どうも、最近NHKが超常現象モノの番組に力を入れている感じなので、今後もデング熱に気をつけてUFO・UMA・幽霊まみれのマニアックでいかがわしい内容の番組作りを頑張ってほしいと思っているオカルト・テレビっ子の風谷葵です。この調子でまさかの受信料値下げというパラノーマル・アクティビティにも期待したいものです。 ここでは、日々いろんな所からよせ集めたオカルティックなニュースを、 私独自の素晴らしい見解を交えつつお伝えしちゃいますよ~。
先日、切り裂きジャックの正体がDNA鑑定により判明か?といった新説を告げるニュースが話題になりましたが、 第二次世界大戦中のチェコスロバキアでは、バネ足ジャック(スプリンガルド)を思わせる都市伝説的ヒーローの存在が噂されていたみたいなんです。 その名もプラハのスプリングマン(またはスプリンガー)「Perak(ペラ)」。 この怪人はドイツ占領下であったプラハの町のほとんどの地区に現れ、 赤く目が光る奇妙なマスクを被った姿をし、持ち前の超能力的なジャンプでナチスドイツと戦ったとされているらしく、 一部ではアメリカのウェストバージニア州ポイントプレザントに現れた蛾人間モスマンや、イリノイ州マツーンの毒ガス怪人マッドガッサーとの関連性も指摘されているそうです。 スプリングマンの存在については、歴史家カルム・マクドナルドとジャン・カプランによる著書 『プラハのスワスティカの影:ドイツ占領史1939-1945』という本にも 「スプリンガーは路地の影から飛躍し人々を驚愕させ、 いくつかの目撃証言によると、彼は列車を跳び越えたという話もある」 という風に書かれているそうです。 さらに、空中を飛んでヴルタヴァ川渓谷の最も広いポイントを跳び越えたとか、 町中のあちこちの普通の人間には届きそうもない場所に、反ファシズムの落書きを描いたともされているそうです。 こうした噂が徐々に広まるにつれ、スプリングマンはチェコの反ナチス・レジスタンス組織メンバーのシンボル的存在となり、 また実際、当時のドイツの戦争兵器の工場労働者の人々などは、 夜道で謎の怪人に出くわす事を恐れて夜勤を嫌がるようになり、軍需品の生産が遅延したという影響も与えたそうです。
ところで、このスプリングマンの存在については、ナチスの侵略行為に対するチェコの人々の恐怖と憤りの表れであり、 集団的な想像力の産物として、多くのエピソードがフィクションであると考えられているそうですが、 一方で彼は実在の人物であり、恐らくは愛国者のアーティストやサーカスの曲芸師、 イギリスの落下傘兵が正体だったのではないか?という見解もあるみたいです。
・・・あえて切り裂きジャックではなくバネ足ジャックっぽい奴をネタにするあたり、 このサイトのひねくれっぷりを感じていただけるかと思いますが、なかなか中二心をくすぐるキャラクターですよね? 見た目はヒーローというか、明らかに子供が泣き叫ぶ変質者ですが。 Sorce 【observationdeck.io9.com / etc】
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