でもラッキーな事に、先日行われた『探偵ファイル』のパイ投げオフに使われた会場のシートやら何やらがゴミ捨て場に捨てられてたので、これを流用して我々も忘年会会場を作りました。ハイエナかよ。
強風の為、油断しているとすぐブッ飛びますが。

会場の準備は整った!さあ、愚・読者共!どっからでも来やがれっ!

来る訳ねーじゃん。

材料のお菓子が少々不足した為、近所のスーパーへ買い出しに。
いい大人が真剣にお菓子を吟味して選びます。
吟味といっても選考基準は決して味ではなく、いかに貼り付けやすいものであるかどうかという、本来あってはならないものです。

スーパーから会場に戻ると、市役所の廃品処理チームが作業していますた。まさかのいきなり会場撤去のピンチ。

こーなりゃ実力行使じゃ!
血祭りにあげて、この場にいた己らを呪わせてやる!

まずは話し合いを試みろよッ!

その後ひともんちゃくありーの、結局会場を微妙に移転させる事になりました。やったぜ。

ワシちょっち大地に養分(ションベン)やりにいっから、お前コレちゃんと移転させとけや!

うへえ、いつも人使い荒いでござるなあ。

ザッザッザッ・・・

ジョボボボボ・・・

ボボボボボ・・・

!!?

あ、どーも。

・・・どーも。

あの・・・もしかして・・・大魔王閣下であらせられませんか?

フッ、いかにも、ワシこそが闇より来たりしコンキスタドールこと大魔王じゃが、貴様は一体何処の馬の骨じゃ?

やっぱり!僕、逆本です!逆本小太郎ですよ!
九州からチャリで上京してきた漫画家志望の!

おおっ!「アスニゲ」の奴かッ!何やってんの、こんなとこで!?

えー、いや、その、立ちションを・・・じゃなくて、閣下達に会いに来たんですよ!

マジで!?

半年間のメール交流を経て、
ついに大魔王軍×逆本小太郎、対面。


※事の経緯は過去ログ参照―――

■第0回■第1回■第2回■第3回■第4回

こんな会い方かよ・・・。

ところで、結局「アスニゲ」ってどーいう意味なんじゃ?

「明日へ逃げろ」っていう、出発時の僕の心情をそのまま略したものです。
僕の旅は、漫画家になるという夢への挑戦と言えば聞こえはいいけど、反転すれば現実からの「逃避行」という側面も有している事は決して否定出来ないので、そういう意味では割と今回の試みに即したタイトルかなと思ったものでして。

つもる話もそこそこに、時間も押していたので早速建設に取り掛かる事に。
まずは家の骨組み・・・というか全てと言っても過言ではないダンボールで形を作っていきます。
ちなみにこの時点で一般参加者は誰も来てません。

泣く子もPTAも黙る程のイカしたやつを作ったろーぜ、ヲイ!

いやあ、素晴らしい!実に素晴らしい!
こんな事を本当にやるだなんて!これぞ帝国ですね!

逃げるなら今のうちですヨ?

と、この頃から、LIVE更新を観覧していた読者から、「期待していた家のサイズじゃねえ」「犬小屋かよ」「ダイワハウスですか」「予算ケチんな」等といった、作り手の心知らずな不満の声がブーブーと寄せられる様に。

確かに犬小屋だな。

風で飛んだし。

大変でござる大魔王さん!
読者からブログに不満のコメントが続々と寄せられているでござるよ!しかも、ダイワハウスのくだりまでネタバレしてるっ!

ああん!?見てるだけのくせして言いたい事言いやがって!
読者だからって調子こいてんじゃねーぞクソが!

ちゃんと人が入れてるだろーがッ!!!

体育座りがやっとだけどなっ!うわあっ!

こんな格好のまま携帯でブログを更新していた為、やっぱりぶっ倒れるニシナギ。

大丈夫ですかー!?(笑)

ドアが開かないッ!助けてッ!動けないッ!

あっ、ニシナギさん、不意に「ドア」って口走ってるじゃないですか!
やっぱりこれは「家」に成り得ているんですよ!

いよいよお菓子の家建設の真髄、ダンボールの周りにお菓子のデコレーションを施していきます!

こっきゃらが正念場だきゃらにゃ。(バリバリッ)
抜かるにゃよ貴様りゃ。(ボリボリッ)

食ってんなよっ!

お菓子っつっても、ベースの外壁は主に食パンを爪楊枝でぶっ刺したもので埋め尽す訳ですが。

朝食何日分だろう・・・。
ところで閣下は、この企画を考えられた時はノロ・ウイルスとかについては心配されなかったのですか?

何じゃノロ・ウイルスって?

(こ、コイツ・・・!)

えー、ここらでサラッと、今年の帝国をダイジェストGIFで振り返ってみましょう!

以上、
酷いってレベルじゃねー1年でした。

地道な貼り付け作業をコツコツとこなしていきます。
屋根部分はニシナギがやたら大量に購入してきた海老煎餅を、ジャムやピーナッツバターをセメント代わりにして接着。

こんな感じのガウディなノリで、強風にいろいろ物が飛ばされては回収の繰り返しで作業は度々中断しましたが、食欲を抑えつつ、色々なアイディアを出しあって試行錯誤の末、ついに・・・

お菓子の家っぽいものが完成しました!


ヘンゼルとグレーテルもガッカリなスケールではありますが。

屋根の海老煎餅にのっけた綿菓子が、はからずも雪っぽさを演出する事に成功している様な失敗している様な。
側壁を埋めた食パンの周りは、うまい棒やチョコバーで縁取り、さらにマーブルチョコを捻じ込んで無理して賑やかさを出しております。

普通の日常では有り得ない経験に、逆本さんもご満悦。

凄いです!結構お菓子の家っぽいじゃないですか!
東京に来て初めての思い出です!これは忘れられません!
さすが帝国!ここまでするサイトは他には無いですよ!

そうじゃろう、そうじゃろう!ガハハハ!

普通はこんな事思いついても理性が歯止めをかけるもんですからね。

じゃ、家の中に入れニシナギ。

また拙者がでござるか!?もう勘弁して欲しいでござるなあ・・・。

じゃかあしい!入れや!

う~、なんか甘ったるい匂いが充満してるでござる~。

よし、では行くぞ!

え?行くって何処へ行くんですか?

もちろん、このイカしたスイートホームを愚民共に見せつける為に、街へ繰り出すんじゃよ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人は、多分こんな記事も読んでいます。

Back number

Archives

News Headline

ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system