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珍スポットの宝庫である栃木県の那須高原でも、特に謎多き存在なのが「創作仮面館」だ。
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その名の通り、館主が廃材などで創作したオリジナルの仮面(総数2万点以上)が展示された施設なのだが、
場所がとても分かりにくく、優雅な別荘地の雑木林に隠されるようにある(まるでステルス迷彩)。
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道路から目を凝らして探すと、生い茂った草木の中にかろうじて、
無数の仮面でびっしり覆われた異様な建物が垣間見える。
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どれも一点物らしい仮面は実に様々なデザインで、全体的に南方の土着信仰っぽい雰囲気。
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また、それらに混じり、何気に空き缶製のロボットのような奴までいて、未知の古代文明の遺跡のようでもある。
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見た目だけでも十分なインパクトだが、建物内部も大量の仮面が連なる異空間となっており、
基本は年中休館ながら、“土曜の昼間に運が良ければ開いている”という、都市伝説に近い営業状態だった。
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館主についても長年謎に包まれていたが、
近年は「ストレンジナイト」と名乗るマスクマンの姿でメディアにも露出した。
しかし残念ながら、同氏は2018年に闘病の末、他界。
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この素晴らしいカオスが今後どうなるのか、気になるところである。
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